

才色兼備の青年がある男の前でだけ無条件に涙を流してしまう話に「あまりにも顔が美しい」の声【BL漫画】

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、『おやすみ、なみだくん』(リブレ刊)の第1話を紹介する。作者のJANMNさんが、2月24日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、1.3万件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、JANMNさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
会社のミーティングで再会したのは、涙のスイッチを担う男
サラリーマンの阿知葉柊弥(あちば しゅうや)は、才色兼備やスパダリなどと噂される“しごでき”男。部下のフォローも完璧にこなし、実務だけではなくメンタル部分をケアして、さらに物腰柔らか…ということで周囲からの人気も評価も高い。社内でも確固たる地位を確立している。
そんな柊弥は、由緒ある家柄に生まれ両親に厳しく育てられた過去があった。幼いころはよく泣く子だったが泣くなと繰り返ししつけられ、成長するにつれて泣き方がわからなくなってしまう。さらに家柄などを目当てに寄ってくる人間を見て、人と関わることそのものが好きではなくなったのだった。
ある日、柊弥は他社とのミーティングで偶然にも高校時代の知人である佐波祐(さなみ ゆう)と再会。すると突然、柊弥の目から大量の涙がこぼれた。祖母が亡くなった時でさえ泣けなかった柊弥だが、なぜか祐を見ると涙が出る。さらに止めどなく流れる涙は、祐が柊弥の頭を撫でることで涙が止まる…という不思議な状況。いわば、祐が“柊弥の涙のスイッチ”を握っている状態だ。これにはあるできごとが関係していて…。
この涙のスイッチが依存している独特な漫画を読んだ人たちからは、「そう来るのエモい」「あまりにも顔が美しい」「儚すぎる泣き顔で撫でたくなる」「心情が沁み込んで来る」など、多くのコメントが寄せられている。
泣けない男が唯一泣いてしまう相手
――本作のお話の発想の源はどこだったのでしょうか?
張り詰めた緊張感の中で生きている時、人によっては不意の優しさに気が緩んで涙が出てしまうなんてことがあったりすると思います。そんな人間の弱い部分をもう少し過大に、わかりやすく表現して物語に出来たら面白いだろうなと考えたのが始まりだった気がします。
――思わず涙を流した阿知葉の表情が美しく非常に惹かれました。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
仰っていただいた「涙」や阿知葉の表情は特に描いていて楽しかった部分でもありますので、ぜひ場面場面の泣き方の違いも楽しんでいただければと思います。個人的に絵を描く際に目の表現は大切にしているので、表情は特に注目していただけると嬉しいです。
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
帯にも使っていただいている"泣いていいよ"とそれに続くセリフ、阿知葉にとってのターニングポイントだった過去のとある日のシーンです。物語の中でも重要な場面であり、空気感、温度感が気に入っています。
――ストーリーを考えるうえで気をつけていることや意識していることなどについてお教えください。
主観的にはなりますが、ストーリーをするりと読めるような物語作りや台詞回しに気をつけています。2人ならこの場面でどう言葉を発するか、語尾はどうなるだろうかなど繰り返し引っかかる部分が無いか読み返すよう意識しています。
――今後の展望や目標をお教えください。
具体的に言ってしまうと言ったことで満足してしまいそうなので心に秘めておきますが、できる限り長く物語を作っていきたいと思っています。また、物語のみならず絵に関してはこの先ずっと描いていけたらいいなと思います。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
読んでくださった方の心の隅っこにそっと居るような本になっていますと本望です!これからも何卒よろしくお願い申し上げます!
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