舟木一夫の70代を締めくくる姿をおさめたコンサートがテレビ初放送

2025.04.21 08:00

2024年11月6日にLINE CUBE SHIBUYA(旧渋谷公会堂)で開催された「舟木一夫コンサート 2024 ツアーファイナル in Shibuya」が、CS放送「映画・チャンネル NECO」にて、4月28日(月)にテレビ初放送される。

第一線で走り続ける歌手・舟木一夫の2024年ツアーファイナル

今回のコンサートは、高揚感のある楽曲『想い出通り』で開幕。舟木は「今年のコンサートツアーのファイナルという、ラストの日となってます。ラストのステージなんていうと引退するみたいですけど、ようこそお越しいただきありがとうございます」と冗談も交えながら挨拶する。

そして『花咲く乙女たち』『哀愁の夜』などを披露。続く、日本の名曲たちでは盟友・西郷輝彦のヒット曲『初恋によろしく』『星のフラメンコ』を熱く歌いあげ、昨年三回忌を迎えた西郷への思いを語る一幕も見られた。

さらに『銭形平次』『君よ振りむくな』では舟木が頭上で手拍子を叩き、観客と共に最高潮の盛り上がりを見せた。

終盤にかけてはデビュー曲『高校三年生』や『学園広場』など初期のヒット曲を中心に歌唱し、アンコール曲『みんな旅人』を含めた全29曲を披露、青春時代が蘇る必見のコンサートとなっている。

2ヶ月連続舟木一夫特集

チャンネル NECOでは、本コンサートの模様を全曲ノーカットで完全収録しテレビ独占初放送をするほか、5月には舟木一夫と松原智恵子共演のドラマ『雨の中に消えて』を全話放送。2ヶ月に渡り舟木一夫を特集するとのことだ。

『雨の中に消えて』は、石坂洋次郎の小説を、舟木一夫と松原智恵子の共演でドラマ化した青春作。3人娘の恋愛を通して女性の結婚観、恋愛観を綴ったもので、奔放な女子大生・あや子、雑誌社に勤める OLたか子、洋裁学校に通って花嫁修行中のきみえが登場する。同じ高校を卒業した3人は、秋田から上京し、田園調布の一軒家の離れを借りて同居生活を始めるが…といった物語。