

山本美月、“ギャル風女子高生”や“不思議ちゃん”など多様なキャラを熱演 作品ごとに演じ分ける確かな実力

モデルや女優、タレントとして活動し、これまでさまざまなドラマや映画に出演してきた山本美月。そんな彼女が主演を務める、おとなの女性同士のビターな恋愛を描いたドラマ「おとなになっても」が4月26日(土)よりHuluにて独占配信をスタートする。それに伴い、本記事では山本のこれまでの経歴を振り返りながら、俳優としての魅力について深掘りしていく。
モデルから女優へと活躍の場を広げる
高校1年生の時にスカウトされ、2009年7月に開催された「第1回 東京スーパーモデルコンテスト」にてグランプリを獲得した山本。その後女性ファッション誌『CanCam』の専属モデルとして華々しいデビューを遂げる。
その後、テレビドラマ「幸せになろうよ」(2011年放送、フジテレビ系)に出演し、女優としての活動も開始。また、映画「桐島、部活やめるってよ」(2012年公開)では“校内人気ナンバーワン女子生徒”を演じ鮮烈な印象を残した。
さらに、ドラマ「SUMMER NUDE」(2013年放送、フジテレビ系)や「パーフェクトワールド」(2019年放送、フジテレビ系)をはじめ、映画「女子ーズ」(2014年公開)や「ピーチガール」(2017年公開)、「ザ・ファブル」シリーズなどにも出演し、メインキャストや主演を務めることが増えていった山本。
プライベートでは2020年に俳優の瀬戸康史と結婚し、2023年には第1子を出産。以降も子育てと両立しながら精力的に俳優活動に励んでいる。
高校時代から芸能生活を送る山本だが、最近では大人な雰囲気の漂う作品にも出演しており、ますます注目が集まっている。志村貴子氏による同名原作を実写化したドラマ「おとなになっても」で山本が演じるのは、小学校教師で既婚者の綾乃。彼女は、ある日ダイニングバーで朱里(栗山千明)という女性と出会いお互いに惹かれ合っていく。大人な百合作品にも挑戦した山本は、まじめな教師でありながら大胆さも兼ね備えた女性をリアルに演じている。
もともと原作ファンだという山本は、「絶対に、世界観を壊さず、実写化する意味のある素敵な作品にしたい」と意気込みを見せており、女優として作品に対する熱い想いを覗かせていた。
作品によって“ヒロイン像”を演じ分ける山本の演技力
これまで数多くの作品に出演してきた山本。恋愛映画でヒロインを務めることも多い彼女だが、それぞれの作品に合わせてヒロイン像を見事に演じ分けている。
山本と伊野尾慧を主演に実写化された映画「ピーチガール」。本作で山本は元水泳部員で日焼けした色黒のギャル風女子高生・ももを演じている。恋に全力で向き合うヒロインを、時に病院の窓から落ちそうになるなど難易度の高いシーンに身体を張って挑んだ。作中ではじける笑顔やコミカルな表情を連発する山本は、当時20代前半であったにもかかわらず、現役の女子高生さながらのフレッシュ感を漂わせている。
そして、ドラマ「パーフェクトワールド」では「ピーチガール」のイメージと真逆のヒロイン像を見せている。事故で下半身不随になってしまった初恋相手・樹(松坂桃李)と再会するヒロイン・つぐみを演じた山本。恋する女性のキラキラした表情から、“障害”という困難に直面し葛藤する姿を巧みに演じている。特に、樹から別れを切り出されることを察するシーンでは、山本の切ない表情に多くの視聴者が涙した。
また、仕事を通して再び樹と向き合うようになった際には、芯の強い女性へと成長を遂げる姿を的確に表現。山本はつぐみについて、以前メディアのインタビューで「傷ついてそれを乗り越えたからこそ生まれる人間性みたいな部分はとても素敵だなと思います」と語っており、自分なりのヒロイン像を演じていたようだ。
さまざまなヒロイン像を演じてきた山本だが、彼女は当時を振り返って「クラスで一番モテる女の子”のような役は、合っていなかったのかなぁと思います。私自身、実際そういう人間ではないので…」と語っていたことも。
しかし、実際の自分とはかけ離れた役であっても、しっかりと演じ分けをおこない、それぞれの世界観に合ったキャラクターになりきることがができる点は、山本の魅力の一つと言えるだろう。
ミステリーやホラー作品など、さまざまなジャンルにも挑戦
恋愛ものに出演することが多かった山本だが、ほかのジャンルでも女優としての魅力や存在感を存分に発揮している。
ミステリードラマ「ランチ合コン探偵~恋とグルメと謎解きと~」(2020年放送、読売テレビ・日本テレビ系)では、地上波連続ドラマ初主演作品として、超個性的で人付き合いが苦手な女子・ゆいかを演じた。当時ロングヘアだった山本は髪を35センチもカットし、ミステリアスな雰囲気を醸し出している。
そんな山本演じるゆいかは、人の目をジーっと見つめたり、突然喋り出したりと、独特の仕草や話し方で合コン相手にまつわる謎を解き明かしていく変わり者キャラ。これまでのイメージとは異なる“不思議ちゃんキャラ”だが、山本は持ち前の演技力で違和感なく演じている。
そして、もともとホラー好きだという山本は、近年“ホラー作品”にも挑戦。日本ホラーの2大キャラクター・「リング」の貞子と「呪怨」の伽椰子が登場する映画「貞子vs伽椰子」(2016年公開)では貞子の標的となる有里役を務めた。
また“日本ホラー”の巨匠・清水崇監督が手掛けた映画「忌怪島/きかいじま」(2023年公開)では、閉ざされた島の中で起きる不可解な連続死を調査する役を担当。山本の恐怖におののく表情や絶叫する姿はまさに迫真の演技で、作品への恐怖感をより増幅させてくれる。
実は、とあるメディアのインタビューで“女優という仕事の魅力”について聞かれた山本は、「自分じゃない人間にもなれるのでその新鮮さが楽しいなって思っています」とコメントを残していた。さまざまなジャンルや役に挑戦し続けるのは、山本の“演技を楽しむ”という気持ちがあるからこそなのかもしれない。
出産後初のドラマ単独主演となる「おとなになっても」では、一体どのような演技を披露してくれるのか。山本が表現する新たなキャラクター像にぜひ注目したい。
なお動画配信サービス・Huluでは、山本が出演する「パーフェクトワールド」「ピーチガール」「ランチ合コン探偵~恋とグルメと謎解きと~」などの作品を見放題配信中。
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