三浦春馬さん“広斗”の真っすぐな瞳が眩しい…「ラスト・シンデレラ」のド直球プロポーズ

2025.05.31 13:30

篠原涼子が主演を務めた2013年のドラマ「ラスト・シンデレラ」(フジテレビ系)が現在、FODとTVerで順次無料配信中だ。恋に不器用な39歳・桜(篠原)と恋に落ちる年下イケメン・広斗を演じたのは、2020年に急逝した三浦春馬さん。5月31日まで無料配信中の第9話では、広斗が桜に真っすぐな思いを伝え、プロポーズ。視聴者からも感動の声が上がっている。(以下、第9話までのネタバレがあります)

年齢差を飛び越え、桜＆広斗がカップルに

「ラスト・シンデレラ」は、恋に不器用な独身・彼氏ナシの39歳・桜が15歳年下のイケメンBMXライダー・広斗との出会いをきっかけにもう一度恋のときめきを取り戻す姿を描くラブコメディー。“家族で見られる作品”が主流になりつつあった当時、あえてお色気シーンをしっかりと描いたことでも話題を呼んだ異色作だ。

第1話、興味本位で参加した合コンで広斗に出会った桜。第2話では交際を申し込む広斗に年齢が違うから無理だ、と答えた桜だったが、ふいうちでキスされ恋愛モードに。そして第9話では、指輪を用意した広斗が桜の39歳最後の日にプロポーズするシーンが描かれている。

「俺の夢、かなえてよ。お願いします！」

BMXの練習を見に来た桜に、練習場で「今度の全国大会に優勝したらさ、俺と結婚してくれない？」とズバリ切り出した広斗。「優勝したら自転車は趣味にして就職する。最初は苦労かけると思うけど、俺まじめに働くから」と言いつのるその目に嘘はない。

続けて「俺さ、桜さんみたいな子ども欲しいんだよね」と無邪気に将来を語り、「それには桜さんが必要なんだよ。俺の夢、かなえてよ。お願いします！」と指輪を差し出した。そして桜が「はい」と小さく答えると、「や、った…やったぁ！あ～、ドキドキしたぁ！」と喜びを爆発させる。

実は意図して桜と出会った広斗なのだが、この時点ではもう桜にベタ惚れ。そんな広斗の、桜へのあふれる思いが真っすぐ伝わる最高にハッピーなプロポーズシーン。今回の無料配信でも、視聴者から「こんな甘くてまっすぐなプロポーズ見たことない」「広斗くんのプロポーズ永遠に見てる」といった声から三浦さんを偲ぶ声まで、さまざまな感想が寄せられていた。

もう一つのプロポーズ「これからもずっとお前だけだ」

実はこの第9話ではもう1組のカップルのプロポーズも描かれている。それは、桜の親友で専業主婦の美樹(大塚寧々)に、彼女の夫・公平(遠藤章造)が結婚13年目にしてあらためて伝えたプロポーズ。「俺は20年前にお前と出会ってからずっとお前だけを見てる。今も昔も、これからもずっとお前だけだ」――。24歳の広斗のフレッシュな告白とはまた違う、出会って20年のカップルならではの実直さが心温まるプロポーズだ。

「ラスト・シンデレラ」はFODで全話配信中。また、「#ドラ活浸れ、超自分的ドラマ生活。」では人気ドラマを順次、FOD・TVerにて無料公開中。5月は「ラスト・シンデレラ」のほか「ブザー・ビート～崖っぷちのヒーロー～」(2009年)、「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」(2019年)、「スタンドUPスタート」(2023年)、「主に泣いてます」(2012年)がラインナップされている。