

菊地姫奈、20歳記念写真集発売に寄せて「集大成だからこそ、あえて初心に」
2020年7月の本格デビューから瞬く間にグラビア界の頂点へと駆け上がり、現在は女優、『non-no』専属モデルなど、様々な舞台で輝く菊地姫奈。そんな彼女が3月19日に待望の3rd写真集『memory』(講談社)を発売した。20歳記念作品と銘打たれた本作のテーマは「王道グラビア」。今作にこめた想いや、20歳を迎えての心境を聞いた。
──今作はテーマが「王道」。これまで数々のグラビアを経験されてきた中、あえて「王道」を選んだ理由は?
菊地 3冊目を作っていただけるとなったとき、「中身はどうしよう?」と、私の中でも結構悩んでいたんです。1stは初々しさやこれから羽ばたいていこうという願いをこめて『はばたき』と名付けて、中身も物語調になっていました。2ndはそのときしか訪れない刹那的な瞬間を切り取りたいと『moment』(集英社)と名付け、少しファッションぽい内容に仕上がりました。
そうして過去作を振り返ったとき、いわゆる「王道」だけは写真集ではやっていないなあと思ったんです。デビューから最初の1年は王道グラビアと呼ばれるものはやっていたんですけど、ありがたいことに様々なお仕事を経験することで、大人っぽく落ち着いた雰囲気の写真が増え、徐々に王道が少なくなっていったんです。
20歳という大きな節目を迎え大人の入り口に立った今、集大成の作品になる今回の写真集で、あえてここで初心に立ち返ってみようと「王道」に初挑戦したいなと思いました。もちろん、ただただ原点回帰するのではなく、大胆なポーズなど成長した部分も織り交ぜて、この5年間の全部をギュッと凝縮しています。
──王道と言っても人によって様々な捉え方ですが、菊地さんの考える「王道グラビア」とは?
菊地 王道で真っ先に浮かんだのは「海外の海ではしゃぐ!」でした(笑)。あとはポージングもセクシーで、映り方も画面いっぱいにいるとか。……こうして並べると、結構大雑把ですね。
個人的に王道の写真で大切にしているのは、「写真の色味」。その色味に関して(カメラマンの)Takeo Dec.さんの写真が一番王道グラビアにピッタリなんです。私は絵を描くのが昔から好きで、写真を見るときも色味をすごく見ちゃうんですけど、Takeoさんの写真は私の考える「色は明るいけど、コントラストは強め、けど暗くなりすぎない。それで艶がある」という王道の形にすごくピッタリの写真を撮ってらっしゃるので、すごく好みなんです。
それにTakeoさんは、私を初めて撮ってくださったカメラマンさん。そのTakeoさんに、大人の最初の一歩を踏み出した私の姿を納めてほしいなと思ったんです。
──Takeoさんとは撮影にあたって思い出話などもされたのでしょうか?
菊地 「笑顔が増えたね」って言ってもらえました。元々自分の笑っている顔が好きじゃなかったので、初期の写真は笑顔が少なかったんです。それで今回出来上がった写真を見たら、本当に笑顔が多くなっていました。
これは長年見てくださったTakeoさんだからこその気づきだなあって。Takeoさんはいつも我が子を見守るお父さんのような気持で来てくださるんです。Takeoさんとの撮影は、いつも私の成長の記録になっています。
──今回のロケーションはオーストラリアと地元・茨城県。オーストラリアについての想い出は写真集内でたくさん語っていらっしゃるので、茨城での思い出を語っていただけますか?
菊地 スタッフさんと相談していたとき、「意外と茨城で撮影したことないな」となったんです。あまり地元に帰ることがないため、撮影のために地元に帰ってくるのはすごく不思議な気持ちでした。けど撮影場所を歩くだけで懐かしい気持ちになれて、そのおかげか今までにないぐらいリラックスした状態で撮影出来ました。
──むしろ地元の撮影だと「誰か知り合いが見ているかも?」と、緊張しませんでしたか?
菊地 それが、ビックリするぐらい人がいなかったんですよ(笑)。ロケ地になった「黒子駅」という場所でも、立ち会ってくださった駅員さん以外は私たちだけだったので、そう心配することもありませんでした。
実はこの黒子駅は学生時代、工場のバイトに行くときによく使っていたんですよ。本当に当時のままで、すごく懐かしかった~。またこうしてお仕事という形で行けたのは嬉しかったですね。
──工場バイトから写真集の撮影……同じ場所に立つことで、人生のコントラストの強弱が出ていますね。
菊地 確かに! 色々と思い出して撮影中もすごく気持ちがのっていました。毎年夏に花火大会が開かれる水海道にも行って撮影したんです。黒子駅から電車に乗って花火会場に向かっていたことも思い出しました。本当にあの場所には、思い出がたくさん詰まっていて、そこで写真を撮れたのは嬉しかったですね。
──20歳記念作品とのことで、撮影期間中にデビューからの足跡を見返したり、思いかえすことは?
菊地 振り返って……ません(笑)。もう、目の前のことに必死すぎて、思いかえす余裕がありませんでした。けど、「豪華版」(付属の限定フォトブック『memorial』)には15歳でデビューしたころから、19歳までの私の写真が収められているんですよ。それを見て、私も読まれた方と一緒に思い出せたら、いいなあって思います(笑)!
──集大成的作品と銘打つと、「これでグラビア引退か?」と訝しく想うファンの方もいそうですが……。
菊地 大丈夫です! 確かに十代の私は終わりですけど(笑)。けど、この先さらに成長を遂げていきますので、その先の私の姿をこれからもグラビアを通じてお届けできればいいなあと思います。
(取材・文/田口俊輔)
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