

ドラマ『死ぬほど愛して』8年ぶりに俳優復帰…成宮寛貴、「匂い立つ色香を出せていけたら」
俳優・成宮寛貴がABEMAオリジナルドラマ『死ぬほど愛して』で8年ぶりに芸能界復帰を果たした。かつて若手イケメン俳優としてアイドル的人気を誇った彼も、現在は42歳。さまざまな人生経験を経て、大人の色香を身につけたようだ。本人を直撃し、今後に向けた意気込みを語ってもらった。(前後編の前編)
──ドラマ『死ぬほど愛して』で8年ぶりの芸能界復帰となります。改めて現在の気持ちはいかがでしょうか?
成宮 たしかに8年ぶりにはなるのですが、お芝居をする環境自体は8年でそこまで変わったわけではないなと思いました。ただ、自分の中の感覚……たとえばセリフをしゃべるときや表現する際に「こういう言い方は難しいな」とか「この表現はやりづらいな」と思い出す部分もありまして。そんなときは自分なりに工夫しながら、「そういえば、こんな感じだったな」と感覚を取り戻していきました。
──久しくやっていないスポーツを再開するような感じなんですかね。
成宮 そうそう、それに近いかもしれない。たとえばスノーボードとかでも、“シーズンが終わるたびに感覚を忘れて、翌年、少し滑れば思い出す”みたいなことってあるじゃないですか。これが20年とか空いていると話はまた違ってくるのかもだけど、せいぜい「ちょっと忘れちゃったかな」くらいのイメージ。ただ完全に忘れたわけではないです。僕もわりと長いこと役者という仕事を続けていましたからね。
──デビューは18歳。芸能界引退を発表した時点でキャリア16年になっていました。
成宮 はい、今回の復帰でも“板の上に乗ったときに緊張してしまう”とか“人前に出ることが恥ずかしい”といったことは特にありませんでした。あくまでも昔やっていたことを少しずつ思い出す感覚であって。
──この8年間、役者としてはブランクがありましたが、事業を続けながら人生経験を積み重ねてきましたよね。それが演技に反映されるようなことはありましたか?
成宮 全体的に力が抜けましたね。それは年齢的な部分が大きいと思う。10代から20代にかけては「俺が! 俺が!」と前に出る部分がどこかであったけど、それが30代半ばくらいになると自分のことも俯瞰で眺められるようになりました。たぶん社会一般的にも、それくらいの年齢に差し掛かると変わってくることは多いのではないでしょうか。仕事にも慣れてきて、会社の中でも部下や後輩ができて、経済的にも少しは余裕ができて……。
──そうかもしれません。
成宮 僕の場合、そこでお芝居の現場を離れましたので、今になって急に42歳が直面する水準みたいなものに戸惑っている部分もありますが。
──それは中高年らしい渋い演技も求められるということですか?
成宮 そうですね。たとえば言葉を発しなくても伝わる“奥行き”みたいなものとか。最近、思うんですよ。写真なんかもそうですけど、奥行きのあるものって美しいなって。知らず知らずのうちに発せられる魅力みたいな……匂い立つ色香みたいなものが出せていけたらいいなと感じています。
──となると、『死ぬほど愛して』では大人になった成宮寛貴が堪能できる?
成宮 今回のキャラクターは30代のエリートサラリーマンです。だからといって特に若作りしているわけではないのですが、妻役の瀧本さんがすごく重要な役どころなんですね。演技に説得力を出すため、その若々しい美織ちゃんに寄せている部分はあるかもしれない。
──とはいえ、成宮さんは“若手イケメン俳優”というパブリックイメージが強いですから、今もアイドル的にキャーキャー騒がれることもあるのでは?
成宮 自分的には“可愛い”とか“イケメン”と言われるような時代はとっくに終わった気でいるんですけど、そうアイドル的に感じていただくのは自由なので……。もし騒いでいただけるのであれば、ありがたく受け止めさせていただきます(笑)。
【作品概要】毎週木曜夜11時より「ABEMA」にて無料放送中(全8話)トップページ URL:https://abema.tv/video/title/90-2024ABEMA SPECIAL チャンネル■キャスト成宮寛貴、瀧本美織、細田善彦、久間田琳加、片桐仁、松井玲奈、田中美久、しゅはまはるみ、粟大和、袴田吉彦・山口馬木也、筒井真理子 他
■スタッフ製作:藤田晋原作:天樹征丸/漫画:草壁エリザ/「死ぬほど愛して」(光文社 刊)企画・監修:樹林伸/樹林ゆう子プロデューサー:小林宙/金山宇宙/柴原祐ー脚本:ねじめ彩木/髙橋幹子/吉﨑崇二音楽:海田庄吾主題歌:.ENDRECHERI./堂本剛「super special love」Sony Music Labels Inc.監督・脚本:城定秀夫制作プロダクション:ダブ製作著作:ABEMA
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