2日目の「セレブレーションステージ」に登場したディエゴ・ルナとトニー・ギルロイ氏(写真左から)

＜SWCJ＞ディエゴ・ルナ、『キャシアン・アンドー』シーズン2は「濃いシーズンになる」サプライズで第1話本編のフル上映も

2025.04.19 11:25

俳優のディエゴ・ルナが、4月19日に千葉・幕張メッセで開催された「スター・ウォーズ(SW)」の祭典「スター・ウォーズセレブレーションジャパン2025」2日目の「スター・ウォーズ：キャシアン・アンドー」セレブレーションステージに登場。同シリーズの脚本兼エグゼクティブ・プロデューサーであるトニー・ギルロイ氏らと共にシーズン2の見どころなどを語った。

ディエゴ「本当に『セレブレーション』は特別」

ディズニープラスで日本時間の4月23日(水)から日米同時独占配信される「スター・ウォーズ：キャシアン・アンドー」シーズン2は、SWファンだけでなく、世界中の骨太ドラマファンからも熱視線を浴びているオリジナルドラマシリーズ。

「シーズン1」では、映画「ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー」で反乱軍の情報将校を務めるキャシアン・アンドー(ディエゴ)が、それ以前に銀河帝国支配下で経験したことを赤裸々に描き、批評家からも「SWの歴史の中で最も複雑で成熟した物語」と高く評価され、プライムタイム・エミー賞にノミネートされた。

「シーズン2」は、「ローグ・ワン―」につながる最後の4年間を描き、極秘チーム“ローグ・ワン”で究極兵器デス・スターを破壊するべく命懸けのミッションに挑んだ反乱軍の情報将校キャシアン・アンドー(ディエゴ)を主人公に、SWの歴史において常に要となる存在であった“反乱軍”誕生の全貌が明らかになっていく。

「スター・ウォーズセレブレーションジャパン2025」への参加に、ディエゴは「本当に『セレブレーション』は特別です。このセレブレーションの一員となることができてうれしく思います」とほほ笑んだ。

また、今作は「スター・ウォーズ：キャシアン・アンドー」としてはファイナルシーズンであることも踏まえ、「『ローグ・ワン』も間もなくですので、感情も高まっています。新たにシーズン2に出てくるキャラクターもいます。皆さんの慣れ親しんだキャラクターもまた登場すると思いますよ。濃いシーズンになると思います」と、シーズン2からの新たなキャラクターの登場を匂わせた。

そして今回のステージには、シーズン1には登場しなかった「ローグ・ワン―」での“キャシアンの相棒”である元帝国軍の警備ドロイド・K-2SO役のアラン・テュディックも登壇。

MCからアランに話が振られると、しゃべる前から会場からは大歓声が。照れ笑いを浮かべつつ、シーズン2について「(ディエゴとK-2SOが)どのように出会い、どのようにK-2SOが誕生するのかを見ることができます。楽しみにしていてください」などと話し、ファンを喜ばせた。

最後にディエゴは「今回は特別です。シーズン2というだけでなくファイナルシーズン、特別なものを皆さまにお届けしたいので、スマホはおしまいいただけますか？」と呼び掛け、「この大画面で特別に第1話を皆さまだけに見ていただきます」と、この直後にシーズン2の第1話本編をフルで会場のスクリーンに流すことをサプライズで発表し、大歓声を浴びながらステージを後にした。

なお、同ステージはディエゴ、アラン、トニー氏の他に、製作総指揮サンネ・ウォーレンバーグ氏、出演者のジェネヴィーヴ・オーライリー(モン・モスマ役)、アドリア・アルホナ(ビックス・カリーン役)、デニース・ゴフ(デドラ・ミーロ役)、カイル・ソーラー(シリル・カーン役)も登壇した。

「スター・ウォーズセレブレーション」とは

「スター・ウォーズセレブレーション」は、SWシリーズの今後のラインアップや最新情報が披露されるSW最大の祭典。数年に一度のペースで世界各国で開催されており、日本での実施は2008年以来17年ぶりで「スター・ウォーズセレブレーションジャパン2025」と題して4月18日から3日間にわたり開催される。

C-3PO役のアンソニー・ダニエルズや、「ボバ・フェット／The Book of Boba Fett」の主人公ボバ・フェットに加えて、映画「スター・ウォーズ／クローンの攻撃(エピソード2)」でジャンゴ・フェットも演じたテムエラ・モリソンらのレジェンド的存在だけでなく、エピソード2や「スター・ウォーズ／シスの復讐(エピソード3)」、ドラマ「オビ=ワン・ケノービ」「アソーカ」でアナキン・スカイウォーカーを演じたヘイデン・クリステンセン、映画「ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー」でゲイレン・アーソを演じたマッツ・ミケルセンら世界的スターも登壇する。

◆取材・文=安藤瑠菜