＜六月のタイムマシン＞状況が変わる被害者の死、マーダーミステリーの醍醐味に突入する第3話

2025.05.17 14:37

ICExの志賀李玖が主演を務めるBS12 トゥエルビ(BS222ch※全国無料)のオリジナルドラマ「六月のタイムマシン」(毎週日曜夜9:30-10:00)の第3話が5月18日(日)に放送。ここまでの物語を整理しながら、第3話のポイントを紹介する。

ICEx・志賀李玖、初主演ドラマ

「六月のタイムマシン」は、推理型体験ゲーム“マーダーミステリー”の人気作「八月のタイムマシン」の設定を大胆に変更し、実写ドラマ化した青春SFミステリー。

“これから起きる幼なじみ・直墨の死”を防ぐため、2人の兄弟・柏木琉青(松本大輝)、蒼(志賀)と、4人の仲間、富永一茶(八神遼介)、五十嵐桃花(小浜桃奈)、小林みどり(佐藤京)、乾茜(矢嶋由菜)がタイムマシンを使用して、タイムリープを繰り返しながら事件の真相へと迫っていく。

タイムリープで変わる幼なじみの死、謎が深まるマーダーミステリー

タイムリープ1回目(第2話まで)。祭りの会場で直墨が殺されるのを見たという琉青は、直墨の父が作ったタイムマシンで時間を巻き戻し、タイムリープをしてきたという。これから起こる直墨の死を防ごうという琉青。突拍子のない話に蒼たちは半信半疑だったが、それぞれが“この先の記憶”を持っていることを知り、琉青の話を信じることに。

また、タイムリープといっても体ごと過去に戻っているわけではなく、精神だけが過去の自分に転移しているのだろうと、一茶は分析する。さらに、自分たち6人だけがタイムリープ前の記憶を引き継いでいるのは、10年前に、タイムマシンの被検を手伝ったことにあるのかもしれないと予想する。

蒼と桃花は、まずはタイムマシンを確認しに直墨家の屋敷に向かうが、そこでは祭りの会場で殺されるはずの直墨が息絶えていた。2人は動揺しながらも地下室へ。そこには琉青が言った通り、10年前に見たタイムマシンが当時のまま残されていた。

一茶と合流し、タイムリープをする前に、“直墨が殺される理由”を知るべく調査を開始する3人。その中で、直墨が特別養護老人ホームの開設を目指し、選挙絡みの賄賂行為をしていた可能性が浮上する。渡していた相手は出馬中の現町長・桃花の父親かもしれない。選挙には資金がいる。現町長の対抗馬かもしれない。その1人として、総合病院の院長・一茶の母親も怪しく思えてくる。

桃花は父親に直接聞くといい、役場へ。蒼と一茶は病院に向かい、一茶の母に問いただす。しかし、母は賄賂行為を否定し、特養開設絡みで直墨が恨みを買っていないかも、聞くことはできなかった。