飯島直子「そんなこと言ったら負けませんよ!?」“バツ持ち”とこぼす店主に謎の対抗心＜飯島直子の今夜一杯いっちゃう？＞

2025.04.25 12:00

「飯島直子の今夜一杯いっちゃう？」(毎週木曜夜10:00-、BSフジ)が、4月24日(木)に放送された。同番組は飯島直子が地元の人に愛される店を飲み歩き、店の常連客や飯島がいま会いたい、話してみたいゲストと”本気でサシ”飲みをしていくBSフジの人気番組だ。今回は以前に何度も訪れていたという旗の台を舞台に、普段とは異なる一面が見られる。

思い出の残る旗の台を訪れ、おいしい酒を満喫する飯島

今回の舞台は、東京都品川区・旗の台。飯島は駅近い病院に父が入院していたこともあり、旗の台によく訪れていたという。周辺のさまざまな店にも行ったことがあると振り返り、レトロな看板が並ぶ商店街を歩いていく。たい焼きに目を輝かせたり、母親が好きだった店などが残っていることに喜びながら1軒目のお店へ。

お酒の神様に感謝をささげる「杉玉」を入口に掲げている、常連客に愛されて9年が過ぎた「呑み屋ぶち」を訪れる飯島。同店は連日繁盛している人気ぶりで、店主・岩渕英和さんの故郷である宮城の料理が振る舞われる。とろたくやのどぐろカッパ巻、生がきといった海の幸だけではなく、自家製の昆布焼酎などお酒も完備。酒好きにはたまらないラインナップだ。

近くの席にやってきた常連客から「こんいち」の応援をされつつ、和気あいあいと会話する飯島。男女連れだった常連客を夫婦であると勘違いするひと幕も挟みつつ、酒が近づけてくれる距離感で和やかに笑い合う。

「とりあえず乾杯しますか？」と笑う飯島は、集まっていた常連客全員と乾杯。岩渕さんがもともと店の常連客だった方と結婚したと聞いた飯島は、「どっから急に女として見たわけですか？」と鋭い質問をするなど恋愛話に興味津々。その後も続々と店を訪れる常連客たちと笑い声の絶えない時間を過ごすのだった。

2軒目で出会った「シングル友達」との意気投合

2軒目に向かいながら、飯島は1軒目で隣の席にやってきていた父娘のことを思い出していた。娘と飲みに来られるシチュエーションを「お父さんは最高に嬉しいでしょ!?」と笑い、自分は父親とは買い物や呑みに行ったりはしなかったと振り返る。あのような親子の付き合いを素敵だとしみじみこぼし、昔もあったら…とセンチメンタルな気持ちになりながら、目的地へ到着。

青い屋根のお店「VITA RICCA」は、地元の人々に愛されるイタリアン料理店だ。「豊かな人生を」という意味の店名を持ち、アメリカンなマッシュドポテトからヒントを得た料理や店主の上野大介さんが修業時代に「究極にうまい」と思ったアンチョビブロッコリーなど、絶品料理が人気となっている。イタリアンと言えばレモンを用いたリキュールの「リモンチェッロ」だが、すだちを使った「自家製すだちぇっろ」など、ドリンク類も遊び心を入れるのに余念がない。

ゆったりとした時間が流れる店内で、隣の席についていた常連客と話をする飯島。やがて話題は上野さんと常連客、飯島が揃って「シングル友達」であるという話に。ただのシングルではなくバツがついていると笑う上野さんに、なぜか飯島が「そんなこと言ったら負けませんよ!?」と謎の対抗心を見せるシーンも。飯島のカラッとした雰囲気で湿っぽくならないあたりはさすがで、全員が楽しそうに笑うのだった。

上野さんが作ってくれる絶品料理と「シングル友達」との話を楽しみ、「もう1回(結婚まで)行こうよ！」と恋バナで盛り上がる飯島。店内にはシングルの人しかいないこともあって、飯島も普段より熱が入っているように見える。

帰り道、飯島は多くの料理と酒を飲んでふわふわとしながらも、「『今夜一杯』がご褒美になってる」と笑顔を見せる。ありがたいと笑顔を見せながら夜道を歩いていくのだった。