

筋肉芸人・青木マッチョがカリンバ奏者Misaとコラボ「カリンバの音色で筋肉も回復する」
YouTubeのチャンネル登録者数は18万人以上、演奏動画総再生数は3800万回超を誇るカリンバ奏者Misaが、カリンバの入門書「とってもやさしいカリンバ入門」(Gakken)を6月5日に発売。それを記念して、昨年SNSに投稿したカリンバ演奏動画が大バズリした筋肉芸人の青木マッチョとの、カリンバコラボ演奏動画が公開された。今回、カリンバで人生が変わったと言える2人に、カリンバの魅力など話を聞いた。
──まずは、“親指ピアノ”とも言われるアフリカの民族楽器・カリンバとの出会いから改めて教えてください。
Misa 始めたのは、2019年の11月。たまたま通勤中の電車で観ていたYouTubeでカリンバ演奏の動画が流れてきたのがきっかけでした。カリンバという楽器自体、その動画で初めて知ったんですけど、その日の夜にはAmazonで注文。当時、日本人でカリンバ演奏動画を投稿している方が少なかったので、自分が広めていきたい!という気持ちもあって、翌日届いたカリンバの開封動画を撮影して、YouTubeの投稿を始めました。
青木 今改めて聞いてびっくりしたんですけど、自分も確か始めたのは2019年くらいだったんですよね。同じ時期に始めたのに、こんなに技術に差が出るなんて、正直ちょっと恥ずかしくなりました(笑)。僕も、最初は海外の方の演奏動画だったと思います。カリンバを手に入れたときにはすでにMisaさんの動画があったんですよね。Misaさんの動画を見て、練習していたので、僕にとってはまさに先生!という感じです。
──筋肉芸人の青木さんが小さなカリンバを演奏している姿はかなりインパクトがありました。Misaさんもバズっていた動画を観ていたそうですね。
Misa 青木さんが「いつも何度でも」を弾いている動画ですよね。Xで流れてきて「すごい」と思ったのを覚えています。筋肉ムキムキの人が小さいカリンバを弾いているというギャップ。それでバズるのがうらやましいなと思って(笑)。
青木 いや、そうなんですよ。あの動画、Misaさんには見られたくないなと思っていたんです。やっぱりMisaさんは、ちゃんと真面目にきれいな映像でカリンバの素敵な音色を奏でているじゃないですか。こっちはもう本当にその絵づらだけでバズっちゃったんで、申し訳ないなと!
Misa でも私も背景とか、たくさんの方に観てもらえるようにいろいろ考えたりしていますから、そこは同じかなって。
青木 でも、その体型とのギャップはずるいな、みたいな?
Misa 正直ちょっとずるいなとは思いましたね。
青木 ほら! 絶対そう思われるだろうなって(笑)。
──青木さん的には、そのカリンバ演奏動画を「バズらせよう」みたいな思惑があったのでしょうか。
青木 いや、これ上げたら面白いかな、みたいな感じでした。「ラヴィット!」に初めて出る日の前日の夜に投稿したんですけど、番組を観て気になった人が“青木マッチョ”と調べたときに、カリンバを演奏している動画があったら「何やってんだ、こいつ」みたいな感じでウケるかなと。たしか、夜9時ごろだったんですよね。そのあと2時間くらいで何万いいね、になって。「あれ、ちょっと待って。そんなつもりじゃなかったんだけど!」という感じでした。そのまま「ラヴィット!」に出たから、「カリンバの人じゃん」になっちゃって。完全に誤算でした(笑)。
──カリンバつながりのお2人が今回、Misaさんのカリンバ本「とってもやさしいカリンバ入門」の出版にあわせて、二重奏のコラボ演奏動画を公開。この取材の前に撮影されたそうですね。
青木 自分的にMisaさんは雲の上みたいな存在だと思っていたんで、こういう機会があるなんてびっくりです。でも、いつかはちゃんとお会いして謝りたいなという気持ちもあったので、お会いできてよかったです。同じカリンバですけど、自分は変化球みたいな感じでバズっちゃったんで!
