

今年で10周年を迎える“じいちゃんと猫の日常”に「心が温まる」「いつまでも読める」と好評の声【漫画】

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、漫画家・ねこまき(ミューズワーク)さんの代表作である『ねことじいちゃん』に注目しよう。
同作は、ばあさんに先立たれた「大吉じいちゃん」と猫の「タマ」による2人暮らしの日常を描いたシリーズもの。また、2025年で第1巻の刊行から10年が経ち、さらに今年の3月13日に第11巻が発売され、記念すべき年の作品といえるだろう。
以前「コミックエッセイ劇場」のX(旧Twitter)に、「#猫がいる幸せ」というタイトルで同作の一部が公開されると、1.3万もの「いいね」を獲得。そこで作者のねこまきさんに、同作を描き始めたきっかけについて話を伺った。
冬の“猫あるある”に「ほっこり」
「#猫がいる幸せ」では、主に大吉じいちゃんとタマによる冬の日常が描かれている。
例えばクリスマスイヴの深夜、日頃の感謝の表れなのか、タマは寝ている大吉の枕元に小魚を置く。また、タマがコタツに入っている大吉の腕の上で寝てしまい、トイレに行きたいのにいつまでも動けない大吉。他にも、大量に取れたタマの毛をリサイクルしたり、新調したキャットハウスを正しく使ってくれなかったり、大掃除を始めたら邪魔ばかりされたりなど“猫あるある”も登場する。
読者からは「微笑ましい光景でほっこりする」「漫画のキャラだけど、2人が末永く生きてほしいって本当に思った」など様々な反響が寄せられていた。
今年で描き始めて10周年となる『ねことじいちゃん』
――『ねことじいちゃん』シリーズを創作したきっかけや理由があればお教えください。
『ねことじいちゃん』を描き始めたのは10年前、コミックエッセイ編集部さんから「猫の漫画を描きませんか?」とお誘いいただいたのがきっかけでした。当時、私は母を亡くしてまだ1年という頃でしたので、亡き母への想いを込めて母が愛した故郷と猫、伴侶に先立たれた夫である父が母に寄せる想いを漫画に織り込ませていただき、残されたおじいちゃんが妻との思い出の日々を猫に語るという内容になりました。
――Xに投稿された「#猫がいる幸せ」を描いたうえで「こだわった点」、あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあれば教えてください。
こだわった点は、名古屋の方言を使うこと。方言でないと私自身がキャラクターに親近感が沸かなかったからですが、ときに訛が強すぎて伝わらないこともあります(笑)。注目してほしいところは、特に意識したところはありません。私の漫画は力を抜いてさらっと読み流してもらうくらいがちょうどいいです!
――「#猫がいる幸せ」の中で、特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共に教えてください。
気に入っているのは3枚目の「リサイクル」です。換毛期の猫からは大量の毛が取れます。この抜け毛すらも愛おしく、「どうにか再利用はできないだろか!」と思う飼い主さんは多いと思います。私も飼い猫の抜け毛で飼い猫のミニチュアを作ったこともありました。きっと大吉じいちゃんもそんな気持ちだったにちがいありません。
――『ねことじいちゃん』シリーズの第1巻は2015年に発売され、最新巻は2025年の3月に刊行されましたが、長らく描いてきたなかで、作品の向き合い方や猫などの描き方に変わってきた部分はあるでしょうか?
当初はまだ、あくまでも自分の親世代の話として『ねことじいちゃん』を描いていましたが、年を重ねるごとに私自身の老後を意識するようになりました。「猫と友人に囲まれた優しい世界で老後を送りたい!」と、今はそんな思いで理想の終の棲家を描いています。
――今後の展望や目標をお教えください。
これからもずっとそっと『ねことじいちゃん』を描き続けていきたいと思っています。
――読者へメッセージをお願いします。
今年で10年目を迎えた『ねことじいちゃん』。3月13日にめでたく11巻を出版することができましたこと、感無量です。
さらに10年目を記念して3月から4月にかけて「ところざわサクラタウン」で『ねことじいちゃん』のコラボイベントも開催できました。「ねこじい」周年記念グッズも作っていただきました!
そして、大好評につきカドストで継続発売が決まりました。本当に読者の皆様に支えられています。今後ともねこじいをよろしくお願いいたします。
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