「オードリー春日の知らない街で自腹せんべろ」

春日俊彰「狛江がそうなの…?」狛江駅周辺を散策中に“連発”する奇跡的な出会いに困惑<じばせん>

2025.06.14 12:00
「オードリー春日の知らない街で自腹せんべろ」

BSテレ東にて、毎週土曜夜10時から放送の「オードリー春日の知らない街で自腹せんべろ」通称“じばせん”。超節約家のオードリー・春日俊彰がタイトルの通り、知らない街を散策し、自腹で最高の一杯を楽しむ。6月7日の放送は、小田急小田原線「狛江駅」周辺。奇跡的な出会いに恵まれたロケ運ある1日となった。

絵手紙発祥の地に興味津々

狛江駅から歩みを進め、カメラに向かってくる春日。いつもの掛け声とは異なり「ちょっとだけお待たせしましたね」と言いながらロケが開始となった。狛江自体は知っているものの、降り立ったのは初めてだという。ハリセンボン・近藤春菜の地元だと言い、以前聞いた安田美沙子の双子話もあるとこぼす春日。狛江に関する情報量の多さに、スタッフも驚かされていた。

狛江は“絵手紙”発祥の地らしく、なにやら気になるようすの春日。あてもなく散策を始めると、いろんな店が見えてきた。最初に立ち寄ったのは、飲食店ではなく花屋。すっかりBSらしさが板についているようだ。収録日が5月11日「母の日」であったため、寄り道することに。

母の日の話題になり、毎年贈り物をしていると意外な律儀さを明かす春日。しかしある年、ネット詐欺に遭って母の日に贈り物ができなかったと明かした。ちょっと苦い思い出話に花を咲かせたところで、花屋の店主から絵手紙について情報を入手。絵手紙の調査を開始する。

続いて立ち寄ったメガネ屋さんで絵手紙に関する調査をおこなうと、絵手紙作家の小池邦夫さんが第一人者ということが判明。古くは江戸時代からもあった文化であること、さらに「絵葉書は絵や写真が印刷された誰宛てでも差し出せるもの」「絵手紙は相手を想って自分の言葉と絵を手描きして1人のために送るもの」といった違いについても教えてもらった。

ようやく本題のじばせん店探しへ

ようやくじばせん店探しを始めると、すぐにシブパク(渋くてインパクトがある)な立ち飲み屋さんを発見した春日。「失敬失敬…」といつもの調子でメニューを確認するため店内へ。するとそこには「ポルノスター」や「青い春」などを手掛けた映画監督・豊田利晃の姿が。偶然の出会いに驚きつつも、一旦保留にして次なる店を探しに向かう。

その後も「安」なやきとり屋さんや、平日限定の幸福時間でビール1杯29円という極安居酒屋もチェック。さらにうなぎ屋さんを見つけると、コンビニでお酒を購入してうなぎ屋さんの煙で飲むというパワープレイも候補に挙がってくる。春日の倹約伝説としてよく知られる技だが、なかなか渋すぎる絵面になりそうだ。ちなみに一応「煙をいただくことは可能か」とお店の人に聞いてみると、「かおりは無料です」と快諾してくれた。

他にも店がないかと散策していると、スタッフが1人の男性に声をかける。これまた偶然通りかかった「水曜日のダウンタウン」「有吉クイズ」などを担当している構成作家・矢野了平に遭遇したのだ。なんでも近くの銭湯帰りだという。

矢野からおすすめの銭湯「狛江湯」の話を聞いて探してみると、同店が飲み屋さんもある銭湯ということがわかる。顔出し確認をすると、狛江湯を建築した建築家・長坂常がたまたま来訪中だった。挨拶を交わしつつ、あまりにも重なる偶然の出会いに「ロケ運すごいスね」とスタッフから飛び出す始末。さすがの春日も「狛江がそうなの…?こんなことあんまないぜ」と困惑した様子だ。

じばせん候補が出揃ったところで、今回春日が選んだじばせん店は「狛江湯」。「帰ってまいりました」と春日が伝えると、「お早いお帰りで」とすかさず店員さんが返してくれる。狛江湯をじばせんに選んだ理由を聞かれると、“シャリキン”に心惹かれたとのこと。

シャリキンとは「キンミヤ焼酎」を凍らせてシャーベット状にしたメニュー。銭湯ということで、温まった体に嬉しいキンキンの飲み物が用意されていたのだろう。春日が注文したのはシャリキン杏仁サワー550円とじゃがバター300円、温泉卵100円…シメて合計950円となる。

じゃがいもをひと口食べて「ソーセージみたいな味する!」とその旨みに驚いたあとは、温泉卵と合わせてみる作戦に。とろっとろの温泉卵を潜らせたじゃがバターの味に、「んふふふふ」と何とも言えない笑い声が漏れた春日。「うまいのはわかってたけど、想像以上にうまい」「驚異のシンクロ率よコレ。とんでもなく合うね」と大絶賛が止まらない。スタッフがシンクロ率を聞くと、5000%という答えるほどの組み合わせだったようだ。

「絶対にやらないけど…自腹だからね。ひと口食べてもらいたいもんね。…自腹だから絶対にやらないけど!」など、美味しい組み合わせだったことよりも「自腹だから絶対やらない」を強調する春日。最後までキンキンに冷えたお酒を飲み干し、本日のじばせんは終了となった。

偶然の出会いも、料理の組み合わせも見つかった神回

なんといってもさまざまな出会いに恵まれた今回。映画監督、構成作家、建築家など、偶然とは思えないほど多くの著名人とすれ違った。さらに面白いのは、それでもブレずに「興味と価格」という軸を探求し続ける春日の姿勢だ。

相方のオードリー・若林正恭とともに見に行ったという映画「ポルノスター」は、千原ジュニアが主演の作品。その監督ということであれば縁を大事にして一緒に飲みたくなるのが人情だが、春日が見るのはあくまで「自腹でお得に楽しめるかどうか」のみ。番組としての軸を大切にしている…というと少し美談っぽい言い方になるものの、春日らしい選択に思わず笑ってしまう。

エンディングでは、奇跡的な出会いを振り返りつつ「春菜くんに会えなかったのは残念」ともらす。だが「まだまだ色々と奥が深そうな街なんで…」と言いながら、いつもの“BSらしい締め”で古墳を探しに街に消えていくのだった。

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