松田元太“人見”が強引な作戦を実行、「え？脱出ゲーム!?」「何を企んでるの？」と視聴者驚がく＜人事の人見＞

2025.04.16 13:22

松田元太が主演を務めるドラマ「人事の人見」(毎週火曜夜9:00-9:54、フジテレビ系／FOD・TVerにて配信)。4月15日に放送された第2話では、人見(松田)が商品企画部の植木(珠城りょう)ら社員に対してある作戦を実行したシーンに多くの声が上がり、SNSが盛り上がった。(以下、ネタバレを含みます)

「人事の人見」とは

同作は、“人事部”に焦点を当てた痛快オフィスエンターテインメント。古い熱血体質の残る大企業を舞台に、おバカでピュアすぎる主人公・人見廉(ひとみ・れん)と、会社を変えたいと願いながら日々奮闘するヒロイン・真野直己(まの・なおみ)が、個性豊かな人事部の面々と共に会社の中で巻き起こる社員のさまざまな問題と向き合いながら、「現代人の悩み」に立ち向かっていく。

“人が好き”な人見は、既成概念や世間の評価にとらわれず、ただ目の前の人に向き合って、本質を見抜く。知識や常識は皆無に等しいが、型にはまらない行動が、がんじがらめになった現代人のストレスや凝り固まった考えを解きほぐしていく。

日の出鉛筆に“人事のエキスパート”として入ってきた人見廉をTravis Japanの松田、日の出鉛筆の人事部に配属されて3年の女性社員・真野直己を前田敦子、人事部長・平田美和を鈴木保奈美、社内事情にやたら詳しい人事部の研修担当・堀愛美を松本まりか、人事部で人見を観察する若手社員・森谷詩織を桜井日奈子が演じる。

また、人事部で出世欲が著しい社員・須永圭介に新納慎也、韓国と日本のハーフで人事部の採用担当ミン・ウジンにヘイテツ、人見を抜てきした常務取締役・里井嘉久に小日向文世が扮(ふん)する。

労基の調査が入り、社員のサービス残業が発覚する…

大手文房具メーカー「日の出鉛筆」人事部の人見をはじめとする若手社員たちは、皆で力を合わせて謎を解いていく脱出ゲーム風の社員研修に参加することに。

だが、映画やゲームのような世界観を期待していた人見は「ピエロのようなお面のゲームマスターも出てこなければ手錠や鎖にもつながれなかった」と不満をもらす。

一方、真野は、そんな人見に勤怠管理システムの画面を見せ、残業時間が150時間を超えていることを指摘。勤務時間に関係なく思い出した時に打刻していた人見は、真野から激怒されてしまう。

するとそこに、匿名で通報を受けた労働基準監督署の調査が入った。その結果、日の出鉛筆は隠れ残業とそれに伴う残業代の未払いに関して指摘されてしまう。

人事部長の平田から報告を受けた常務取締役の里井は、記録をつけずに残業をさせている部署があることを問題視。それを受け、真野は人見と商品企画部の企画チームリーダー・植木奈緒子(珠城)に会いに行く。

植木は、日の出鉛筆の看板商品であるボールペン「シルキーボール」リニューアル案の社内コンペを控え、自らの意思で勤怠をつけずにサービス残業をしていたのだ。

「今後は労働基準法に則った勤務時間を守ります」と真野にメールを送った植木だったが、そのあとも持ち出し禁止の会社PCを持ち帰り、家やカフェで隠れ残業をする。

人見は、なぜ植木が一人で仕事を抱え、社内コンペに必死なのかを考えるのだった。

人見が強引な方法で作戦を実行したシーンに「何を企んでるの？」の声

カフェで植木を見つけた人見は、彼女が過去に自分が提案したデザインを同僚に横取りされていたことを知る。その時から植木は一人で仕事を抱えこむようになったのだ。

植木の夫からも事情を聞いた人見は、とある作戦を思いつき、植木や植木の夫、植木のデザインを横取りした元同僚、真野らを倉庫に閉じ込める。

全員で協力して謎を解くことができれば、植木が変わるチャンスだと思った人見が、脱出ゲームを仕掛けたシーンにSNSでは「人見くん何を企んでるの？」「え？脱出ゲーム!?」「いいんか？そんなことして…！」「人見くん小学生すぎるww」「人見くんプレゼンツ脱出ゲーム？」「とんだ茶番始まって草」「人見くん破天荒すぎる」「面白い」などの投稿が上がり、SNSが盛り上がった。

次週の予告映像には副業問題を取り上げる場面も。第3話にも期待したい。

◆文＝奥村百恵