Misa 青木さんはテレビで見た印象のままでした。謙虚で穏やか。一緒に演奏できてうれしかったです。
青木 今回一緒に演奏した曲はMisaさんのアレンジだったんですけど、非常に弾きやすかったですね。二重奏でめっちゃ気持ちよくなるようなアレンジにしてくださったのかな。すごく楽しかったです。
Misa ピアノだと右手がメロディーで左手が伴奏って決まっていますけど、カリンバはそこがバラバラ。初めはちょっと混乱するところもあると思うんですけど、慣れてくると意外とすらすら弾けるようになるんですよね。
青木 その慣れがめっちゃ大事なんですよね。慣れるためにも、今回Misaさんが出す入門書がすごく助けになるんじゃないかなと思います。
Misa 自分が始めたときは基礎の基礎みたいな本しかなかったんです。それもあって、今回の本には私が初心者のときにあったらよかったなと思うことを詰め込みました。初めてカリンバを触る人にも取り組んでもらいやすいように、楽譜が読めなくても、これがあれば演奏ができるような分かりやすいガイドになっていると思います。
──Misaさんはもちろんですが、今は青木さんのカリンバ演奏動画を観て「カリンバを始めました」という声も多いそうですね。
青木 そうなんですよ。まさか自分をきっかけにカリンバを始める人がいるなんて! 「カリンバにサインをください」と言われることもあって。自分の想像以上に「カリンバの人」になっています。そうやって知ってもらえるのはうれしいことですけど、逆に先生みたいになっちゃうのは恐れ多いなと。自分に教わるなら、絶対今回のMisaさんの入門書を使った方がいいですから。
──青木さんにとって、カリンバってどんな存在ですか。
青木 カリンバのおかげで自分がある、みたいな感覚ですよね。あのバズりがあったからこそ芸人としても勢いがついたんで。周りの芸人仲間とか先輩からは、見た目的にも面白いから「一番いい楽器選んだな」と言われます。自分はほかにもいろいろと楽器を演奏できるんですけど、TV番組でオファーがくるのはカリンバばかり。カリンバさまさまだなと思います。
──青木さんのXの固定ポストも猫カフェでカリンバを演奏している動画ですよね。
青木 弾いていたら、なぜか猫が集まってくるという不思議な現象が起きたんですよ。理由は分からないですけど。
Misa カリンバの音色が猫にとって心地いいのかもしれないですね。私も猫の近くで演奏をしてみたことがあるのですが、リラックスして聴いてくれているようでした。
青木 でも、家で飼っている猫は全く反応しないんですよ。猫がみんなそうかと言えばそうじゃないみたいです(笑)。
──ちなみに筋トレ中にカリンバで気分転換、みたいなこともあるんですか。
青木 筋トレ中は力が入っちゃうから指がプルプルして弾けないんですけど、クリスタルジムでパーソナルトレーナーをやるときは、休憩中に弾いたり。ただぼーっと5分休憩するよりも、カリンバの音色を聞いた方が筋肉も回復すると思うので!
──では、最後に今後カリンバを通して挑戦したいことを教えてください。
Misa これまではYouTubeの投稿だけでしたが、一昨年くらいに初めて人前で演奏する機会をいただいたので、今後はそういった演奏会も開催していきたいなと考えています。少しずつ会場の規模も大きくしていきたいです。
青木 せっかく「カリンバの人」で注目してもらっているので、カリンバの技術をもっとあげたいというのはもちろんなんですけど、速弾きとか鍵盤が2段になっているカリンバとか。そういう発展形のものにも挑戦したいなと。またそれでバズりたいです!
青木マッチョ1995年7月31日生まれ、愛知県出身。B型。吉本興業所属。2022年4月、お笑いトリオ「かけおち」を結成。現在は赤木細マッチョとコンビで活動する。X https://x.com/aoki_NomachoInstagram https://www.instagram.com/aoki_no_macho/YouTube https://www.youtube.com/@aoki_No_macho
Misaカリンバ奏者。YouTubeの動画で知ったカリンバの音色に魅了され、独学にてカリンバをはじめる。同時にYouTubeチャンネルを開設し、人気ソングをカバー演奏する動画を定期的にアップロード。演奏だけでなく、自身でカリンバ用に編曲した楽譜を公開するなどして、国内外にカリンバの魅力を広めている。YouTube https://www.youtube.com/@misa_kalimba
Misa✕青木マッチョコラボ動画(11月30日まで限定公開)https://www.youtube.com/watch?v=BL5rE8zdg4I
取材・文/吉田光枝
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