日枝久氏、フジ取締役相談役を退任 経営体制見直しへ
2025.03.27 15:53
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株式会社フジ・メディア・ホールディングスは3月27日、公式サイトを通じ、フジテレビとフジ・メディア・ホールディングスで取締役相談役を務めていた日枝久氏の退任を発表した。経営体制を見直すとしている。
日枝取締役相談役、退任発表
公式サイトでは「当社は、本日開催の取締役会において、この度の当社子会社の株式会社フジテレビジョン(以下、『フジテレビ』)における問題を受け、ステークホルダーの皆様からの信頼回復に向けて、経営体制の在り方の見直しを実施することとし、下記のとおり代表取締役の異動及び役員体制の変更を行うことを決定しました」と報告。さらに「フジテレビは、本日臨時株主総会及び取締役会を開催し、信頼回復に向けて経営体制の見直しを決定しました。フジテレビにおいては、本日付けで新たな役員体制に移行しております」と伝えた。経営体制の見直しについては「取締役会の実効性を強化するとともに意思決定の迅速化を図るため」としてフジ・メディア・ホールディングスの取締役数を17人から11人へ、フジテレビの取締役数を22人から10人へと減員。ほかにも「取締役会の多様性を図る観点から、女性取締役比率を3割以上」「取締役会の年齢面での多様性も考慮し、50歳代以下の人材の新たな起用を進め、取締役の平均年齢を大幅に引き下げる」なども実施している。
なお、フジ・メディア・ホールディングスの新代表取締役社長には現フジテレビ代表取締役社長・清水賢治氏が就任し、これまで代表取締役社長を務めていた金光修氏は取締役会長に異動となった。退任取締役としては、日枝氏のほかフジテレビ取締役副会長・遠藤龍之介氏なども名を連ねている。
フジテレビ、中居正広氏の騒動で役員・社長辞任
フジテレビは、同社と中居正広氏が関与していたとされるトラブルをめぐって2度の会見を実施。1月27日の会見では、代表取締役会長を務めていた嘉納修治氏と代表取締役社長を務めていた港浩一氏が同日に辞任したことを報告していた。また日枝氏をめぐっては2月27日、フジ・メディア・ホールディングス定例取締役会終了後、金光氏が日枝久取締役相談役の経営諮問委員会委員辞任を発表。同日の取締役会には、自宅で転倒し腰椎圧迫骨折で入院中のため出席しなかったと説明していた。(modelpress編集部)
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