高橋海人が木村拓哉に褒められたエピソード披露、初のフォトグラムでも「絶対いい感じ」と手応え＜キントレ＞

2025.04.13 17:05

King ＆ Princeの高橋海人が、4月12日放送の「キントレ」(毎週土曜昼1:30-2:30、日本テレビ／Huluでも配信)でカメラを使わない写真撮影に挑戦。その中で、木村拓哉から褒められたエピソードを披露する一幕があった。

高橋海人がプロの写真家と対決

手先が器用な高橋がプロのアーティストとガチンコ対決をして、どちらの作品を高橋が作ったかを見抜く「高橋海人のどっちが海人でSHOW」。今回はカメラを使わない写真撮影に挑戦した。

コーナーの冒頭、スタッフからこの企画への反応を聞かれた高橋は「木村(拓哉)さんが『キントレ』見てくださってて。『海人でSHOW』がめっちゃ面白いって言ってくれた」と明かし、「プロの作品と分からないところまで持っていけているのがすごいと褒められた」と語った。

続けて、高橋はカメラに向かって「見てくださっている著名人の方々、いつでもお声がけください。勝負もできます」とアピールした。

今回、高橋が挑むアーティストは写真家の今井ミナさん。これまで音楽アーティストのゆずや、東京メトロ、UR賃貸住宅などの商業用写真を手掛け、APAアワード経済産業大臣賞を受賞したこともあるプロの写真家だ。

今回は、今井さんの作品の中でも実験的な手法を取り入れた写真に挑戦。今井さんから「カメラを使わないで写真を撮ってもらいます」と告げられると、高橋は「おぉ！知らないですね、その世界」「カメラを使わずに写真を撮る？」と不思議そうに返答。

高橋が挑戦するのはフォトグラム。紙に物をのせ、ライトなどの光を当てることでシルエットを焼き付ける古典的な写真技法で、今井さんはライトを使わず、日光にあててシルエットを焼き付ける方法で制作する。高橋は「すごい面白いこの技法」と興味深々な様子で笑顔を見せていた。

まずは写真のベースとなる印画紙の制作から。紫外線に反応する感光液を筆で塗り、乾燥させて完成。紫外線があたった場所から青色に変色するので、逆算でデザインしていく。

高橋が「これ撮影されるかな？」と鉛筆の削りかすについて聞くと、今井さんは「夏ならばくっきり出るが冬だとぼんやりする」と回答。高橋は「面白！季節に左右されるアートってめっちゃいいですね」と声を弾ませた。

30分ほど日光にあてた後、水洗いをして薬剤を流せば現像が完了。高橋の初作品は実験感を大切にしたと言い、「計算通りにはいかない感覚があります」と語る。

さらに、感光液の塗り方などでも変化が付けられると聞いた高橋は「まだ奥行があるんですね！」「わぁ！楽しそう」とさらにギアが入った様子。感光液をスプレーで慎重に吹きかけた高橋に、今井さんは「繊細～」とコメント。高橋は「初めてその褒められ方しました(笑)」と照れた様子だった。

その後は感光液の塗り方を工夫し、葉などの自然の素材を用いるなど、独創的な感性で作品を仕上げる。「絶対いい感じなんだけど、もう分かる～」と手応えを感じた様子。完成作品はスタジオで披露された。

今回の撮影にあたり、カトラリーや文具などの小物が27種類用意されていた。高橋は自虐的に「ゴミ捨て場」と言い表していたが、物をただ配置するのではなく、鉛筆を削って出る削りかすや、消しゴムを覆うフィルムを引き出してみたり、木製クリップを連結させてみたりと、一捻りしていたのが高橋らしい。

さらに、今井さんから感光液の塗り方のヒントをもらうと、筆を操って筋状に垂らしたり、丁寧にスプレーしたりと、ヒントを得てさらにアイデアを飛躍させていたのが印象的だった。

今後も回を重ねていき、さまざまなアートに触れながらいくつもの技法を修得することで、誰にも生み出せない、高橋だからこそのアート作品が誕生しそうだ。

◆執筆・構成＝ザテレビジョン編集部バラエティー班

※高橋海人の高は正しくは「はしご高」