

いしだ壱成(50)「自分のイメージは大切にして欲しい。一回色がつくと中々変わらない」後輩俳優たちに今、伝えたいこと

俳優・いしだ壱成(50)が出演する舞台に密着したインタビュー番組『NO MAKE』。そのカメラが捉えたのは、過去の栄光やスキャンダルではなく、今を真摯に生きる“役者・いしだ壱成”の姿だった。
【映像】若手俳優たちに指導するいしだ壱成
90年代後半、自然な演技と独特な存在感でブレイクしたいしだは、父・石田純一(71)と並び称されるほどメディアを賑わせたが、私生活では3度の結婚と離婚を経験。その後、心身のバランスを崩し一度芸能界から離れるも、現在は再び表舞台に戻り、役者としての再出発を図っている。
この日、密着したのは舞台『CHIKAKO2025』の稽古場。彼の役は「奥さんに尻に敷かれる気の弱い板前」。その柔らかい立ち居振る舞いや、共演者たちとの関係性からは、チームの中心であり、年下の仲間から慕われる姿が浮かび上がる。
「人との距離の詰め方がすごく上手」「オファーできたことが夢のよう」共演者からの評判
共演者の野中ぴよこは「もっとチャラい方かと思っていたけれど、ものすごく優しくて芝居への愛に溢れていた」と語り、中西彩乃も「壱成さん、モテるでしょうね。優しいし気さくです」と印象を語る。一方、男性共演者の大場啓博も「人との距離の詰め方がすごく上手で、話しやすい先輩」だと語り、その人懐っこさと誠実さが共演者たちの声からも滲み出ていた。
演出家の野口大輔にとって、いしだ壱成はまさに自分が俳優を志した原点の存在。「ドラマ『未成年』を見て役者を目指した。壱成さんにオファーできたこと自体が夢のようだった」と、真っ直ぐな敬意を口にする。
その『未成年』時代を振り返る壱成は、当時の現場が「青春のすべてだった」と語り、「慎吾くんはテレビ局ですれ違った時は「おお」って。反町くんも道端ですれ違った時「壱成くん!」って」と現在でも当時の共演者と顔を合わすと挨拶をする仲だという。最終回の名シーンも「実はカメリハの映像がそのまま使われた。『3行くらい飛ばした!』ってなったけど、『大丈夫大丈夫!』って(笑)」と裏話を明かすなど、現場との距離の近さがあったことを懐かしんだ。
現在の私生活では、昨年の事務所設立を機に禁酒・禁煙を継続中。「願掛けです。何かを達成するまでは飲まない」と決意を語りつつも、「テキーラとか大好き。本当は。僕の場合はお酒のトラブルとかが起こりそうで。なんか調子乗っちゃうんですよね」と本音も覗かせた。
「自分のイメージは大切にして欲しい。一回色がつくと中々変わらない」後輩俳優たちへのメッセージ

そして、舞台以外に力を入れているもうひとつの活動が、後進に向けて行っている演技のワークショップだ。壱成は「明日現場に出ても使えるメソッドを教えている」と語り、演技の中で最も重要な“伝わる感情”とは何かを実践的に指導している。さらに壱成の指導は、技術だけでなく、役者としての生き方についても。
「お仕事を選ばないっていうよりも、役はしっかり選んで欲しい。黒歴史になるような役は絶対やっちゃダメ。例えば女性だったら悪役なんだけど、救いようのない悪役とか。『自分を大切にしてほしい』っていうのが僕はあって。自分のマイナスになるような役はできればやらないで欲しい。自分のイメージは大切にして欲しいな。一回色がつくと中々変わらないから」
その言葉は、まるで自身に向けてのメッセージでもあるかのようだった。50歳を迎えた今だからこそ、いしだ壱成が語るひとつひとつの言葉には、深みと重みが確かに宿っていた。
(『ABEMA NEWS』より)
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