

三浦透子が指摘する寛一郎の異能力は「素直すぎるところ!?」アメコミ原作のSFドラマにW主演!<HEART ATTACK>

寛一郎と三浦透子がW主演を務めるSFアクションドラマ「HEART ATTACK」の配信がFODでスタート!
フジテレビと、「ウォーキング・デッド」などの大ヒット・フランチャイズを手がける米・スカイバウンドエンターテインメント(以下、スカイバウンド)が共同制作することでも話題の本作。スカイバウンドのクリエイターが執筆した世界的大ヒットコミックスを原作に、今回のドラマでは物語の舞台を近未来の日本に。超常的な能力を持つ〝ヴァリアント〟の愛と戦いをスリリングな展開かつ刺激的な映像演出で描く。
そんな本作で、ヴァリアントでありながら彼らを管理するVCU(ヴァリアント犯罪課)のスパイとしても活動するウミンを演じる寛一郎と、運命的な出会いからウミンと行動を共にするようになるインフルエンサーユニット“L”のメンバー・エマを演じる三浦にインタビュー。演じた役どころや撮影現場でのエピソードなど話を聞いた。
「台本を読んでも想像がつかず不安が大きかった」(寛一郎)
――SFアメコミを実写ドラマ化した「HEART ATTACK」。かなり挑戦的な試みですね。
三浦:台本を読んだときは、どんな映像になるんだろうと、全く想像がつかなかったですね。楽しみと不安が半々くらいでした。
寛一郎:それは僕も全く同じですね。日本でもSFアクションというと「ゴジラ」とか、いろいろありますけど、こういったアメコミを原作に実写化するというのは珍しいことだと思うんですね。想像がつきづらいなかで、自分がどう演じていけばいいのか。不安が大きかったです。
三浦:想像で補うのは私たちの仕事ですけど、今回は2人が同じものを見ているという設定。想像しているものを共有しないとお芝居が変わってきてしまうので、そこが難しいところでした。丸山健志監督が最初の本読みのときに「このシーンは、こういう音楽のイメージ」と説明してくださったり、絵コンテのようなイメージボードを見せてくださったり。それがすごく助けになりました。監督と3人で常に細かく相談しながら進めていったように思います。
――近未来の日本を舞台に、演じるのは異能力を持つというキャラクター。どんなところを意識して演じられましたか。
三浦:エマは、ヴァリアントである自分たちが住む街をよくしたいという思いでインフルエンサーとして活動しているんですけど、そういった強さがある一方で、迷ったり、間違えたり。その矛盾がエマらしいところだと感じたので、そこを愛して演じていきたいなと。確固たる信念があってインフルエンサー活動をしているわけじゃなくて、自分に自信を持ちたくて活動している部分もあるのかなとも思いました。
寛一郎:僕が演じたウミンは、何らかの過去を抱える冷徹な人間という設定でしたが、台本を読んでいくなかで、ちょっとチャーミングにしたいなと思ったんですね。SFだけどキャラクターっぽくしすぎたくないなと、異能力を持っていても、ちゃんと人間として愛情を持って育てられてきた、というところを感じるような温度感を大事にしながら演じていきました。お互いの役作りも話し合ったよね。
三浦:台本の順番どおりの撮影じゃなかったので、シーンごとに前後の内容と照らし合わせて。
寛一郎:そうそう。「このシーンは前半だから、まだこの設定を知らないときだよね」とか。あと、前半の段階で、台本のまま演じると2人がちょっと能天気なコンビになっちゃうところがあって。2人で「ちょっと変えたい」と監督に伝えたこともありました。原作がアメコミだから2次元的なところも成立させなきゃいけないけど、僕らが演じてみて違和感がある部分はなるべく無くしていきたいなと。
三浦:そこは、監督が気持ちよく受け止めてジャッジしてくれたのが支えになったよね。「そこは編集で違和感のないように作りますから大丈夫です」と言ってくれて。私たちが悩むところに常に寄り添ってくださったので、信頼関係をしっかりと築けた現場でした。
――本作は、日米の制作会社がタッグを組んだ新たな形のドラマとしても話題になっています。撮影時に、制作の違いなどを感じたころはありましたか。
寛一郎:正直、僕らはそこまで実感がないところでもあるんですけど、関わってくださる方が皆さん、すごくこだわって制作に向き合っているなとは感じました。セリフの修正とか、その視点に新鮮さを感じたところもありました。
