ダイアン津田とアンジャ渡部が“結婚”を本音で語る。渡部は結婚発表時の舞台裏を告白「かつては応援されていたので…(笑)」

過酷な婚前合宿サバイバル「ウェディングウォーズ」(毎週火曜夜9:00-10:00　ABEMA SPECIALチャンネル、全8話)で、MCを務めるダイアン津田篤宏と、ナレーションを務めるアンジャッシュ渡部建が、男だけで番組や結婚について語り合う特別企画「女性には言えない・・・俺たちのウェディングウォーズ！」が公開中。収録を終えた2人に本音を聞いた。

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「語ってみて、言えないことが多い二人だなって(笑)」

――今回「ウェディングウォーズ」や結婚に関して、改めて男同士で話してみていかがだったでしょうか？

渡部：はい…あの、2人そろって適任ではないな、と(笑)。

津田：(笑)。いやいや、僕は適任ですよ。そっちに引きずり込まないでくださいよ。

渡部：せめて僕が居るなら、もう片方はもっとちゃんとしないと。同じ方向性の2人なので。

津田：どこが同じ方向性なんすか！　僕はベストファーザー賞を狙ってるんですから。

渡部：(笑)。まあ、本当に勉強になりますね。

津田：そうですね、勉強になりますね。本当にいろいろと。

――津田さんは、鈴木えみさんや森香澄さんがいない状態で、結婚についてお話しするのはどうでしたか？

津田：そうですね、2人が居るとやっぱり、本音の本音までは喋れてなかったから。渡部さんの前では、ちょっとさらけ出しすぎちゃったかもしれないです。あの2人が良いストッパーやったんやなと思いましたね。

――津田さんと渡部さんで、共感し合えた部分は？

渡部：共感というか…言えないことが多い2人だなって(笑)。もちろん僕もそうですけど、渡部がいるなら、横にはちゃんと語れる人がいてほしかった。結局ね、大と小みたいなもんじゃないですか。

津田：誰が大と小ですか！

渡部：同じ方向性の2人だったのでね。

――本編でも男性参加者だけで集まった時と、女性参加者だけで集まった時の雰囲気が違っていて。男性陣は比較的仲間意識というか、友達みたいな感じで話し合っていたり。

渡部：(笑)。僕はちょっと被害者の会に見えましたけどね。

津田：確かにね。

渡部：男って基本的にパートナーの不満を言わないですよね。女性はどちらかというと、盛り上がりやすいですけれど。

津田：共感して欲しいという感じなんかな。

――女性陣は全部共有している怖さみたいなものもありましたね。

津田：そうなんですよ、結局全部知ってるやんみたいな。男って意外と芯の芯までは言わないところがありますけど、女性って全部言っちゃうんやなっていう。

自分たちの奥さん同士もご飯行ったりしているとき、意外とこういうことを喋っているのかなみたいにも、想像できて。

――お二人の気になった参加者は？

津田：今回、サユリさんが女性陣に一石を投じるんですけど、言いにくいこともズバズバ言っていくのが、本当にすごい人やなと思いました。どこの場でもこういう人って居るじゃないですか。それをリアルに見られました。

渡部：さやか＆ハトミのカップルは互いの辛さが本当に前面に出ていて。どちらのせいでもない辛さがあって…。だから、仮にこの2人がうまくいくんだったら、見ている視聴者もすごく幸せ度が高いでしょうね。

今回、8カップルが参加しているじゃないですか。もっと色々なカップルを見たくなりますよね。参加者カップルに起きていることは、見ている人にも「これ、あるある」と共感できることが多いので、色々なパターンを見たいなと思いましたね。

津田と渡部の結婚秘話

――8組とも様々な悩みを抱えていますが、お2人が結婚する前に、1番障害となったことはなんでしたか？

津田：僕はやっぱり金銭面ですね。勢いで結婚しちゃったはいいが、果たしてこの芸人という仕事をずっと続けられるかどうかも分からんぐらいのレベルの人間やったんで。ただ結婚してすぐM-1行けたんですよ。

渡部：おお！

津田：それで結婚して良かったなって思えましたね。もしかして結婚したから運気も変わったんかなとも思いましたし。結婚が無かったら、果たしてどうやったんかなっていうのはありますね。

――収入面の不安がありながらも結婚に踏み切った理由はなんだったのでしょうか？

津田：それは同棲しているときに、これは結婚生活と何が違うんかなって思うようになって。この人以外と結婚する事ができるのかな、っていう思いがふわっと湧いた時に「結婚しよう」と言いました。

渡部：大丈夫？　文字になって世に出るけど大丈夫ね？

津田：(笑)。大丈夫ってなんですか！ 結婚したのは事実ですから！

渡部：この人しかおらん、それは今も変わらず？

津田：そう！ 20年結婚してるんですから。

――渡部さんの場合はどうでしたか？

渡部：僕らの場合は、ちょっと特殊なので。どこの番組で発表しようかとか、誰にまずどういう順番で言うかなどの問題がありました。結局「行列ができる相談所」が結婚発表のために生放送をやってくれたんです。

津田：ああ！そうやった。

渡部：当日も、かん口令が敷かれていたので、東野(幸治)さんも宮迫(博之)さんも、後藤(輝基)も「なんで今日生放送なの？」って、内容を知らされずに急に日曜日の夜に呼び出されて。その状態で「実は渡部、結婚です」と発表しました。

皆さん薄々は感じてらっしゃっただろうけども、先輩達に多大なるご迷惑とお手間を取らせてしまいました。それが障害ではないですけど、特殊な状況だったかなと思いますね。

――ひっそり結婚を発表したかったという思いはあったんですか？

渡部：いや、それはさすがに、この世界で2人とも散々お世話になっていますし、世間様にも、あの…かつてはちょっと応援されていたので(笑)、さすがに報告しないと、と。

かつてですよ、今じゃないですよ。“かつては”ちょっと応援されていたので。

津田：そんなことないですよ。今も僕だけは応援してますよ。

渡部：なんで「僕だけは」なんだよ。もうちょっといるわ。

――では、あえて男性視聴者だけに向けて、「ウェディングウォーズ」の見どころをお願いします

渡部：カップルで見ないで、男だけで集まって見るのをオススメしたいですね。もうギャーギャー言いながら。我々もちょっと思うところはあるんですよ。でも、それって言えないじゃないですか、女性が居ると。スタジオでも絶対言えないでしょう？

津田：言えないっすよ！

渡部：だから男だけで集まって「ウェディングウォーズ」を酒飲みながら、ガンガン出演者の気になることを言うみたいな会は、僕は楽しいと思いますね。

津田：めっちゃわかるわ～良いっすね！ 確かにスタジオでコメントしていると、「あ、2人(鈴木・森)が怒ってる…いらん事いった…」とか、思ってしまうんですよ。男だけで集まって、もう一回撮り直して欲しい(笑)。