クールなスターと無邪気な“ムコ殿”…長瀬智也のギャップ演技に「可愛いとカッコいいが渋滞してる！」

2025.04.30 20:00

長瀬智也が主演を務めたホームドラマ「ムコ殿」(2001年、フジテレビ系)が今、FODとTVerで順次無料配信中だ。ドラマを引っ張るのは“抱かれたい男No.1”のシンガーソングライター・桜庭裕一郎(長瀬)。5月1日(木)まで無料配信中の第8話でクールでスタイリッシュなアーティストとしての顔、4日(日)まで配信中の第9話では家族旅行でハメを外すプレイベートな顔と、ギャップ多めのコミカルな演技を披露した長瀬に、令和の視聴者からも喝采の声が上がっている。(以下、ストーリーのネタバレがあります)

裕一郎、新井ファミリーと生まれて初めての“家族旅行”へ

「ムコ殿」は、圧倒的人気を誇る23歳のシンガーソングライター・桜庭裕一郎が、超多忙な芸能界に属しながらも愛するさくらと極秘結婚したことから巻き起こるホームコメディ。当時23歳の長瀬が裕一郎を、2020年に急逝した竹内結子さんが裕一郎の妻・さくらを演じている。

甘いルックスとロマンティックなラブソングで若い女性を魅了する裕一郎。女性にモテて収入もあり、孤独をこよなく愛し自由に生きている…というパブリックイメージとは裏腹に、素顔の裕一郎はダサくてアツくて一本気。子どもの頃から家族というものを知らず生きてきたため、“世界一あったかい家庭を作る”という夢を持っている。

第8話では写真集発売や映画撮影と多忙を極める裕一郎とさくらのすれ違いが、第9話では一転、さくらの父・真澄(宇津井健)の誕生日を祝うため、3人の姉・かえで(秋吉久美子)とあずさ(鈴木杏樹)とさつき(篠原涼子)、かえでの息子・亮(相葉雅紀)、あずさの息子・努(神木隆之介)も含めた一家で温泉旅行するエピソードが描かれている。

第8話で登場した「桜庭裕一郎写真集」は当時リアルに発売

第8話は、笑顔を見せない“お仕事モード”の裕一郎が多め。きりりと表情を引き締め、孤独を愛するキャラクターを“演じる”姿が渋くてクール。写真集発売記念のサイン会のシーンも登場するが、実はこの写真集は実際に発売され、発売5日間で10万部を突破する大ヒットとなった。サイン会の司会でフジテレビの軽部真一アナウンサーが登場しているのも懐かしい。

打って変わって第9話では、生まれて初めての“家族旅行”に大はしゃぎする裕一郎が印象的だ。かえでの嫁ぎ先である熱海の温泉旅館を新井家で貸し切り、裕一郎がプライベートを満喫する様子が描かれている。

混浴風呂の入浴シーンや浴衣姿で乾杯の音頭をとるシーンなど、裕一郎はお仕事モードとは別人級のはっちゃけ具合。第9話クライマックス、さくらが腕のやけどの痕について初めて父・真澄と心を開いて話し合い、わかり合うシーンでは、裕一郎ももらい泣き。熱いキャラクターがハマる長瀬ならではのドラマチックなクライマックスが描かれている。

クールなスターの顔と、お茶目でアツいプライベート。長瀬が演じる裕一郎の二つの顔に、視聴者からも「長瀬智也くん、可愛いとカッコいいが渋滞してる！！」「桜庭裕一郎やっぱ唯一無二のカッコよさ」「このカッコよさ、リアルタイムで知りたかった…」といった声がSNSで寄せられた。

“スターと一般人女性の極秘結婚”という設定が生んだ愛すべきキャラクター・桜庭裕一郎。ストーリーも終盤に入った第8・9話は、そのギャップの魅力をたっぷり味わえるストーリー。5月2日(金)に無料配信開始する第10話では、極秘結婚が世間にバレてしまうエピソードに突入する。

「#ドラ活浸れ、超自分的ドラマ生活。」では人気ドラマを順次、FOD・TVerにて無料公開中。4月は本作のほか、財津和夫が歌う主題歌「サボテンの花」も大ヒットした「ひとつ屋根の下」(1993年)、錦戸亮主演の「トレース～科捜研の男～」(2018年)、FODオリジナル作品で田辺桃子・岐洲匠・神尾風珠らが出演する「こんな未来は聞いてない!!」(2018年)、松村沙友里が主人公を演じる「ショジョ恋。」(2023年)がラインナップされている。また、FODでは「ムコ殿」を全話独占配信中だ。