桜井ユキ 撮影/田中健児

『しあわせは食べて寝て待て』主演の桜井ユキ、「本気で笑えない時期が続いた」からこそ主人公と共通する部分

2025.04.01 06:03
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桜井ユキ(38)が、4月1日スタートのドラマ『しあわせは食べて寝て待て』(NHK総合)で主演を務める。本作は水凪トリの同名漫画を原作としたヒューマンドラマ。“一生付き合わなくてはならない病気”にかかったことから生活が一変し、週4日のパートで質素に暮らす38歳独身女性が薬膳料理を通して心身を取り戻す日常を描く。桜井を直撃し、作品に懸ける想いをたっぷり語ってもらった。(※前後編の前編)

──『しあわせは食べて寝て待て』の主役に決まったとき、率直にどう感じましたか?

桜井 正直、「なんで私にオファーいただいたのか?」という気持ちでしたね。でも、原作を読ませていただき、そのあとで脚本も読んだとき、(主人公の)麦巻さとこが感じている葛藤は自分の人生の中でも共通する部分があると感じまして。そこで「なんで私に?」から「ぜひやらせていただきたい!」という気持ちに変わりました。

──さとこと共通する桜井さんの葛藤とは?

桜井 幼少期から自分の中でもやっとした思いがあったんです。言葉にはしづらいんですけど、友人や両親との関係もそうだし、自分がうまく立ち振る舞えないことの葛藤もあり、当時は悩んでいて本気で笑えない時期が続いていました。

──原作を読んだ感想は?

桜井 最初に『しあわせは食べて寝て待て』のお話をいただいたとき、薬膳を扱った作品だということも伺いましたし、「すごく優しくてほっこりした作品なんだろうな」と感じたんです。だけど原作を読ませていただくと、「優しい」とか「ほっこりした」みたいな表現で片付けるべき内容じゃないなと思い直しました。

 さとこは膠原病という傍からはわかりづらい病気を患っているんです。今の世の中は人と人とのつき合いがどんどん希薄になっていますけど、この『しあわせは食べて寝て待て』は周りの人たちと寄り添いながら生きていく物語で、大きな事件も起きなければ、胸を打つような悲劇や大恋愛もないですけど、すごく考えさせられる内容でしたね。

──事前の準備や、さとこを演じるにあたって意識したことについて教えてください。

桜井 以前、スタッフさんに「桜井さんは、どこからどう見ても健康的だよね。」って言われたことがあるんですよ。たしかに筋肉はしっかりついているほうですからね。なので、『しあわせは食べて寝て待て』出演にあたって、ジム通いは控えるようにしました(笑)。筋肉質のさとこだと、説得力がない気がしまして。ほかにも髪型や見た目は意識しましたね。

──『しあわせは食べて寝て待て』は宮沢氷魚さん加賀まりこさんとの共演も話題になっています。お2人の印象について教えてください。

桜井 加賀さんはテレビで拝見していた通り、すごくパワフルで知的な方ですね。現場でもそのエネルギッシュさは変わりませんでした。とても魅力的ですし、ちょっと可愛らしさもあって、大先輩ですが、改めて素敵な女性だなと思いました。

 宮沢さんは、まるで綿飴みたいに柔らかい方。髪型もふわふわしていて、声や話すスピード感も本当にソフトで、全体的に優しい空気感を醸し出しているんですよ。事前に監督から「天使みたいな人」と聞いていたんですが、本当にその通りでしたね。

──撮影はまだ序盤戦とのことですが、印象的なエピソードはありましたか?

桜井 第2話で、さとこが大家の鈴さん(加賀まりこ)の自宅に招かれ、みんなですき焼きを囲むシーンで、原作では鈴さんと同居する司さん(宮沢氷魚)がリモコンの取り合いをする軽い描写になっているんです。それに対して加賀さんが「これ、追いかけ回したほうがいいんじゃない?」って撮影現場で提案してくださいまして。それで急遽、2人がリモコンを取り合いながら追いかけっこするようなシーンになったんです。

 宮沢さんと加賀さんがじゃれ合うようにして「嫌だ~!」とか追いかけっこしているんですけど、なんだかそれが海辺のカップルみたいな雰囲気で素敵でした。しかも宮沢さんの背がすごく高くて、加賀さんは私より少し低いくらいだから、デコボコ感も含めて本当に可愛らしくて(笑)。私はずっと笑ってしまいましたね。

さくらい・ゆき◎1987年2月10日生まれ 福岡県出身。24歳のデビュー以来、演技派女優として注目を集め、話題のドラマや映画に多数に出演。2019年に放送されたNHK主演ドラマ『だから私は推しました』では、第46回「放送文化基金賞」演技賞を受賞。2021年~2022年に放送されたNTV系ドラマ『真犯人フラグ』では怪演が話題に。昨年はNHK連続テレビ小説『虎に翼』、TBS系ドラマ『ライオンの隠れ家』などに出演。映画『#真相をお話しします』が4月25日、『フロントライン』が6月13日公開予定。

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