斎藤恭代、ボディーメークコンテスト期間中に撮影した写真集を発売「体は結構仕上がっている」

2025.05.10 15:26

2017年「ミス・アース」日本代表で、現在はモデルやグラビアアイドルとして活動中の斎藤恭代が5月10日、都内で行われた写真集「月刊斎藤恭代」(講談社)の発売記念会見に出席した。

お気に入りには“波打ち際で寝そべっているカット”「全てが整ってこの1枚が撮れた」

173センチの高身長にEカップの美バストが生み出す、圧倒的フォルムを余すところなく見せた本作。「これぞモデル」というボディーは、9頭身の奇跡的バランスでいながらも決して細すぎることなく、美しく大きな双丘をなすバストに加え、本人自ら「大きいですよね」と笑うまんまるヒップはまさに全ての男性の本能を刺激。被写体のパワー、作家の魅力、デザインの力を三位一体で味わえる珠玉の一冊となっている。

完成した本作を手にした斎藤は「私はグラビアを始めてちょうど3年目で、この短期間に3冊目を出すことができて、驚きと喜びと、そして月刊シリーズという歴史ある雑誌に自分の名前を刻むことができることに、とってもうれしく思います」と喜びを口にした。

また、本作に込めた思いを聞かれると「1st、2nd写真集とは全く違って、デザイナーさんに任せてしまいました。信頼している方々ですし、素晴らしい作品を作り上げてこられた方々とご一緒できるので、1st、2ndでは私の意見を取り入れていただいたんですけど、今回は全てプロの皆さまの結晶となっております」と打ち明け、「レタッチも肌感をしっかりと残しているのが今までとは全然違うポイントとなっておりますし、なんと言っても8ページ連続の観音開きということで、本の形自体にもこだわって作っていただきました」と紹介。

お気に入りには、波打ち際で寝そべっているカットを挙げ「カメラマンのアンディ・チャオさんならではの1枚じゃないかなと思っていて、プラス自然との融合もあって、潮の満ち引きのタイミングだったり、天気の関係だったり、全てが整ってこの1枚が撮れたので、これを選ばせていただきました」と満足げな表情を浮かべる。

そんな本作の出来栄えについては「今回は510点です。5月10日だからです(笑)」とちゃめっ気たっぷりに笑った。

「ふくらはぎやももの筋に注目して見ていただけたらうれしいです」

さらに、撮影前にボディーメークをしたかと追求されると「去年、『ベストボディジャパン』というボディーメークコンテストに出場させていただいて、千葉大会優勝、日本大会トップ10という結果で終わったんですけど、その真っ最中にこの撮影がありまして、ボディーメークをガッチガチにやっていたときだったので、体は結構仕上がっている状態でした」と明かす。

「食事も筋トレもパーソナルトレーナーをつけて、(ボディーメークは)常にやっているんですけど、一番厳しく絞った時期だったので、コンテストの頑張りが出ている1冊かなと思います」と胸を張った。

加えて、注目してもらいたいパーツを聞かれると「お尻のトレーニングをしていたんですけど、脚の横の筋肉の筋がすごく出ています。ふくらはぎやももの筋が出ているところに注目して見ていただけたらうれしいです」とアピールした。

そして、今後の活動の抱負を尋ねられた斎藤は「ずっと言っていますが、ファッション誌に載りたいよということと、新たに演技に挑戦したいなと思っています」と語り、どんな役に挑戦したいか追求されると「私は身長が173cmあるので、女スパイとか、女性教師とかをやってみたいですね。でも、なんでもやってみたい気持ちが前向きにあります。これからレッスンを始めてやっていこうかなというところです」と吐露。

女スパイ役はアクションもありそうだとの声が飛ぶと「そうですね。私は器械体操をずっとやっていたので、バク転くらいはできます」と言い、自ら「見せたい」と言って観音開きのページで側転をしているカットを披露。「中学1年から器械体操を始めて、高校進学のときに体操の特待でいきまして、ずっと体育の教員になろうと思って部活をやっていたので、それが今回ようやく生かされた回転になっております」と笑顔を見せた。

また、同居している母親からメールで「発売おめでとう」というコメントをもらったという斎藤。母親はどんな人か尋ねられると「(斎藤よりも)テンションがぶっ飛んでいる感じで、すごい母親です」と回答。

そんな母親とのエピソードとして「私は父親をすぐに亡くしてしまって、お母さんが姉と私を育ててくれたんですけど、美容室を経営していて、そこに毎回私と姉を連れて行って、私は毛を掃くお手伝いをしていて、お母さんはハサミでカットするのが面倒くさかったのか分からないんですけど、バリカンをお客さまにおすすめして丸刈りにするような美容師でした(笑)。丸刈りが得意な美容師です(笑)」とコメントし、報道陣の笑いを誘った。

◆取材・文＝風間直人