＜対岸の家事＞多部未華子主演の家事をテーマにしたお仕事ドラマに「気持ち分かるな」と共感の声放送済の1～3話をプレイバック

2025.04.19 18:15

多部未華子演じる専業主婦になることを選んだ女性が、ひょんなことから働くママや育休中のエリート官僚パパなど“対岸にいる人たち”と出会い、交流していく姿を描いた“お仕事ドラマ”「対岸の家事～これが、私の生きる道！～」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)。4月22日(火)に第4話が放送予定で、今ならTVerで第1話～第3話が無料配信中。まだ放送に追いつけるこのタイミングで、「対岸の家事～これが、私の生きる道！～」を振り返ってみよう。

第1話あらすじ

詩穂(多部)は居酒屋の店長として毎日遅くまで働く優しく朗らかな夫・虎朗(一ノ瀬ワタル)と、かわいい娘・苺(永井花奈)と暮らす“専業主婦”。過去のある経験から「自分は二つのことが同時にできない」と感じ自ら専業主婦の道を選んだものの、日がな一日苺としか関わらずに過ごす毎日に寂しさを感じていた。

そんなある日、詩穂は苺を連れて子育て支援センターの「手遊び教室」に参加することに。家族以外との久々の触れ合いに気後れしていた詩穂に、育児と仕事の両立に燃えるママ・礼子(江口のりこ)が気さくに話しかけてくれる。

しかし、礼子は詩穂が専業主婦だと知るやいなや、他のママ友相手に詩穂を「時流に乗り遅れた絶滅危惧種」扱いし、詩穂は離れたところからその言葉を聞いてしまう。すると後日、詩穂のマンションの隣の部屋に引っ越してきたのは礼子の家族だった。2人は互いに気まずいご近所さん生活がスタートすることに。

さらに、詩穂の前には完璧な育児計画を掲げる“育休中のパパ”中谷(ディーン・フジオカ)をはじめ、さまざまな境遇で家事に仕事に奮闘する人々が。自分とは関係ないと思っていた“対岸にいる人たち”との出会いで、詩穂の波乱の日々が幕を開ける…。

初回は、専業主婦の道を選んだ詩穂と育児と仕事の両立に燃える礼子が、お互いの胸の内を明かして打ち解ける展開に、SNSでは「どっちが大変とかないよね」「自分が選んだからって不満を言えない気持ち分かるな」と共感の声が上がっていた。

第2話あらすじ

詩穂が家事と仕事の両立に追い詰められた礼子に寄り添ったことで、2人は立場こそ違えど互いに悩みを話せるママ友になった。その矢先、詩穂は昼間の公園で、厚生労働省の官僚で2年間の育休を取得しているパパ・中谷(ディーン・フジオカ)と出会う。

娘の苺と年頃が近い初めてのパパ友ができたことに一瞬は喜んだ詩穂だったが、中谷は自らの育児計画に自信満々で、詩穂に対しても「専業主婦なんて贅沢」「旦那さんがかわいそう」と見下すような発言を繰り返す。

中谷の娘・佳恋(五十嵐美桜)と友達になれてうれしい苺とは反対に、詩穂は中谷と仲良くなれる気がせず、もやもやとした思いを抱く。専業主婦の先輩・坂上(田中美佐子)に中谷の愚痴を聞いてもらってもまだもやもやが晴れない。そんな詩穂の思いはつゆ知らず、中谷は詩穂と苺を強引に水族館へと連れていき…。

第2話では、そんな詩穂が中谷から言われたことを気にして、夫・虎朗に自分が専業主婦であるがゆえに、肩身の狭い思いをしているのではないかと打ち明けていた。その際に、虎朗が返した「詩穂だってちゃんと働いてるだろ？」「俺の給料はさ、2人で稼いでるようなもんじゃん」という言葉に、SNSでは「虎朗、いい人すぎる！」「理想の夫だ！」などの絶賛する声が寄せられていた。

第3話あらすじ

礼子の娘・星夏(吉玉帆花)がおたふくかぜにかかり、詩穂は仕事を休めない礼子に頼まれ、星夏を預かることに。詩穂は苺と星夏が仲良く遊ぶ姿にほっこりしながら楽しく1日を過ごす。

だが、その話を聞いた中谷から「他人の娘を預かるのなら、きちんと対価をもらうべき」と忠告される。詩穂は思いもよらなかった言葉に驚いた。

一方、礼子は会社に星夏の看病のために数日間の休みが欲しいと相談。いつも礼子の仕事を肩代わりしている今井(松本怜生)に嫌な顔をされるのではと気が気ではない礼子だったが、意外にも今井は礼子の仕事を引き継ぐことを快諾する。

数日後、無事に職場に復帰した礼子だったが、その矢先、今度は長男の篤正(寿昌磨)がおたふくかぜにかかってしまう。これには礼子「ベビーシッターの仕事だと思って受け取ってくれない？」と言い8万円を押し付けながら「1週間預かってほしい」と懇願。礼子は礼子で仕事を休むことに対して、引け目を感じていたのだ。

しかし、詩穂はあまり浮かない顔を見せる。後日、詩穂は礼子に8万円を返し、「礼子さんが大変なのはわかります。いろんなことを抱えているのも。でも、それを全部なんとかするのは無理です」「3人の生活を楽しめなくなる気がして…」と告白。「家事が私の仕事だから、疎かにしたくなることはしたくないんです」と話した。

第3話では、この2人のやり取りに、視聴者から「どっちの気持ちもわかる」「どっちが辛いとかじゃなくて、それぞれの辛さだよね」と、それぞれの立場からの共感の声が上がっていた。