ペ・イニョク、キム・ジウンら“ハオナ四人衆”、絆の秘訣は“美味しいお肉” ステージ上でも抜群ケミを披露来日ファンミーティングにそろって登場

2025.05.01 10:30

ぺ・イニョク、キム・ジウン、チョン・ゴンジュ、パク・ジェチャン(DKZ)が出演する時代劇「チェックイン漢陽(ハニャン)」の“ドラマファンミーティング in TOKYO ～チェックインなさいますか？～”が4月26日に行われ、劇中“ハオナ四人衆”として楽しいケミを見せた4人がそろって登場。ビハインドトークやゲーム対決でおおいに盛り上がった。

劇中でも息の合ったところを見せた4人だが、役を離れてもそのケミは健在。互いにツッコミを入れ合い、客席も巻き込んで賑やかな時間を作り上げたファンミーティングの＜夜の部＞の模様をリポートする。

問題児チーム“ハオナ四人衆”が育む友情と恋模様

「チェックイン漢陽」は、秘密を抱えた3人の若者と女性であることを隠した男装ヒロインが、問題児チーム“ハオナ四人衆”として朝鮮一の豪華旅閣「龍天楼(ヨンチョンル)」で生き残りをかけた修業を行う中で、友情と恋を育んでいく姿を描いた青春ロマンス時代劇。日韓同時配信され、Lemino「韓流・アジア人気ラインキング」1位を記録した話題作だ。

父の死の真相を突き止めるため男装して潜入したホン・ドクス(キム・ジウン)をはじめ、王室を救うため身分を隠して飛び込んできた王子イ・ウン(ペ・イニョク)、軽い気持ちでお忍びで参加した「龍天楼」の後継者チョン・ジュナ(チョン・ゴンジュ)、そして没落した一族の再興を誓うコ・スラ(パク・ジェチャン)。「ですが」「ですが」と口答えももめ事も多い4人はいつしか“ハオナ(韓国語で“ですが”)ズ”四人衆と呼ばれ、「龍天楼」の見習い生活の中で問題児扱いされながらも、かけがえのない親友になっていく。

ジェチャンは「SHIBUYA SKYで夜景を見たい！」

今回のファンミーティングにも、そんな4人がそろって登場。男性陣がそれぞれ爽やかなジャケット姿、ジウンも可憐なカーディガン姿で姿を見せると、客席の期待感も最高潮に。ジウンが日本語で「こんにちは！会いたかったです」と話したのをはじめ、日本語も交えてフレッシュに挨拶したキャスト陣に、客席からも大きな歓声が飛んだ。

前半は「今回の来日で楽しみにしていること」や「撮影中のエピソード」といったトークを展開。それぞれ仕事やプライベートで何度も日本を訪れているという4人だけに、今回の来日で楽しみにしていることも個性豊か。

ゴンジュが「今、ラーメンが思い浮かびました」と話せばジウンは「だんごが大好きなので、“みたらしだんご”を食べたいです」、イニョクは「今日はまだ一食もできていないので、この後お寿司を食べに行きたいです」、ジェチャンは「日本の“天丼”を食べてみたいのと、SHIBUYA SKYに夜景を見に行きたいです」と具体的なプランを明かした。

“美味しいもの”で育まれた“ハオナ四人衆”の絆

ドラマの貴重なビハインドエピソードも続々と飛び出した。「チェックイン漢陽」の最大の見どころの一つが“ハオナ四人衆”の掛け合いの楽しさ。MCの藤原倫己が「4人の距離が縮まったきっかけは？」と尋ねると、ジウンが「はじめにイニョクさんがみんなで食事をする場を設けてくださったんです。それからも私たち同士で会って食事をしながら話をするうちに親しくなっていきました」とエピソードを打ち明けた。

