

「上田と女が吠える夜」心の奥に積もったモヤモヤを代わりに吠えてくれるの、助かります/いつもテレビをみています#34

テレビ大好きイラストレーター・渡辺裕子さんが、お気に入りの番組をかわいいイラストで紹介する連載「いつもテレビをみています」。第34回は「上田と女が吠える夜」(日本テレビ系)をチョイス。
心の奥に積もったモヤモヤを代わりに吠えてくれるの、助かります
タイトル通り、上田哲也さんと女性たちが、世の中のいろんなことについて吠える番組「上田と女が吠える夜」。レギュラーの女性たち(全員魅力的!)とゲストが吠えまくるものごとは、毎回多岐に渡る。甘いものへの愛を熱く語り合う回では、夜なのにコンビニに走りたくなって悶えたし、それぞれの妊娠出産について赤裸々に語る回のように、おもしろくも真面目な夜もある。
ひとことで「女」と言っても、もちろんみんな違う人間で、違う人生を送り、考え方も違う。だから「あ、この人が言ってることわかるわー」と共感したり、「え、そんなことあるんだー」とびっくりしたり、見ている私の脳内が忙しい。
彼女たちが吠えるテーマは、まだまだたくさんありそう。たしかに私にも、なんとなく「まあ、いいか」と忘れたつもりでいる(でも忘れてない)吠えたい不満がある。そんな心の奥に積もったままの片付けられないモヤモヤを、代わりにこの番組で女たちが吠えてくれるの、助かります。自分の中のモヤモヤが言葉になって昇華されていくような快感もあり、知らなかった他の人のモヤモヤを知るきっかけにもなる。
しかし彼女たちの歯に衣着せない言葉、そのまま無加工だとテレビのバラエティとしては鋭すぎるかもしれない。そこに絶妙なタイミングでツッコミをいれて、笑いをまぜてさらりと受け止める上田さんの力と器、とっても大きい。あの司会術、簡単にできることじゃないですよね。どんなことを言っても上田さんがそこにいてうまく料理してくれるとわかっているから、女たちも好きなようにのびのびとしゃべれている気がする。愚痴とか意見とかがおもしろく受け止められるかどうかは、言う人の技術だけでなくて、聞く人の能力が大きいんだなあ。
「吠え」を受け止めてくれるmy上田さんがほしい
私も思ってることを吠えたいし、そこで受け止めてくれるmy上田さんがほしい。なかなか思うようにいかない日々だけど、たまにはそれにあらがいたい。吠える人に勇気をもらいたい。これからもみなさんの「吠え」を、期待しています。
■イラスト・文/渡辺裕子
関連記事
-
新垣結衣が語りに!“伝説の家政婦”タサン志麻さん夫婦に密着「たくさんの人の心にスッとしみこむはず…」<ふたりのディスタンス>WEBザテレビジョン
-
東京03の超絶サクセスストーリー 全国ツアーだけで「1年食えるくらいはもらえる」WEBザテレビジョン
-
<BLACKPINK>「あつまれ どうぶつの森」内に“BLACKPINK島”がオープン!MVのセットやステージを再現WEBザテレビジョン
-
松井玲奈、大粒の涙…新型コロナ感染中の思い吐露「人生の中では一番苦しいぐらいの数日間」WEBザテレビジョン
-
ジャニーズWEST中間淳太 “探偵”イメージの細身スーツで「小説現代」表紙に!推しミステリから自身の創作活動まで明かすWEBザテレビジョン
-
瀬戸朝香、“なかなか良い感じ”7歳長女によるメイクSHOTに反響「優しくて自然な感じすごくいい」「娘さんお上手!」WEBザテレビジョン
「ニュース」カテゴリーの最新記事
-
テレ朝・三谷紬アナ、美脚際立つショーパン姿披露「新鮮」「スタイル抜群」の声モデルプレス
-
ニコラガールズの葵かんなが所属するチャームが新人を募集『TEENS☆STAR特別オーディション2025』Deview
-
クールなスターと無邪気な“ムコ殿”…長瀬智也のギャップ演技に「可愛いとカッコいいが渋滞してる!」WEBザテレビジョン
-
中国・上海出身の歌手で声優「Liyuu」、3年ぶり2nd写真集に「Liella!のメンバーたちは泡風呂への反応が大きかった」Deview
-
小森純が暴露、売れっ子時代の最高月収にスタジオ騒然「桜新町にマンションを購入した」ENTAME next
-
#Mooove!の最年少18歳・石原さき、天使と小悪魔衣装で見せるまばゆい白肌「18歳にしてはちょっと大人っぽい」Deview
-
“令和の峰不二子”阿部なつき、合同就職説明会の公式アンバサダーに就任「私がどんな戦略でここまで歩んできたか見て」Deview
-
格闘技イベント『RIZIN』を盛り上げる「2代目RIZINアンバサダー(仮)」を募集中Deview
-
とろサーモン久保田、復帰番組で語られなかった「ウエストランド井口の予言」と「パンサー向井の激怒事件」ENTAME next