

ネクストブレイクアイドル“LarmeR”待望の1stフルアルバムリリース、J-POP、K-POP、全編英語、四か国語歌詞…メンバーによる全曲解説

坂口渚沙、凪乃瑚々奈、七海花菜、牧野りりさ、水川心愛、みのりによるアイドルグループ、LarmeR(ラルメール)。“水”をコンセプトに披露する楽曲は、J-POP、K-POP、全編英語、四か国語歌詞の曲など様々な世界観を持っている。ルックス抜群のアイドルだが、何よりの売りはずば抜けたパフォーマンス力。4月16日にはその実力が分かるフルアルバム「Une première larme」(ユヌ・プルミエール・ラルム)をリリースした。13曲収録(+overture)、全曲MVありで、見どころ、聴きどころ満載のアルバムについてインタビューし、メンバーに全曲の魅力を語ってもらった。
毎月1曲リリース、息つく暇のなかった1年目
――時流としてデジタル配信が多い中、CDでのアルバムリリースです。
みのり:めちゃくちゃ嬉しいし、びっくりだし、「もう出せるの!?」って驚いています。
坂口:CDショップにLarmeRの場所ができるっていうことを想像しただけですごく嬉しかったです。
七海:最初はアルバムが出せるなんて想像もしていなかったし、デビューしてから毎月一曲ずつリリースしてきて、今その13曲を振り返っても、あっという間だったという感覚です。
――全曲MVもありますからね。約1年で13曲となると息つく暇もない忙しさだったのではないですか?
水川:毎月来る新曲を覚えて、新しいダンスを覚えて、それを披露するっていう心のドキドキも毎月あって。今となっては楽しかったと言えますけど、あのときはもう頭が回らない状態でステージに出ていて、本当にすごい日々だったと思います。
凪乃:だけど、いいLarmeRを見せられたのは毎月新曲を作っていただけたからだと思います。ファンの方の歓声もあって、その恵まれた環境だからこそ頑張れたんですよね。
水川:思い出のスピードも早かったよね。1年でいろんなところにライブをしに行って、MV撮影をしに行ったり。
凪乃:だからたまにできる1日オフの日、みんな逆に不安がってしまうんです(笑)。
真っ白なデビュー曲から真っ黒な2曲目へ
――アルバムの曲順は披露していった順番で収録されています。せっかくなので振り返りながら曲の解説をしていただこうと思います。まずはデビュー曲だった「この雫は、海を越える。」から。
坂口:この曲はLarmeRに初めていただいた大切な、原点になるような曲です。MVの中ではメンバー1人1人が一雫に例えられていて、最後にその雫のクリスタルを持ったみんなが集まってくるんですね。LarmeRにならなかったら出会わなかった6人だからこそのMVで、そのLarmeRの目標が一雫から世界の海へ出ることなので、この曲を歌うたびに6人一緒に世界へ行きたいなって思いが込み上げる楽曲です。
――2曲目は「Never Ever」です。
みのり:「この雫~」からガラッと雰囲気の変わった曲で、真っ黒なMVです。世界観も真逆で、友達の恋人を奪っちゃうみたいな曲なんですよ。透明感のあるデビュー曲から、「次にこれ来る?」っていう。しかも全編英語曲で、むしろそこが一番びっくりしました。違う意味で、「コワ!」って感じに。この曲は女性らしさを見せられる曲だと思っていて、今はまだメンバーが若いからズレがあるかもしれないけど、これから年数が経っていくと成熟していく曲。これからを楽しみにしていてほしい曲ですね。
――3曲は「純情コントラスト」です。
牧野:白から黒になったと思ったら、次は超キラキラ曲です。青春のキラキラと、MVの画(え)がめっちゃ綺麗です。ダンスシーンとストーリーパートの構成なっていて、ナギちゃん(坂口渚沙)が先輩役で、後の5人が卒業生。
凪乃:新入生ね! 5人卒業したらLarmeRが1人になっちゃうから。
牧野:新入生が入学するっていうシーンがあって(笑)、「今から青春始めます」っていう雰囲気がすごくエモいです。ダンスシーンも注目で、ドローンを使って撮影したんですよ。桜と桜の間から覗くシーンがすごく綺麗に撮れているのでそこが見どころです!
