松田元太“人見”が小日向文世“里井”のために奮闘した姿に「ミッションが重大」「対応力すごい！」と反響＜人事の人見＞

2025.06.11 18:01

松田元太が主演を務めるドラマ「人事の人見」(毎週火曜夜9:00-9:54、フジテレビ系／FOD・TVerにて配信)。6月10日に放送された第10話では、人見(松田)が里井(小日向文世)のために奮闘した姿に多くの声が上がり、SNSが盛り上がった。(以下、ネタバレを含みます)

「人事の人見」とは

同作は、“人事部”に焦点を当てた痛快オフィスエンターテインメント。古い熱血体質の残る大企業を舞台に、おバカでピュアすぎる主人公・人見廉(ひとみ・れん)と、会社を変えたいと願いながら日々奮闘するヒロイン・真野直己(まの・なおみ)が、個性豊かな人事部の面々と共に会社の中で巻き起こる社員のさまざまな問題と向き合いながら、「現代人の悩み」に立ち向かっていく。

“人が好き”な人見は、既成概念や世間の評価にとらわれず、ただ目の前の人に向き合って、本質を見抜く。知識や常識は皆無に等しいが、型にはまらない行動が、がんじがらめになった現代人のストレスや凝り固まった考えを解きほぐしていく。

日の出鉛筆に“人事のエキスパート”として入ってきた人見廉をTravis Japanの松田、日の出鉛筆の人事部に配属されて3年の女性社員・真野直己を前田敦子、人事部長・平田美和を鈴木保奈美、社内事情にやたら詳しい人事部の研修担当・堀愛美を松本まりか、人事部で人見を観察する若手社員・森谷詩織を桜井日奈子が演じる。

また、人事部で出世欲が著しい社員・須永圭介に新納慎也、韓国と日本のハーフで人事部の採用担当ミン・ウジンにヘイテツ、人見を抜てきした常務取締役・里井嘉久に小日向、社長の小笠原治に小野武彦が扮(ふん)する。

社長・小笠原の発言がネットで炎上、里井は小笠原に物申すが…

「日の出鉛筆」社長の小笠原は、地元商工会の講演で「我々の時代はサービス残業も休日返上も当たり前だった！今の社員たちは自己犠牲の精神がわかってない！」と発言。このときの動画がSNS上で拡散され、大炎上してしまう。

そんな中、屋上でしばらく物思いにふけっていた小笠原が中へ戻ろうとすると、出入り口に鍵をかけられてしまい、締め出される。同じく屋上のベンチで休んでいた人見も、助けを呼ぶ小笠原の声に驚いて飛び上がり、2人は助けを待つことに。

その間に少しだけ距離を縮めた2人。小笠原は「社員が何を考えているのかわからない」と愚痴をこぼし、人見は「社長の前で社員は本音を言わない。正体を隠してこっそりみんなの話を聞けば良いのでは？」と助言する。

分かり合えたかのように思えた2人だが、翌日清掃スタッフに変装した小笠原は「我が社に蔓延る悪を成敗してくれる！」と張り切り、自分と同じ方向を向いていない社員を見つけ出そうとしていた。

一方、小笠原の炎上動画は、社内でも動揺が広がっていた。常務の里井は、小笠原に「全社ミーティングで社長自身が社員に説明するべき」と進言。ところが小笠原は、用意された全社ミーティングの場に姿を見せなかった。

落胆した里井が再び小笠原のもとへ行き、「考えを改めてください。そうでなければ社長を退くべきです」と告げると、激怒した小笠原は里井にクビを言い渡す。

里井には、かつて会社の古い体質を変えるために社長に物申して辞めることになった同僚から託された思いがあった。そのことを知った人見はやりきれない思いを抱える。

そして人事部一同は、里井常務の解任を阻止するために動き出すのだった。

ミッション中の人見がピンチを回避する姿に「対応力すごい！」の声

人事部一同で案を考えている中、小笠原の家には「社長の自宅に眠る秘宝」と呼ばれる宝物があり、それが人に渡ると社長自身が破滅してしまうといううそか本当かわからない話をし始める相沢(前田友里子)。

すると堀が「本当にあるかも」と切り出し、「(社長宅にある)ヤバい物が世に出たら終わりだろうって」と自身が秘書時代に聞いた話を明かす。

そんな中、たまたま社長宅に招待されており、今度行く予定だという人見は「ヤバい物」を盗むというミッションを与えられる。

里井常務のためにと社長宅でミッションに挑んだ人見が、社員の一人から怪しまれ、ピンチを回避したシーンに「ミッションが重大すぎる」「人見くんがんばれ〜!!」「大ピンチ」「とんでも展開」「相変わらず口が上手いなぁ」「人見くんナイスw」「人見くんまじでおもしろい」「人見くん対応力がすごい」などの声が上がり、SNSが盛り上がった。

また、番組ラストでは人見が代表取締役社長に就任し、「マジで!?」「いきなり社長！」「人見くん大出世だぁ！」といった驚きの声も上がった第10話。「日の出鉛筆」の今後はどうなるのか。最終回が楽しみだ。

◆文＝奥村百恵