「1回死のうと思ったことある」山本裕典、ホスト合宿で過去の苦しみを吐露

#9では、“イケメン芸能人がホストクラブで実際に働いたら稼げるのか？”を検証するため、俳優・山本裕典がホストクラブに体験入店し、その様子に完全密着する看板企画「山本裕典、ホストになる。」の新シリーズ「山本裕典、ホストになる。～波乱の歌舞伎町新店舗編～」第5弾が放送された。

今回山本は、売上下位で戦力外候補となっている“クビ寸前ホスト”とともに師匠・心湊一希による軍神合宿に参加。現在山本が所属するホストクラブ「LiTA」と、山本がシーズン1でホストに初挑戦した「Lilion」との合同“初回デー”（初回客だけが入店できるイベント）バトルの実施が決まり、戦力外候補たちの進退は“初回デー”での売上で判断されることに。4人にとってラストチャンスとなる“初回デー”を前に、“売上が必ず上がる”軍神合宿に臨んだ。

合宿当日、まず一行が向かった初詣では「仲間の夢の手助けを」と絵馬に願いを込めた山本。その後、軍神直伝の接客術を学ぶ座学、忍耐力を身につけ精神を鍛えるためのサウナで、ホストとしてのスキルアップを目指した。

そして合宿終わりの食事会では、山本に対する後輩たちの熱い思いが次々と明かされることに。年収2,000万円を捨ててホストになった元銀行員のスタッダマイヤーは「山本裕典さんを見て応募した」「（山本を見て）自分も新しいことに挑戦して何か学ばなきゃいけない」とホストになったきっかけを明かした。

また、早稲田大学を中退してホストの道を選んだレノは、大学を休学し19歳で起業するもうまくいかず、「しんどすぎて結構ギリギリまでいったことある。死にかけるじゃないけど」と告白。どん底状態の時に新米ホストとしてもがく山本の姿に感銘を受けたと語ったレノに、山本は「俺も1回死のうと思ったことある」と打ち明ける。

さらに「普通に生活しているだけなのに『こんな奴一生出てくんな』『こんな奴の顔なんか見たくねぇ』とか。飛び降りちゃえって思った。本気で思った」と語ると、「1回死ぬ気になったらなんでも良くならない？」「あの時の地獄より、今を失うことって何ともなくない？」とレノに問いかける。

「その気持ち分かってんだったら言われた事やれよ、お前男前なんだから」と、自らの過去をさらけ出しながら後輩を鼓舞した山本にスタジオからは「かっけえ」「説得力があるね」と称賛の声があがった。最後は「最終日（初回デー）は仲間だけど潰す気で来いよ」「俺も見届けるから、てめぇらの生き様を」と締めくくった。

軍神合宿の模様にスタジオでは、ゲストの元AKB48メンバーの横山由依がAKB48時代のルールについて「（当時は）研究生は楽屋で携帯を触っちゃダメ」と明かす場面も。「研究生の昇格スピードは人によって違う？」と質問された横山は「何か月かに1回セレクションがあって、落とされるというのがあった」と語り、AKB48にもクビ宣告があったと知ったMC陣は「ホストクラブもAKB48も一緒やな」「秋元さんって軍神やったんや」とコメントし、笑いを誘った。

番組ではさらに、昔ヤンチャしていた元ヤン女性と元ヤンと恋をしたい男性が1泊2日にかけてマジな恋を探す新恋愛企画「愛羅武勇と叫びたい」がスタートし、ピュアな恋を求める元ヤン女性5名と男性メンバー8名が初対面。それぞれの過去や恋愛観を掘り下げていく中、MC陣が思わず「どの恋リアでも出てきた事ないエピソード」と驚く元ヤンエピソードが続出した。

スタジオでは、黒髪のぱっつん前髪で大きくイメチェンをしたゲスト・ゆきぽよの登場に「こんな感じやったっけ？」「どうした？」とMC陣が困惑する場面も。ゆきぽよは「大人になろうと思って」「上品な感じで」とイメチェンの理由を明かした。

その後、「ギャルはギャル男がいいの？」との質問に「別に普通の人でもいい」「そもそもそういう人たちが近づいて来ないから付き合えなかった」「どうしてもギャル男、ヤンキーが周りに多かった」と回答し、「（普通の人でも）こっちは全然OK」と語った。

また、ヤンチャエピソードが連発した「愛羅武勇と叫びたい」のVTRを見届け、ゆきぽよは「神奈川県で下から3番目の高校通ってて、めちゃくちゃギャル高だった」「校則もなくて、スカート履いてればOKだった」と自身の学生時代に言及。

さらにギャルとヤンキーの違いについて、「ヤンキーは人に迷惑をかける。ギャルは人に迷惑をかけない」と断言したゆきぽよに、MC陣から「（愛羅武勇と叫びたいの）VTRが見づらくなる」「ほんまに言い切れるか？」とツッコミが飛んだ。