飯島直子「ダメなところあるのかなって思っちゃう」“お兄さん”中井貴一が俳優になるきっかけに驚き＜飯島直子の今夜一杯いっちゃう？＞

2025.05.09 12:00

「飯島直子の今夜一杯いっちゃう？」(毎週木曜夜10:00～、BSフジ)が、5月8日(木)に放送された。同番組は飯島直子が地元の人に愛される店を飲み歩き、店の常連客や飯島がいま会いたい、話してみたいゲストと”本気でサシ”飲みをしていくBSフジの人気番組だ。今回は中井貴一をゲストに語り合い、さらに番組後半には驚きのサプライズゲストが登場した。

本日の舞台は学芸大学に居を構える人気ビストロ

今回の舞台は、東京都目黒区・学芸大学。大学は60年以上前に小金井市へ移転しており、受験生から駅名が紛らわしいという声が上がって駅名変更を検討されたこともあるとか。そんな学芸大学は2024年にイギリスタウン情報誌「タイムアウト」にて“世界で最もクールな街”として日本で唯一ランクインしている。過度に商業的すぎず、昔ながらの家族経営の店とお洒落でクリエイティブなカフェやバーが共存しているからなのだという。

飯島は学芸大学について、ペットの犬の病院が学芸大学にあった縁で訪れたことがあると話す。学芸大学という地名から大学があると思っていた飯島は、既に移転しているという事実に衝撃を受けつつ本日の店「LODGE BISTRO SARU」に到着した。素材にこだわった丁寧な仕事が評判の人気ビストロで、名物は溶岩石で焼き上げた肉料理。長野・安曇野で放牧された豚のグリルや、北海道・知床から届く鹿肉、北海道・帯広牛のグリルなど、こだわり抜かれた素材が用いられた絶品料理を味わうことができる。

席についた飯島は、本日のゲストについて聞かれて「お兄さんみたいな人」と笑う。頼りがいがありすぎて「ダメなところあるのかなって思っちゃう」とこぼすほどだが、対するゲストは飯島とのサシ飲みについてスタッフに問われると「基本的には避けたい」と照れ隠しのような笑い声をあげていた。

今回のゲストである中井貴一は、「続・続・最後から二番目の恋」で飯島と長倉家の長男と長女として兄妹役を演じている。「“怖い”が7、“ワクワク”が3」という比率だと語る中井は、基本的に馴れ合いを好まないという。共演者とは食事には行かないスタンスだったものの、今回の出演に際しては「新たな飯島直子が見れるかな」と期待を覗かせている。

絶品料理を味わいながら語り合う中井貴一と飯島

店舗にやってきた中井を見ると、花開くような笑顔を浮かべる飯島。例のごとく歓迎のハグを交わし、席につくとさっそく中井から「見てるよこれ」とジャブが飛んでくる。「失敗しないかなーとか」とドキドキしながら見ているという中井は、なるほど到着前に飯島が言っていた“お兄さん”らしさを見せていた。

ゆったりとした時間を過ごしながら、「何をここから先やっていきたいの？」と切り出す中井。飯島は女優としてのポテンシャルが高いと感じている中井は、女優としての道を進みたいのか、それとも「こんいち」のような番組に出演するタレントとしての道を進みたいのかと質問した。飯島はどちらもやりたいと答える。女優業に対してネガティブな気持ちを持ち、芸能界が向いていないと思う時期もあったという。だが現在は「どちらもやりたい」と感じていることを明かす。

飯島の言葉を聞いた中井は、演じることへのネガティブな気持ちについて「俺はずっと思ってる！」と共感。いま自分が俳優をしていることが嘘だと思っていると、ベテラン俳優とは思えない言葉を語る。2歳半のころに亡くなった父・佐田啓二のことを振り返り、周囲に“俳優の息子”と呼ばれることに違和感があったそう。“人前で何もできなかった”という中井は、俳優になるという道は選択肢に入らなかったと言うのだ。

転機が訪れたのは大学1年生のころ、映画監督にスカウトされた時。父の17回忌の法事に向かった際、テニスをやっていたため日焼けで真っ黒になっていたという中井に声がかかる。監督から「あんたや！」と言われ、映画「連合艦隊」に出演することになったのだとか。

その後も飯島と中井の話はつづき、互いに質問を投げかけ合いながら絶品料理を食べ進める。共演者と食事に行かないスタンスだと言っていた中井だが、酒が回ると「いいね！この番組」と笑顔を見せていた。そんななか、後半では「ヘイヘイヘイヘイ！」と笑いながら「続・続・最後から二番目の恋」で共演している小泉今日子がやってくる。ドラマの夫婦役2人がそろった「こんいち」は、更なる展開へ。