

松本若菜“朱羅”、かつての師匠・渡部篤郎“多聞”にたてついて佐野史郎“不動”の救命にあたり、感動を呼ぶ<Dr.アシュラ>

松本若菜が主演を務めるドラマ「Dr.アシュラ」(毎週水曜夜10:00-10:54、フジテレビ系 /FOD・TVerにて配信)の第4話が5月7日に放送された。朱羅(松本)がかつての師匠・多聞(渡部篤郎)にたてついて、事故に遭った不動(佐野史郎)の救命に当たる様子が描かれて感動を呼んだ。(以下ネタバレを含みます)
スーパー救命医の活躍をノンストップで描く
本作は、帝釈総合病院救急科を舞台に、どんな急患も絶対に断らない、そしてどんな手を使ってでも絶対に助けるスゴ腕のスーパー救命医・杏野朱羅の活躍をノンストップで描く救命医療ドラマ。こしのりょうによる同名コミック(日本文芸社/全3巻)を原作に、世界観を大切にしつつ連ドラオリジナル要素を加えたエンターテイメント作品で、救命の最前線=“修羅場”に立つ主人公・朱羅を松本が演じる。
朱羅は、どんな患者でも「絶対に助ける」という強い信念を持つスーパー救命医。目の前の患者を救うことだけに心血を注ぐ。生死に関わる修羅場であればあるほど本領を発揮し、時には重症患者2人を同時にオペする神業も披露。その立ち振る舞いから、三面六臂の鬼神・阿修羅になぞらえ“アシュラ先生”と院内では呼ばれている。命の危機を感じ取る能力に優れ、朱羅が「来る」とつぶやくと必ずホットラインが鳴る。
病院の方針に反し、朱羅は心肺停止の重症患者を受け入れる
帝釈総合病院・救急科。初期研修医の薬師寺保(佐野晶哉)は救急科に配属されて早々、当直につくことになった。不安を隠せない様子の保に看護師の水吉歩夢(荒井玲良)は、この病院では重症患者は受けていないと話す。その方針は院長・不動勝治(佐野史郎)によるもので、医療ミスなどが起きないようにするのが理由だという。その言葉に安堵(あんど)する保だが、歩夢は「でも今日もアシュラ先生いるからね」と意味深な一言を加える。
保が休憩室に行くと、ソファで眠っている救命医・朱羅の姿が。元・救急科科長であり、朱羅にとっての師匠・多聞真(渡部篤郎)が海外へ渡航してからは、多聞の意志を継ぎ孤軍奮闘していた。そんな朱羅の美しさに保が思わず見とれていると、突然、朱羅は目を覚まし「来る!」とつぶやくなり初療室へ急ぐ。保が後を追うと救急隊からのホットラインが鳴る。
朱羅は重症患者も受け入れ、機敏に人命救助に当たる。
不動が交通事故に遭い、瀕死の重体で救急科に運び込まれてくる
「日本のゴッドハンドこと梵天(荒川良々)が、世界の金融王スティーブ・フィンク(厚切りジェイソン)の命を救った」という記事が世間に広まっていた。実際には腰を抜かした梵天に代わり朱羅がフィンクの命を救ったのだが、彼女の名前はどこにも見当たらない。納得がいかない様子の救急科の面々だが、一方で外科の医師たちは梵天の失態をネタにして陰口を叩いており、梵天は嘲笑の的になっていた。
気まずさと後ろめたさを感じる梵天だったが、理事長の阿含(片平なぎさ)は梵天を呼びつけ、フィンクの病室へと案内。フィンクは梵天と対面するなり「梵天先生のオペが無ければ、今ごろ私はここにいません」と梵天にお礼を述べ、梵天はぎこちなく応対する。そしてフィンクは「新病院の設立費用を寄付させてください」と言い、一同は歓喜するが、不動が横領していることを知ったフィンクは寄付を取りやめたのだった。
そんな中、不動が交通事故に遭い、瀕死の重体で救急科に運び込まれてくる。しかし、多聞は以前不動が指示していたように、重症患者は受け入れない方針であり、他の病院に回すように言う。保(佐野晶哉)は治療しないと死んでしまうと主張し、大黒(田辺誠一)に運び入れるように仰ぐ。
大黒も保に同意するが、多聞から反対されて思いとどまる。不動が「助けてくれ!」と叫ぶが、多聞は「病院を私利私欲のために使うような人は助ける価値などない」と冷酷に言い放つ。そこに「助ける価値ない、か」と言って朱羅が現れ、「価値なんてどうでもいい私が助ける」と告げる。
多聞は「この人は自分が東王大に戻りたいがために病院の金を横領し、ばらまいていた人間だ。そのせいで新病院の設立が遠のいた」と言うが、朱羅は「自分の目的のために眼の前の命を見捨てる。あんただって同じじゃない」と言う。「違う、俺は…」と多聞が反論しようとするのを遮り、朱羅は「ここは修羅場なの! 命の選別するよなやつは出てけ。邪魔」と目にうっすらと涙を溜めながら言うと、保に指示し、多聞の救命に当たるのだった。
かつての師匠である多聞に逆らう朱羅の複雑な表情は切なくもあるが、毅然とした態度で不動の救命を行う朱羅がかっこよく、感動を呼んだ。
◆構成・文=入江奈々
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