

初デートで帽子を取らない彼が気になるなか… 「いたすことにおいて貪欲じゃなくて」と突然のカミングアウト
マッチングアプリにハマっていたモノマネ芸人・こいでまほが、アプ活で出会った人とのアレコレを吐き出します。

ものまね芸人・こいでまほがリアルな体験談や心境をポップに時にダークに伝えていく『全力! 婚活ダイアリー』。
ただご飯を食べるというだけのデートが何度も続き、久しぶりにカジュアルなマッチングアプリでは電話した相手から「僕の、あそこ、でかいから、まほさんびっくりしちゃうかも」と直接的すぎる下ネタを浴びることに...。
なかなか不発が続いていましたが、今回はやっと会話が盛り上がる楽しい人とマッチング。ですが、気になる点が...。
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ニット帽
「あ、今回の人は話が弾んでる」ホッとしました。最近、ただご飯を食べてるだけのデートが続いていて、誰とも深い関係になっていかない。なんとか2回目デートに進みたい、それでもしよろしければお付き合いまでいかせていただけたら...と気持ちは前向きでした。
マッチングアプリDでマッチングしたほぼ同世代の彼は、ニット帽をかぶっていて可愛らしい顔立ち。なにを言っても笑ってくれて、とても楽しそうにしてくれました。
この人が彼氏だったら...? と考えてみましたが、気になる点が。ニット帽を取らない。ピターっと貼り付いてるタイプのニット帽を被っている。ファッションの一部としてニット帽を被っているのはわかりますが、ちょっと取ってみてほしい。「彼氏」として入り込んで見た時に、なんだか妙に気になってしまいました。
それは以前、マッチングアプリをやっている女友達に「帽子取らない人、9割ハゲてるよ」と聞かされたことが原因かもしれません。ですが、そんなことは大きな問題ではない。私だって隠したいものはある、ジーンズの股ずれとか四段腹とか、そういうの多々あります。
それよりも会話が楽しいからなにも問題ない。そう思っていると、会話でも気になる点が出てきました。
「いたす」
彼が突然「いたすことに対してどう思いますか?」と聞いてきました。え? いたす? なにそれ。すると彼は真顔で「いたす、男女で付き合うとなると、やっぱ、いたしますよね」どうやら"いたす"とは、性交渉のことのようでした。
「僕、ちょっと、なんというか、いたすことにおいてはそんなに貪欲ではなくて」。それはつまり、性欲がないってこと? 「前回の彼女、けっこういたしたい彼女だったんですけど、そういうのでちょっと合わなかったり、難しいですよね、いたす問題」。
私はこれを聞いて、4割は「えーーー!!! 性欲ないのかよ、つまんなーーーい」、2割は「でも、浮気の心配なさそう」。こんな感情になったのですが、残りの4割は「マッチングアプリの初回デートで言うことか?」でした。これが1番引っかかりました。
とても大切なことだと思うのですが、マッチングアプリの初回デートですぐ性のことを話してくる人と、あまりうまくいったためしがありません。ただ、この彼は、性のモンスターのカジュアル男性たちとは真逆で性に関しては弱いと発言してるだけであって、こちらに不快感を与えているわけではない...と気にすることはやめました。
食事後の散歩
それでも会話は2時間以上続きました。そういえば、この彼に芸人だと告げていない。特に私の仕事のことは聞いてこないし、何よりも目標は2回目デートに進むことだったので、そのときにカミングアウトすればいいやと思いました。
あっという間に閉店の時間となり、お会計を済まし外に出るとちょうど気持ちいい初夏の気候でした。「歩くの好きなんですよね」と彼。私も歩くことが好きなので気が合う感じ。
2駅ほど歩きましょうと、まだデートは続きました。ここまで会話が弾んで居心地も悪くない人はかなり久しぶり。大切にしないと! と、意気込んでいると「コンビニで飲み物買う?」と気遣いしてくれる彼。「好きなの持ってきな」。きゃ♡ なんかもう彼氏っぽい。
白湯
私は好きなものを手に取り、レジで彼に渡すと「ぎゃはははー! そんな人、初めて見た、やばいウケるー!!」。私が渡した「白湯」に彼は爆笑。え、そうかな? と私。「おもしろいね、ほんと」と嬉しそうな彼。
こんなことで笑ってくれるならこっちとしては気分は良い。正直そこまでおもしろくないけれど、この時私は「楽しんでくれて嬉しい」という気持ちのほうが大きかったのです。
LINEを交換して次もすぐ会う約束をしました。気になる点はあるものの、人は変わる! ピターっとしたニット帽とか性欲激弱発言とか、そんなもん大したことない。そして、ここから彼と LINEのやりとりがはじまるのですが、その LINEがまさかの乗り越えるべき壁だったとは...。
私が苦手とする無意味な画像送りまくってくる展開につい説教?! 2回目会えるもここまでか?! 続く!
◆こいでまほ
太田プロ所属のものまねタレント。フジテレビ系で放送の『 ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』で優勝経験あり。
aiko、優香、泉ピン子などものまねネタ多数。近年はナレーションなどの活動も積極的に行っている。
(文/Sirabee 編集部・こいで まほ)
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