

「ハゲ、死ね」いしだ壱成(50)、誹謗中傷で心が崩壊…“芸能界引退”を決意した日と 父・石田純一の支え「父がいなければ、今の自分はない」

俳優・いしだ壱成(50)。自然体な芝居と独特な存在感で、90年代後半に俳優としてブレイクした彼だが、プライベートでは、父・石田純一(71)と同様に数々の浮名を流し結婚と離婚を3度繰り返した。
【映像】石田純一が働く船橋の焼肉店を訪れるいしだ壱成
療養のため1度は離れた芸能界に戻り再出発を決めたいしだ壱成にNO MAKEが独占密着。
そこで明かしたのは、世間からの好奇の目に晒され続けた複雑な生い立ちへの葛藤。そして、生死をかけた人生の選択を告白。50歳になり、人生の折り返し地点に立ついしだ壱成の素顔に迫る。
「石田純一に隠し子」スキャンダラスな報道でデビュー

1974年、石田純一と1人目の妻との間に生まれた壱成。2年後に両親は離婚し母と暮らすも、16歳の時、センセーショナルな形で世間から注目された。
壱成:僕がバイトに行こうと思ってアパートを出たら目の前にセンチュリーが止まってるんですよ。住宅街に。普段いない。怖いですよね。よく見てみると後ろからカーテンの奥からすごい大きなレンズがのぞいている。「壱成くんだね、週刊誌のなんとかだけどお父さん憎いよね?」「いや全然憎くないですけど」とか始まって、 “石田純一に隠し子”ってニュースが出て。それがどえらい変な騒ぎになったのを覚えてます。石田純一に隠し子…っていう、めちゃくちゃスキャンダラスな出方。それがデビュー…それで顔が出たようなものです。
隠し子報道の翌年、1992年に俳優としてデビュー。その後は、『ひとつ屋根の下』『未成年』『聖者の行進』と野島伸司作品で活躍し売れっ子の俳優になった。
23歳でうつ病を発症…髪形に対する誹謗中傷で芸能界引退も決意

多くの人を惹きつける芝居をする壱成。30代になり活躍のフィールドが、バラエティー番組に広がっていくことで、精神に不調が起こった。
壱成:バラエティーで変に売れてしまったことがあって。所謂僕がハゲで気持ち悪いキャラクターに設定されることが多くなり、僕がスタジオ行くと「キャー、キモイ」が毎日。どこの現場行っても「キモイ」と言われてるうちに、精神的にだんだん壊れて行って。
23歳からうつ病を発症した壱成は、髪形に対する誹謗中傷を苦に心を痛めるように。壱成を貶める声は徐々に大きくなっていき、2018年、3度目の結婚を発表した際にも心無い声が殺到した。
――誹謗中傷は何で言われたんですか?
壱成:3度目の奥さんになる人が24歳年下だったからです。Twitterに2万件くらいきた「ハゲ、死ね」って。家から出られない、部屋から出られない。怖くて。働けなくなる。これはいよいよ芸能界をやめるか。元々やめようと思って(石川県に)行ったんですけど。いわゆるエンタメとか自分の得意分野、俳優・芸能界で食べていくのは無理だと。諦めようと。向こうで就職して「普通の人になる」。
外に出ることが怖くなり、芸能活動をやめることを決意。移住先の石川県のハローワークで職を探したといいう。
壱成:5、6社くらいですかね、ちゃんと面接したのは。介護施設と旅館と車のクリーニングと工場のラインも行きました。でもやっぱり病気が顔を出していたので(うまくいかなかった)。
――3回目の離婚の原因は経済的なこと?
壱成:主にそうですね。あとは色々ありましたけど主に経済的なことで、僕が至らなかったということ。貯金も何もなかったですからね。びっくりするくらい困窮していました。
「どうやって死のうか」追い詰められたいしだ壱成を救った父・石田純一の行動

安定しない精神状態と生活に最悪のケースも考えていたという壱成。絶望の淵で、手を差し伸ばしてくれたのは父・石田純一だった。
壱成:父が連れ戻しにきました、石川県に。(自分が)部屋から出れなくて、みんな出て行ってしまって1人でいる時に「今から行きます」って。「大丈夫かお前」「早く社会復帰、芸能界に復帰して欲しいな」って。なんかとっくのとうに再び東京で舞台に立つってことは夢物語に近かった、自分にとっては。だいぶ遠い。距離的にも遠いですし。だからずっと家に閉じこもったまま。考えることは「どうやって死のうか」ということ。その時に父が直接来て、「社会復帰しよう」「芸能界に戻ろう」って言ってくれたことで、スイッチがボン!って入りました。
2024年5月には個人事務所を設立。現在は、生活の拠点も東京に移し、海外で活躍する俳優を目指し活動している。
「ここ1、2年で、父と息子って関係にやっとなれた」

壱成:今日は共通の知人が父に会いたいってことで。いや、もうしょっちゅう行ってますね。月に2、3回ぐらい。
この日、知り合いの映画プロデューサーとの会食のため、父・純一が営む千葉県・船橋市の焼肉店を訪れた壱成。
壱成:あれ、父はいませんか?父どっか行っちゃいました?じゃ、ちょっと探してみます。あれ?あれ?そんな広い店舗じゃないんですけど…、あ、いた!
純一:おお、いえーい!
壱成:大丈夫?
純一:ちょっと体調はアレなんですけど、頑張ってる。
一同:ありがとうございます。宜しくお願いします。乾杯。
壱成:(写真を見ながら)この時代に(父親に)会いました。トレンディドラマですよね、W浅野さんと共演してた『抱きしめたい』のあたりですよね。
――お父様に似てきたとかはありますか?
壱成:最近似てきたって周りに言われますね。
父と息子のかたちはそれぞれ。たとえ、多くの時間を共有していなくても。
壱成:どっちかっていうと僕は、先輩とか社長というような目線の方が今より断然強かったですね。今はパパって気楽に呼んでますけど、お父様っていうような。そうは呼んでませんけど(笑)。
純一:子どもたちが元気で楽しくやってくれれば、別に何をやっていようといいっていうタイプなんだけど、それが楽しくなさそうな感じが聞こえてきたから、びっくりして。「俺が守ってやる」っていうのはありました。10代、20代はみんな楽しいんですよ。お金はないけど責任感がない。けど壱成たちはスタートが…例えば石田純一の子どもだからということで、そもそもスタート(での期待値)が高いんです。10代、19〜21歳くらいでやたら責任を全部負わされる位置にいて。当人はあまり分からないけど、普通じゃないんだよ。
それぞれ3度の結婚をしたこの親子に「家族とは何か」と、聞くと…
壱成:なんでしょうね。おうちであり…最近、ここ1、2年で、父と息子って関係にやっとなれました。素直に頼れるようになった。僕は1人では当然生きていけない。複雑だから強固なものもあるって気はしますね。
純一:父と子どもっていうのはなんなんだろうって、自問自答はしたけど。でも一緒にいたくてもいれないし。でも自分もやることはやろうと、それは壱成のお母さんがチャンスをくれたのかもしれない。実際にそう。でもまだ完結してないんで。うちの物語も壱成の物語も。
壱成:まだ産まれるかもしれないしね(笑)。
純一:いやいや。だから、色々楽しいことがあったらいいな。
(『ABEMA NEWS』より)
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