僕が演じるウミンの過去のシーンも途中で足されたものなんですけど、ウミンがどういう人間なのか、もっと深掘りして表現した方が分かりやすいだろう…となったときに、それを実現していくスピード感がすごく早い。そういうところは、これまでにない経験でした。追加されたと言えば、三浦さんがアフレコするエマのセリフ量も最終的にすごいボリュームになってたよね(笑)。
三浦:エマが、ナレーションのような感じで設定や状況を説明するところが多いんですけど、最終稿ではどこまでページが続くんだろうと思うくらいになってて(笑)。もっとこうした方がいいなと思ったことが、すぐに実現する。それは確かに特別なものだったようにも思います。
「日本の実写ドラマでは観たことのないような映像に」(三浦)
――大変なことも多かったようですが、実際に完成したドラマを見ていかがでしたか。
三浦:やっと見られた!という気持ちが大きくて、すごく感動しました。それと同時に、監督が丁寧に演出してくださっていたんだなというのを実感しました。絵コンテや編集で足される部分の説明など、監督が伝えてくださっていたものを通して私たちが想像していたイメージと大きく違うといったことがなかったんですね。日本の実写ドラマには珍しいというか、これまであまり見たことのない映像になっているなと感じました。
寛一郎:挑戦の多い作品だった分、実際に映像になったときの感動は大きかったですね。僕らが撮影で見ていたセットは一部分だけでしたが、映像になってみると街全体がそうであるように見える。ものすごくスケールの大きな作品になっていて、監督の采配もそうですが、スタッフさんや関わってくださった皆さんの総合力を感じました。
――お2人は今回が初共演ですよね。撮影を経て、お互いの印象が変わったところはありましたか。
三浦:寛一郎さんは、最初の印象どおり。全く飾らないし、今ここにいるこの雰囲気そのままです。思ったこともちゃんとはっきり言うし、かわいらしい部分もあるし。居心地がよかったというか。今回の撮影では、お芝居を通じて濃い時間を過ごせたのがうれしかったです。
寛一郎:三浦さん、同い年なんですよ。
三浦:意外にもね(笑)。
寛一郎:それもあって、そんなに気を遣わずに話せるなと。でも、三浦さんが20歳くらいのころから出演していた作品を見ていて。ずっと「天才だな」と思っていたんですね。それに、暗い印象の役が多かったから物静かな人なのかなと思ったら意外と気さくに話してくれたので、そこにちょっとだけギャップがありました。真面目な話もできるし、ふざけるときもあるし。信頼できる人だなと。一緒に演じられて、すごく楽しかったです。
――今回、お2人が演じるのはヴァリエーションと呼ばれる特殊能力を持っているヴァリアント。ということで、ヴァリエーションになりそうなご自身の長所はどんなところか、最後に教えてください!
寛一郎:そうきたか~(笑)。自分の長所、何だろう。
三浦:私は…あ!通訳ができるところ。いろんな言語が話せるという通訳ではないんですけど。
寛一郎:あー、分かるかも。
三浦:日本語同士で話していても、この人が言っていることあの人に伝わっていないなという状況ってあるじゃないですか。それを理解して、言い直すのは割と得意かもしれない。
寛一郎:それ、現場でよく見ていました。エマが所属するインフルエンサーユニットのメンバーは個性豊かなんですけど、そこに三浦さんがいると会話がスムーズに進むんですよ。確かにそれは長所かもしれないね。僕は、何かあるかなぁ。
三浦:私が思う長所はあるよ。
寛一郎:え、どんなところ?
三浦:ちょっとダメなところなのかもしれないけど、個人的にすごく魅力だなと思っているのは、人よりちょっとだけ失礼なことを言っても許されるところ(笑)。
寛一郎:それ(笑)!?
三浦:それは本当に異能力だと思っている(笑)。普通だったら、そこまで踏み込んで言わないだろうということをぽろっと言っちゃうのに、それが結構許されていて、いいなぁと思ったんですよ。そこは、めっちゃ特殊能力だよ。
寛一郎:言われてみれば、そういうところはあるかもしれない。でも、それは悪口とか、よこしまな気持ちで言ってるわけではないんですよ。だからこそ、言葉の裏を感じさせず許してもらえるというか。多分、僕すごく素直なんです(笑)。
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