さらに、ジェチャンが「イニョクさんが本当に美味しいお肉を僕たちにごちそうしてくださったんです。本当に美味しくて、今でもその味が忘れられません」とうっとり顔で話し、四人衆の最年長・イニョクの頼れる一面を告白。ジウンは「ゴンジュさんに冗談で『なにかおごってよ～』と言っていたら、ゴンジュさんが美味しいパンをキャストとスタッフ全員にごちそうしてくれたんです。それが本当に美味しかったです！」とも語り、チームの仲の良さをうかがわせた。

MCの藤原からは「裏でさっき、ゴンジュさんとジェチャンさんが筋肉チェックを…」と最新ビハインドも。貴重な裏話に、会場のファンも大興奮！

４人の中でもゴンジュは特に積極的に日本語をたくさん覚えてきてくれたようで、日本語を交えたコミュニケーションに会場は終始、大盛り上がり。キャラクター間の“隠れた関係性”を暴露する「キャストが解説！相関図」のコーナーで、ホワイトボードにきれいなひらがなで“ともだち”と書いたゴンジュに客席から「おー！」と拍手＆歓声が上がると、イニョクに「ちょっと待って。これ、控室で覚えてきたでしょ？今」とつっこまれ、照れ笑いも。だがその後、ジェチャンがそれを見ながら「こことここも…」と同じように“ともだち”と書くと、ゴンジュはすかさずその上にひらがなで“いちばん”と書き、ふたたび客席を沸かせていた。

“ハオナ四人衆”、双六ゲームで愛嬌連発

トークの後は、体を動かしながらのゲーム企画。客席から選ばれたファンとペアになり、2チームに分かれて写真を使った間違い探しゲームや、客席に敷かれた“巨大双六”に挑戦した。

双六では、赤いマスに止まったキャストが指示に従って“チャレンジ”をしなければならないルール。イニョクやゴンジュ、ジェチャンが次々と赤いマスに止まり、“カメラに向かって愛嬌ポーズ”や“早口言葉を言う”といったチャレンジに挑戦するたびに、客席からも歓声や笑い声が上がった。

“苦手なものを叫ぶ”という指示を課されたジウンは「ダイエット～！」とシャウトし、カメラに向かってキュートなハートポーズを披露。ダイエットとは無縁であろう彼女のかわいらしい決めポーズが客席のファンをときめかせた。

トークやゲームを通じてファンと充実した時間を過ごした4人。ジウンが「この作品を通して本当に成長したなと感じるのは、この場で皆さんとこうして会っている、ということです。私自身、ファンミーティングをするのは初めてだったんですけれど、この場で皆さんとこうした時間を過ごすことができて本当に成長を感じています」とコメントすると、ファンからも大きな拍手が上がった。

最後は4人で「チェックアウトなさいますか？」

“ハオナ四人衆”のケミそのままのアットホームな雰囲気で終始賑やかに進んだおよそ2時間にわたるファンミーティング。

すべてのコーナーを終えると、イニョクが「このイベントを最後に僕たちはそれぞれ個人の活動に戻りますが、このような場に戻れるようこれからも頑張ります」、ジウンが「時間が本当にあっという間で残念ですが…、愛してます！」、ゴンジュは日本語で「今日はめっちゃ面白かったです！」とあいさつするなど、4人とも名残惜しそう。

最後はジェチャンが、ファンミーティングのサブタイトル＜チェックインなさいますか？＞とかけて「チェックアウトなさいますか？とあいさつしましょうか」と提案し、４人で「チェックアウトなさいますか？」と声を合わせて終演を宣言した。とはいえ終演後にもキャスト陣による来場者のお見送りが行われるなど、最後まで「龍天楼」顔負けのおもてなしぶり。キャスト陣と来場者のケミも抜群だった「チェックイン漢陽」ファンミーティングは、たくさんの笑顔と熱い声援に彩られ幕を閉じた。

「チェックイン漢陽」はLeminoで独占配信のほか、KNTVでTV初放送中。5月23日(金)からは同チャンネルで一挙放送が予定されている。

◆取材・文＝酒寄美智子