

ミーハー×貧乏=私『オズワルド伊藤、奢ってでも聞きたい話』/テレビお久しぶり#156

長らくテレビを見ていなかったライター・城戸さんが、TVerで見た番組を独特な視点で語る連載です。今回は『オズワルド伊藤、奢ってでも聞きたい話』(テレ東)をチョイス。
ミーハー×貧乏=私『オズワルド伊藤、奢ってでも聞きたい話』
オズワルド伊藤が事前にSNSで「最近ツイてない話を教えてくれたら、お酒奢ります」と告知し、集まった一般人全員と飲みに行くという豪快な番組、『オズワルド伊藤、奢ってでも聞きたい話』。舞台は高円寺、伊藤の予算は9万円。酒飲みの集まる街でこの企画の予算が9万円って足りるのか、そもそも高円寺って広くないし、1000人集まってパニックが起きてしまうのではないか、など、どちらかといえば心配をする目的で再生した。
結果的に、集まった人数は30人前後であった(その中には、キングオブコント決勝に出場経験もあるコンビ、そいつどいつの市川刺身も含まれる)ようで、1000人集まることを心配するのはやりすぎだったが、大人数には違いない。身体の底からミーハーである私からすれば、私のような人間が本当に1000人集まっても不思議ではなかったけどね。
まず、夜の高円寺をフラフラ歩く空気感がたまらない。伊藤が高円寺に到着し、ロケバスを降りて、話しかけてくる人を最初に待ったのが「なんでそこなんだよ」という場所だったりするのも含めて、高円寺でよく遊んでいた私からすると楽しいものだ。1軒目はロッキーカナイに入るというのも、いかにも。私も22歳くらいのとき、よく飲みに行っていた。阿佐ヶ谷LOFTで一丁前にイベントを開催した際、本番の直前に他の演者と緊張しながら酒を飲んだのもロッキーカナイである。それにしても、阿佐ヶ谷でイベントなのに、どうして高円寺に?
オズワルド伊藤は、最終的に集まった30人ほどを引き連れ、そのうちの1人に勧められた『まつり太鼓』という居酒屋へ向かう。ほとんど貸切状態の店内で乾杯をし、そこから普通に飲み会が始まるのがスゴイと思った。「ツイてない話を聞く」という企画の趣旨を一応守りつつも、ただ、飲み会が行われている。伊藤が不在の卓でも、みな楽しそうに飲んでいるのだ。滞在時間はなんと3時間。見知った面子より、知らない人との飲み会のほうが好きな出会い厨の私からすれば、うらやましいばかり。しかもオズワルド伊藤という有名人が時たま卓に来てくれるのだ。タダでね。
私も高円寺で同じことをしてみようか。その場合は、「ツイてない話を聞くので、奢ってください」となってしまうだろう。私はまったく金がない。貧乏なミーハー。ツイてなくて金がないのであればまだしも、ほとんど100%の自己責任によって貧しいのだから救いようがありません。
■文/城戸
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