葛藤の末、覚悟を決めた北川景子“紘海”の表情に注目が集まる＜あなたを奪ったその日から＞

2025.04.29 18:09

北川景子が主演を務めるドラマ「あなたを奪ったその日から」(毎週月曜夜10:00-10:54、カンテレ・フジテレビ系／TVerにて配信)の第2話が4月28日に放送。紘海の心の揺れ動きにSNSではさまざまな意見が飛び交った。(以下、ネタバレを含みます)

「あなたを奪ったその日から」とは？

10年前に食品事故で子供を失った母親・中越紘海(北川)は、事故を起こした惣菜店の社長・結城旭(大森南朋)を恨む中、図らずも旭の次女・萌子(倉田瑛茉)を誘拐してしまう。復讐を果たそうとする紘海だったが、その誘拐には大きな誤算があった。相手への憎しみから始まったはずの復讐だが、その中では図らずも新しい形の愛情が芽生え、物語は予期せぬ方へ。発端となる食品事故から現在に至るまでの11年間を描く、復讐と親子愛の壮大なストーリー。

仁村紗和は食品事故を殺人事件だと疑う週刊誌の記者・東砂羽、平祐奈は旭の長女・結城梨々子、Snow Man・阿部亮平は梨々子の家庭教師・玖村毅、筒井道隆は旭の部下・望月耕輔を演じる。

「よくないこと」と分かりつつ葛藤する日々

第1話の終わり、紘海は萌子に対しての愛情が生まれてしまい、命を奪うことができなかった。自分を母親だと勘違いしている萌子の気持ちを利用し、「お母さん」と呼ばせる始末。

しかし、いいことばかりではない。病院に行けば保険証がなかったり、昼間に堂々と散歩することができなかったり…。そういう“当たり前”のことができない様子に紘海自身も「よくないこと」だと頭では分かっているはずだ。しかし、愛情のやり場を見つけられない紘海は今できる精いっぱいの愛を注ぐ、そこでの葛藤する表情が切ない。視聴者からは「引き返した方がいいのに…」との声が集まった。