

成宮寛貴、俳優復帰の理由「納得できるタイミングだからこそ復帰、お世話になった方には筋を」
俳優・成宮寛貴がABEMAオリジナルドラマ『死ぬほど愛して』で8年ぶりに芸能界復帰を果たした。スターとしての存在感はそのままに、渋みを増した演技で“第2章”を駆け抜けてくれそうだと早くも評判になっている。引退期間は何をしていたのか? なぜ復帰に踏み切ったのか? 渦中の男がすべてを激白する!(前後編の後編)
──芸能界から離れている間、どう過ごされていたんですか?
成宮 まず日本を離れ、海外で生活していました。最初は東南アジア。そのあともアメリカを含めて世界中を回りましたが、最後はヨーロッパに落ち着きましたね。いろいろ考えさせられました。やっぱり言葉の問題だけじゃなくて、人種差別的な問題も現実にありますし。悔しい思いだってしたし、生きていくのって大変だなって痛感したこともありました。
──視野が広がった部分もありますか?
成宮 たくさんありました。日本のよさにも気づきましたし、このままじゃ日本はダメだなと思う点もありましたし。エンターテインメントの世界から離れてはいたけど、そうやって自分の目で実際に見てきたことは必ず演技でも活かせるはずだと思っています。これは結果論になるのかもだけど、一度離れたことでよかったなと感じる部分も結構ありますし。それに8年も離れていると、「今、お芝居をしたらどんなふうになるのだろう?」と自分に対する期待というか興味が出てきまして。それもプラスだったと思う。
──芸能界は移り変わりが激しい業界です。戻ることに迷いはなかったですか?
成宮 戻るという選択肢は過去にもありましたし、5年前に日本に帰ってからは実際にオファーもいただきました。ただ、自分にとってベストなタイミングが今回だったということです。あとは過去8年間で絵を描いたり、フラワーアレンジメントを楽しんだりもしていたので。そこで自分が表現することが好きだと再確認できたのも大きかったです。ここからは浮かれずに目の前のことを1個ずつこなしてくというのが目標です。そして、お芝居を楽しんでいきたい。
──8年ぶりの復帰という点で不思議に感じたのは、成宮さんの場合、しっかり事業で成功をおさめられていたじゃないですか。「食えなくなったから役者に戻る」というわけでは全然ないですよね。
成宮 そういう戻り方だけは絶対したくなかったです。いろんな選択肢がある中で、自分の納得できるタイミングだからこそ復帰に踏み切ったわけですけど、正直、こういう考えになるのにも時間がかかりました。
──もう少し踏み込んで説明していただけますか?
成宮 実は3年ほど前に『死ぬほど愛して』原作者の天樹征丸さんから「やってみないか?」と打診がありました。ただ、そのときはまだ復帰するつもりも全然なくて……。時期的には『神の雫/Drops of God』(Hulu)の撮影を山P(山下智久)が終えたばかりでしたね。そして『神の雫』も原作者が天樹さんだったので(亜樹直・名義)、山Pと天樹さんから「久しぶりにごはんでも行こうよ」って誘われまして。そこで帰る直前の5分ぐらい前に「実はさ……」って話を持ちかけられました
──天樹征丸さんは『金田一少年の事件簿』の原作者でもあるので、成宮さんとも繋がりは深いはずです。
成宮 はい、プライベートでも仲良くさせていただいていましたし。これまでも自分のキャリアのターニングポイントで魅力的なヒール(悪役)を天樹さんからいただいていたので、運命的なものを感じましたね。今まで演じていてやりがいを感じていたので、「そうか、このタイミングか」と自分でもしっくり来ました。
──この台本、この役柄だからこそ復帰を決めたという部分が大きかったということですか。
成宮 そうですね。あとはタイミングも。復帰といっても、自分1人だけで決められるものではないので。場が整わないと話が進まないし、「成宮寛貴という名前もどうするの?」ということになりますし。
──なるほど。まずは、その問題から話し合わなくちゃいけないわけですね。
成宮 僕の場合、パンッと弾けるようにいなくなっちゃいましたからね。お世話になった方に再び挨拶へ伺って、連絡を取っていなかった方にもご連絡して……そうやって筋は通すようにしました。
──ちなみに今後、事業のほうは俳優業と並行して継続する予定ですか?
成宮 ええ、そこは両方を継続するつもりです。めちゃくちゃ忙しかった以前に比べたら余裕もあるので、まぁ無理なく続けられるような気がしますね。
──では、最後に復帰を待ちわびていたファンの方へメッセージをお願いします。
成宮 待っていてくださったファンのみなさんには本当に感謝しています。これからいよいよ俳優としての第2章が始まります。「魅力的な役者となって帰ってきたな」と感じていただけるよう、これからも良質な作品を発表していきたいというのが今の正直な気持ちですね。なので、まずはこの『死ぬほど愛して』という作品を楽しんでいただけたらうれしいです!
【作品概要】毎週木曜夜11時より「ABEMA」にて無料放送中(全8話)トップページ URL:https://abema.tv/video/title/90-2024ABEMA SPECIAL チャンネル■キャスト成宮寛貴、瀧本美織、細田善彦、久間田琳加、片桐仁、松井玲奈、田中美久、しゅはまはるみ、粟大和、袴田吉彦・山口馬木也、筒井真理子 他
■スタッフ製作:藤田晋原作:天樹征丸/漫画:草壁エリザ/「死ぬほど愛して」(光文社 刊)企画・監修:樹林伸/樹林ゆう子プロデューサー:小林宙/金山宇宙/柴原祐ー脚本:ねじめ彩木/髙橋幹子/吉﨑崇二音楽:海田庄吾主題歌:.ENDRECHERI./堂本剛「super special love」Sony Music Labels Inc.監督・脚本:城定秀夫制作プロダクション:ダブ製作著作:ABEMA
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