――4曲目が「Hello!New World!」です。
水川:これは一言で言うと健康曲。体も心も健康になれるよっていう曲で、LarmeRきっての明るいポップな曲調です。みんなが歯を出して笑っているとてもいいMVになっていて、朝に聴くと、「今日も頑張ろう!」っていう気持ちになるし、夜に聴くと「明日も頑張ろう!」っていう気持ちになれる曲です。
――5曲目が「ハマナスの道」。ハマナスは“北海道の花”ですね。
坂口:はい。私が北海道旭川市出身で、北海道観光大使、旭川観光大使を務めている縁で作っていただいた曲になります。歌詞には“旭川の花”であるつつじも入っています。LarmeRは北海道でのイベントに出演させていただく機会が多くて、そのたびに歌わせていただいています。歌っていると感慨深くなるというか、北海道ソングではあるけれど、皆さんも自分の故郷を思い出して、その気持ちに浸りながら聴いてほしいと思う曲です。
中毒性抜群の自己紹介ソングはライブの鉄板曲
――6曲目が「Love Live LarmeR!」。
七海:この楽曲は私たちの自己紹介ソングになっていて、聴くのもそうだし、MVを見れば一発で1人1人の個性がつかめてもらえると思います。MVはなかなかやりたい放題やらしてもらって、完成したのを見たらめちゃくちゃ面白かったです。スタジオに入ったら1人1人のキャラクターにあったセットや小物が用意されていて、楽しかったのはスタッフさんをこき使うみたいなシーン。あおがせたり、飲み物を用意させたりで。撮影後にはちゃんと土下座してお詫びしました(笑)。ライブでもお客さんを巻き込んで踊れる楽曲なので、ぜひ覚えてほしい一曲です。
――7曲目の「Violet Coral」。
凪乃:これは私が合流して、完全体になったLarmeRの一発目の曲です。13曲の中で一番のがっつりした激しいダンスナンバーになっています。低音もガンガン効いているカッコいい曲調で、MVはモノトーンな感じ。「私、どこのグループにいるんだっけ?」って思うくらい、LarmeRはいろいろなジャンルの良いとこ取りをしているなって思います。「Never Ever」も雰囲気的に同じ分類にされることが多いですが、「Never Ever」は女性らしさがあるのに対して、「Violet Coral」はワイルドさが強いイメージですね。歌詞はけっこう悲しい内容でも、それが怒りや強い感情で表されているのが印象深いです。
――8曲目が「ギュッってしちゃおう!」です。
水川:ここまでのLarmeRにはアイドル的なかわいい曲がなくて、そこで出てきたのがこの曲です。LarmeRの中でトップのかわいい曲となっています。歌詞がペット目線なので、「早く帰ってきてよ」っていうペットの気持ちを私たちが歌っているという。パフォーマンスではかわいい姿が見られますし、MVでは小芝居をしていて、2人ペアで飼い主さんとペットになって、けっこうユニークなことをしています。案外それが自然体のLarmeRでもあるので、そこが一番の見どころかもしれないです。
――9曲目が「虹色セブンデイズ」です。
七海:この曲は「純情コントラスト」の続きというか、アンサーソングになっています。「純情コントラスト」は高校生くらいの青春ソングだけど、「虹色セブンデイズ」はもうちょっと大人になってからの恋。MVは初めて海で撮りました。楽しかったです。めっちゃ夏!って感じの曲で、タオル回しみたいな振りのところで、自然とファンの皆さんがタオルを回してくれるようになって。ステージから見えるその光景が私は大好きです。もうすぐ夏到来なので、これからいっぱい歌っていきたいです。
曲ごとにフィーチャーされるメンバー、この曲は誰?
――10曲目が「ワッチャッチャ!お祭りサマー!!」です。
牧野:MVでは浴衣を着ている、ザ・日本のお祭りナンバーです。1Aからサビまでカットなしの長回しで撮っていて、そのカメラワークがまず面白いです。ラップ調になるところでは浴衣なのにサングラスをかけてノリだしたり、だいぶふざけてますね(笑)。そういうシーンもLarmeRらしさが出ていていいなと思うMVです。あと、サビに「ありゃさこりゃさ」っていう歌詞が入っているんですけど、あれ、私のXのハッシュタグなんですよ。歌詞を見たときは「私のじゃん!?」って、びっくりしちゃいました。
――もしかして、楽曲ごとにメンバーがフィーチャーされていませんか?
凪乃:ですね。それこそ「Violet Coral」は「紫の珊瑚」という意味なので、まさに私。MVも黒白と紫が基調に使われているのでけっこう分かりやすいですね。
――ファンの人たちは気付いているのですか?
坂口:気付いている曲もあれば、だと思います。「虹色セブンデイズ」だったら「七海?」みたいな感じで。
凪乃:私たちもあえて明言していないので、そこも含めて曲の世界を楽しんでもらえたらなって思います。でも、ここで曲ごとに答えているので分かっちゃいますね(笑)。
――では、11曲目の「Crazy night Silver moon」。
みのり:みーの初めての単独センター曲です! お月さまは黄色じゃないですか。で、みーのイメージカラーはイエロー。ちょうどこのときは髪色シルバーだったんですよ。だから「Crazy night Silver moon」という曲名になっています。この曲は日本語、英語、フランス語、韓国語の4か国語で歌詞ができていて、韓国語はみーがK-POPが好きなので入れてくださったと聞きました。振り付けもわざわざ韓国からK-POPダンスの先生を呼んでいただけて。そういう要素もあって、他の格好いい系の曲とはまた違った格好よさが見られる曲になっています。
――12曲目が「Polaris」です。
凪乃:「Polaris」はエモ曲中のエモ曲。MVというと普通は全員同じロケ地で撮るものですが、「Polaris」はメンバーそれぞれが自分の出身地で撮っているんですよ。地元の方なら気付く場所が散りばめられていて、6人で画(え)が違うのですごく特徴的。時期的にもLarmeRが2年目に向かって走り出す手前のときで、なんか、このMVを見ると泣いちゃいますね。しっとりしているんですけど、歌詞には「涙にはもうさよならしよう」とか、すごく明るい言葉が入っていて、泣いちゃうけど前向きになれる曲で大好きです。
――最後の13曲目が、最新曲の「Dear Future Light」です。
坂口:アルバムのリード曲がこの「Dear Future Light」になります。希望の未来に向けた自分の気持ちを表現するような曲で、MVでは青空の下で踊るダンスシーンが印象的です。まぶしい光が当たってみんなが可愛く映っているんですけど、その光はファンの皆さんの声援、応援。私たちはそれに照らされて、いつも支えられているんだと感じるMVです。2年目を迎えるLarmeRがもっともっと輝く準備をしている曲。いつかは皆さんからもらっているキラキラを未来への光でお返しできるように頑張ろうと思っています。
取材・文/鈴木康道
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