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ラジオ体操を近所の人や家族に教えるのぶ(今田美桜)

＜あんぱん＞中沢元紀“千尋”がきっかけで動き出した今田美桜“のぶ”と北村匠海“嵩”の夢

2025.04.16 12:38
提供：WEBザテレビジョン
ラジオ体操を近所の人や家族に教えるのぶ(今田美桜)

今田美桜が主人公を務める連続テレビ小説「あんぱん」(毎週月～土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月～金曜の振り返り)。4月14日からの第3週「なんのために生まれて」では、高等女学校5年生になったのぶ(今田)と、漫画が好きな中学5年生になった嵩(北村匠海)の様子を中心に描かれている。(以下、ネタバレがあります)

漫画家・やなせたかしと小松暢夫妻が「アンパンマン」にたどり着くまで

連続テレビ小説、第112作目となる本作は「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかしと小松暢夫妻をモデルにしたオリジナル作品。脚本は連続テレビ小説「花子とアン」、大河ドラマ「西郷どん」の中園ミホが担当している。

戦前、戦中、戦後と激動の時代を生きたやなせと、やなせと共に生き、彼をけん引し続けた“ハチキンおのぶ”こと暢が、あらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどり着くまでの人生を描いた物語だ。

第3週は、昭和10(1935)年、高等女学校5年生になったのぶと、漫画が好きな中学5年生になった嵩の様子を中心に展開。朝田パンも細々ではあるが続いている中、のぶは、高等女学校に来ていた貴島中尉(市川知宏)と再会し、町内で行なわれるパン食い競走のパン作りの依頼を受け、朝田パン開店以来の大仕事に朝田家は活気づく…といった内容だ。

嵩、のぶの代わりに激怒

4月16日放送の第13回では、パン食い競走に出場し、見事1位でゴールするも失格になったのぶのシーンからスタート。

肩を落とすのぶに「失格なんてひどいね」「のぶちゃんは、悪くない。みんな女子に負けて悔しいんだ！」と腹を立てる嵩。これを見てのぶは「嵩でも、怒ることあるんやね」と驚き。そして、のぶは嵩がパン食い競走の選手を譲ってくれたのだと気付いたのだった。

「うち、見つけたかもしれん！」

そこに繰り上げで1等になった千尋(中沢元紀)が現れ、のぶに「1等賞はのぶさんや！」と優勝賞品のラジオを譲る。これには釜次(吉田鋼太郎)も「ええがか！」と喜びを露わに。朝田家一同も笑顔を見せる。

そしてのぶは朝、家族や近所の子たちにラジオ体操を教えるのであった。それを見ていた嵩に、のぶは「うち、見つけたかもしれん！」と瞳を輝かせる。

嵩とのぶ、それぞれの夢が動き出す

そして、家族全員の前で「なりたいことができたら、突っ走れ」と父・結太郎(加瀬亮)から言われたと言い、「学校の先生になりたい」と宣言。

しかし、これには釜次「女子は女子らしゅう…」と反対。しかし、母・羽多子(江口のりこ)は「女子らしゅうってなんですか？」「のぶの夢を潰さんといてください！」と一緒に説得。蘭子(河合優実)とメイコ(原菜乃華)も一緒になってお願いし、のぶは晴れて学校の先生を目指すことになったのであった。

その一方、嵩の元に1通の手紙が。新聞社に出した漫画の結果が届いたのだ。

「もういい」と諦めたような振る舞いをする嵩。そこで、代わりに千尋が封を切ると結果は入選。嵩が「たまるか…」とつぶやき、この日の放送は終了した。

この日の放送に、視聴者からは「のぶ、夢が見つかって良かった」と喜ぶ声や、嵩に対する「嵩は漫画家になるのかな？」などの声が上がっていた。

◆文＝於ありさ

WEBザテレビジョン

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