小泉今日子“千明”「これが楽しい」、中井貴一“和平”との関係に視聴者「憧れる」＜続・続・最後から二番目の恋＞

小泉今日子と中井貴一がW主演を務める月9ドラマ「続・続・最後から二番目の恋」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系／FOD・TVerにて配信)の第7話が、5月26日に放送された。実は前シーズンで千明(小泉)にプロポーズしていた和平(中井)。その後の思いが明らかになった。(以下、ネタバレを含みます)

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11年ぶりに復活「最後から二番目の恋」の第3期

本作は、古都・鎌倉を舞台に、テレビ局のドラマ制作部に所属する吉野千明(小泉)と、市役所の観光課で“指導監”として働く公務員・長倉和平(中井)の恋を描いたロマンチック＆ホームコメディー。

2012年1月期の連続ドラマ「最後から二番目の恋」、同年11月のスペシャルドラマ「最後から二番目の恋2012秋」、2014年4月期の連続ドラマ「続・最後から二番目の恋」に続く第3期目で、第2期から11年後を描く。

キャスト陣は、長倉家の次男・真平役の坂口憲二、次女・万理子役の内田有紀、長女・水谷典子役の飯島直子も続投。脚本も第1期、第2期と同じく、岡田惠和による完全オリジナルとなる。

千明は女子会でかつて和平にプロポーズされたことを明かす

カフェナガクラに千明、和平まわりのキャラクターたちが大集合した、前回の「カオス」なラスト。本シリーズの特徴の一つともいえる、特に何が起こるわけでもなく、その日は過ぎたようだ。そんな中、第7話は視聴者も気になっていた千明と和平のプロポーズ問題の“今”について、二人がそれぞれ語って明らかになった。

プロポーズ問題とは、第2期で描かれた、2014年に和平が酔っぱらって千明にプロポーズのようなことを言ったことだ。

まずは千明。千明の友人・祥子(渡辺真起子)と啓子(森口博子)に、万理子、典子、真平の妻・知美(佐津川愛美)、和平の娘・えりな(白本彩奈)、鎌倉の有名人だった亡き一条さんの娘・律子(石田ひかり)も合流しての“女子会”でのこと。

律子から和平との関係を問われた千明。「付き合ってるとか、付き合ってないとか、そういう感じじゃないんだよね」と言いながら、脳裏には2014年のときのことがよみがえり、「一度だけプロポーズ的なことを言われた。だけど、向こう、絶対に覚えてないのよ。ずいぶん昔だし、二人ともめっちゃ飲んでて、めっちゃベロベロだったの」と打ち明けた。

千明と和平の関係に視聴者「憧れる」

一方、新たに友人になった、千明の主治医でもある成瀬(三浦友和)と飲んでいた和平。「プロポーズをしたっていえば、したんですよね。でも、向こう、覚えてないと思いますよ、かなり酔ってたんで」と明かした。

互いに相手が覚えていないと思っている千明と和平。しかし、和平は「一番大切な人であることは間違いない。ずっとそばにいてもらいたいと思いますし、幸せであってほしいとも思ってます。結論をね、出したくないっていうのかな。だから楽しいっていうか…」と語る。

千明も「なんかこれが楽しいなって思ってて。現実にしちゃうと楽しくなくなっちゃうんじゃないかなっという、そういう状態でございます」と、思いは一緒。これが大人な二人ならではの居心地のいい関係で、もしかしたらプロポーズした、されたことを心にとどめていることでもしっかりとつながっているのかもしれない。

その後、久しぶりに仕事帰りに駅で会った二人。千明は「成瀬先生の出現によって、少しぐらいは焼きもち焼いたりしたんすか？」と質問したが、答えを聞く前に「私はちょっとありましたよ。早田律子さん、ちょっと、少しですけど、ヤキモチ焼きました」と告白。

すると、和平は先に言われたことを「そういうのずるいですよ」とうらめしそうに言いつつ、「私も、ほんの少しですけど、もちろん(焼きもち)焼きましたよ」と回答。その答えを聞いた千明の「あっざす。なんか、ちょっと自信持てます」、和平の「こちらこそっす」というやり取りも、なんともかわいい。

視聴者からは「すてきな関係」「こういう関係いいな」「この距離感がいいんだろうね」「二人の気持ち、わかる」「千明さんと和平さんの関係に憧れる」といった声が上がった。

◆文＝ザテレビジョンドラマ部