マヂカルラブリー、“ネイチャージモン”の誕生秘話に驚き寺門ジモン「リーダーと竜ちゃんに封印されてた」

2025.04.30 18:30

お笑いコンビのマヂカルラブリーがメインパーソナリティを務める「オールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送)が、4月24日にライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」にて生配信された。生配信では番組収録の様子やリスナーからのリアルタイムでのコメントに加え、本編放送後のイチナナ限定アフタートークも見ることができる。

「地球が俺に追い付いた」

この日、野田クリスタルと村上は共に白いトレーナー姿と白いTシャツ姿で登場し、「ニッポン放送 SPECIAL WEEK」のゲストとして出演したダチョウ倶楽部・寺門ジモンと共に、漫画化もされている“ネイチャージモン”についてのトークを展開。“ネイチャージモン”とは、自然への愛や肉への執着などテレビでは見せない寺門個人としての姿のこと。冒頭から寺門がマシンガントークでネイチャー(自然)に対する持論を展開していき、最近山に登っても昆虫が少なくなっていることに気付き、それに対する危惧を口にする。

それを聞いた野田が「(自然に対して)僕ら(人間)に何ができるんですかね？」と尋ねると、寺門は「何もできないです」とスッパリ。続けて寺門は、「だから、今日美味しいものを食べて、人のために尽くして、幸せな瞬間瞬間を生きるしかないの、人間は」と述べ、「それを僕は13歳ぐらいに気付いて、そっから今63歳まで、50年間続けてます。ずっとです、僕。子どもの頃やってたことを今だにやってるんです」と“ネイチャージモン”の成り立ちを明かす。

野田が「子どもの頃から“ネイチャー”だったんですか？」と驚くと、寺門は「兵庫県の山奥で生まれたから。漫画見てくれりゃ、分かりますよ」と首肯。さらに村上が「お笑いというか、芸能活動を始めて、その山(ネイチャー)っていうキャラクターになったわけじゃないってことですか？」と投げかけると、野田も「元々なんですか？」と重ねる。その質問に対して寺門は「違う、あれ、うちのメンバーに封印されてたの。ダチョウ(倶楽部)の活動に邪魔になるって言って」と告白。

村上が「山を出すなと…？」と首を捻ると、寺門は「リーダー(肥後克広)とか竜ちゃん(上島竜兵さん)とかに『言わないでくれ。食の話、長野県の七味唐辛子の話で1時間喋られたられラジオが進まねぇ…』と。『お前が食べ物(が趣味)なのは分かってるけど、それは自分でやってくれ。ダチョウ倶楽部の活動では、封印』って言われて」とお笑いトリオとしての活動ではそのキャラクターをあまり出していない理由を打ち明ける。

村上が「だから、個人で！」と納得する一方で、野田が「逆に言うと、今は時代が来たってことですね」とそのキャラクターが漫画化までされている人気ぶりに触れると、寺門は「それは、地球が俺に追い付いたんですよ」とコメント。予想外のワードに野田と村上が「…地球が追い付いた…(笑)？」と首を傾げると、寺門は「腕立てするときに、地球を押してる意識持ってる？自分の体を上げてる意識でしょ？」と尋ね返す。

野田が「…はい？」と不思議そうに答えると、寺門は「違う！」と声を大にする。続けて寺門は「地球を押してるイメージを持たないとダメです」と力説。野田が「ダメなんですか…？」とポカンとし、村上も「何が…？」と目を丸くすると、寺門は「ダメです！(地球を押すという)その意識が、お前を強くする!!」とアツく自身の考えを述べていた。

「ちょっと僕とは違うかもしれない…」

イチナナ限定アフタートークでは、本編の“ネイチャージモン”を振り返る2人。村上が「やっと感想が言えますけれども。…いかがでしたか、憧れのジモンさんは？」と話を振ると、野田は「趣味を仕事にして、楽しいことをやって人生を生きていく。非常に大切なことだなと思ったんですけども…全体を通して、ちょっと僕とは違うかもしれないですね」とキッパリ。

一方で村上は「私ね、居心地というか、すごく良くて」と寺門に好印象を抱いていたことを明かし、「何でだろう？って今考えてたら、ちょっとだけ、グランジの大さんに似てんのよ、雰囲気が」と自身が仲の良い先輩芸人の名前をあげる。続けて村上は、「何を聞いても全部ちゃんと答えてくれるし、いろいろと教えてくれるのよ、ずっとスタンスが。それが、すごく(ジモンさんと大さんは)近いんだよね」と分析し、「だから、もしかしたら僕はすごく相性が良いのかもしれないです」と声を弾ませていた。

配信画面には、深夜3時過ぎにも関わらず、リスナーから「ネイチャーラジオ、面白すぎた(笑)」「ジモンさん年1で呼んで欲しいwww」「情報量過多…濃密すぎるw」「ナイスネイチャー!!」等のさまざまな温かいコメントが寄せられた。