博多華丸・大吉と学ぶ“神授業” レギュラー初回の「水族館学」は水族館に行きたくなる意外な知識がザクザク＜大人もハマる神授業＞

2025.04.18 12:00

博多華丸・大吉が最新知識を持った学者や研究者、専門家からさまざまなことを学ぶ“シン教育バラエティー”「華丸大吉が行く！大人もハマる神授業」(毎週金曜夜10:00-10:55、BSフジ)。これまで特番形式で放送されてきた同番組がレギュラー化となり、4月18日(金)夜10時からは記念すべきレギュラー第1回「水族館学」がオンエアとなる。特番時代とは違い、専門家の元に直接伺って深掘りするオールロケ形式となった同番組。実際に水族館へ足を運んだことで見えてくる風景や体験から、深い学びを得ていく。

意外な知識の数々に大興奮の博多華丸・大吉

博多大吉に「行きます？水族館」と聞かれた博多華丸が、「…居酒屋の生けすは水族館ですか？」と小ボケをかますところからスタートしたレギュラー初回。訪れたのは東京都港区にある水族館「マクセルアクアパーク品川」で、魚や海獣が約350種・2万点を展示する都市型水族館だ。

すぐに出迎えてくれたのは今回の“神ティーチャー”萬倫一さん。北海道大学水産学部出身で国内はもちろん、海外の水族館立ち上げにも関わったこの道10年以上のベテラン飼育員だという。

萬さんからは激レアな生き物の飼い方や水族館の歴史、大人気を誇る生き物の意外な事実などをトピックごとに教えてもらう。最初の授業は、20m以上にわたるドーム状の水槽「ワンダーチューブ」で大きな存在感を放つ巨大魚・ノコギリエイについて。突出した鼻先には外周をめぐるように歯がついており、名前のとおりノコギリが鼻先に装着されているかのようなビジュアルとなっている。

「あれもエイ!?」と華丸が驚くポイントは、やはりその巨大さと迫力。サメと見間違うほどのシルエットだが、萬さんは「エラ穴の位置が違うんですね」と専門的な知識で解説してくれる。エイを真下から見上げるという、ドーム状の水槽ならではとも言うべきポジションのおかげで説明もスムーズに進む。

標本を持ち出してノコギリエイの鼻先「吻(ふん)」の解説が始まると、その感触にMC2人は興味津々。「触ってポキッとかなったらどうしようと思ったけど、そんな心配いらないくらい」とまさしくノコギリな吻だが、ここで番組からクイズが飛び出す。「ノコギリエイの吻は何でできている？」という問題の意外な答えには、博多華丸・大吉の目が大きく開かれることに。

ペンギンの親子が速く“走る”ためにする特訓

島国である日本における水族館の歴史や、飼育されている生き物のさまざまな豆知識に大喜びの博多華丸・大吉。さらに番組の後半では、もう1人の“神ティーチャー”井上夏菜子さんを招いて大人気のペンギンにまつわる授業をおこなってもらう。

ペンギンといえば、短い足でヨチヨチ歩くイメージが強い。手を広げて歩く姿は愛らしいものだが、その時速は最大で約35kmにも達する。しかもある種類のペンギンにおいては、その脚力を鍛えるために幼いころからある特訓を施すという。大吉も「競争というか厳しい世界をね、生き抜かなきゃいけないよね…」と納得の理由だが、訓練方法にはさすがに驚きが勝っていた。

ペンギンが“水の中なら飛ぶように速い”というのは知っていても、地上を歩くのも意外に速いというのは新鮮な知識。生き物が自然界を生き抜くために進化した姿は、その種がたどってきた歴史を感じさせるものだ。

博多華丸・大吉の2人が神ティーチャーから学ぶ「水族館学」は、前後2回にわたって放送。レギュラー初回にして前編となる4月18日(金)の放送は夜10時から。