江口のりこ“恵”、ネオ銭湯での出会いで「チャレンジ」を決意＜ソロ活女子のススメ5＞

2025.05.15 11:36

江口のりこが主演を務めるドラマ「ソロ活女子のススメ5」(毎週水曜深夜1:00-1:30、テレ東系／Leminoにて先行配信、TVerにて見逃し配信)の第7話が5月14日に放送。“ネオ銭湯”のソロ活に出かけた恵(江口)が、ある決意をする展開を迎えた。(以下、ネタバレを含みます)

主人公が一人時間を楽しむ活動“ソロ活”する姿を描く

同ドラマは、フリーライター・朝井麻由美氏のエッセー本「ソロ活女子のススメ」(大和書房刊)を原案に、五月女恵(江口)が積極的に一人の時間を楽しむ活動=ソロ活する姿を描くシリーズの第5弾。

恵が契約社員として働く「ダイジェスト出版」編集部のメンバーとして、上司である黒田彩子役に小林きな子、同僚・石岡洋平役に渋谷謙人、同じく同僚の青木遥役に佐々木春香が続投。ナレーションも引き続き大塚明夫が担当する。

今度のソロ活は“ネオ銭湯”

半休を取った恵が向かったのは、銭湯激戦区といわれる東京スカイツリーおひざ元のエリア。5年前にも近くの銭湯を訪れたことがある(※シーズン1第12話)ところだ。

その銭湯業界で最近話題のムーブメント、歴史ある銭湯を令和版にアップデートした“ネオ銭湯”。その筆頭として名高い「黄金湯」を訪れた。DJブースも備えられた店内に入った恵は「もうこの時点でネオ感あるな。完全にカフェの雰囲気じゃないか」と感じ取る。

そして、風呂とサウナを堪能したあと、バースペースでクラフトビール、2階のラウンジスペースでラムバーグをトッピングしたチキンカレー＆ロウリュコーヒーと、飲食も楽しんだ恵。そこへやって来た女将(本多加奈)から、徒歩5分ほどの姉妹店「大黒湯」を勧められた。

恵がソロ活本の執筆に「チャレンジ」

大黒湯は、黄金湯とは異なる王道の銭湯の雰囲気。翌朝までのオールナイト営業をしていることに恵は「それはそれでネオ」と思うのだった。

天然温泉の湯と大露天風呂を満喫し、顔がほころぶ恵。ウッドデッキではハンモックでゆったりしながらスカイツリーを眺めた。

ロビーで風呂上りのフルーツ牛乳を飲んでいると、店主(佐伯大地)に話し掛けられた。父親から受け継いだ大黒湯、そして廃業すると知って引き受けた近くの黄金湯を、試行錯誤して営む店主。”ネオ”と言われるゆえんの新しい設備もあるが、「昔も今も銭湯の役目は変わらないんじゃないかなと思って、それだけは大事にしています」と明かす。「体は風呂に入ってきれいにする、心は人情がきれいにする。そう考えると形じゃないんですよね。そのためにチャレンジ。銭湯を次の世代に残すために、新しいことにチャレンジしていかないと。守るためにチャレンジです！」と熱く語った。

翌日、彩子に大黒湯店主の言葉を教える恵。彩子は自身と夫、双方の親の介護の必要性を感じており、「働き方変えようと思ってんの。これは私にとっては守るためにチャレンジだね」と言う。

恵もそれに続いて、以前提案されていたソロ活の本を書くことを「チャレンジしてみます」と告げた。ただ、自分の行動を誰かに読んでもらいたいのではなく、「私がソロ活で出会った人のこととか、言葉とか、そういうのを記録しておきたいなと思って」と言う。

恵のソロ活は、その行き先や恵が楽しんでいる様子に、視聴者から「行ってみたい」と声が上がり、“聖地巡礼”するファンもいる。そんな中、店主や恵が“妖精さん”と呼んだりするユニークなソロ活の先輩らとの会話も楽しく、アドバイスや教えが心に残り、「勉強になる」「元気になる」「見てて気分が上がる」といった反響につながっている。恵がこれからさらにどんな人と出会うのかも楽しみだ。

◆文＝ザテレビジョンドラマ部