増田貴久が永瀬廉からの助言に苦笑したエピソードを披露「『今すぐ断った方がいいですよ！』って…」

2025.03.12 15:29

増田貴久が3月12日、都内で開催された「氷艶 hyoen 2025 ‐鏡紋の夜叉‐」記者発表会に、高橋大輔、SUGIZO、堤幸彦と共に登壇した。

高橋大輔と増田貴久が紡ぐ大義のぶつかり合い

「氷艶 hyoen」は、日本文化とフィギュアスケートが融合したアイスショーで、2017年、2019年、2024年に上演されたエンターテインメント。第4弾となる「氷艶 hyoen 2025 ‐鏡紋の夜叉‐」は、7月5日(土)〜7日(月)の3日間にわたり、神奈川・横浜アリーナで開催。名匠・堤が演出し、「桃太郎」の元となった「温羅伝説」をベースに、高橋と増田のダブル主演で大義のぶつかり合いを描く。また、音楽はSUGIZOが手がけ、氷上でのアクション、殺陣、芝居、音楽など、さまざまな要素が絡み合うエンターテインメントを作り上げる。

古代日本、大和の西に位置する吉備の里では、白霧族が平和な国を治めていた。現王・温羅(高橋)は、原住民の長・八雲の妹、阿曽媛と結婚を控えていたが、朝廷が闇呑神の力を借りて育成した殺りく兵器、吉備津彦(増田)が現れ、彼の命と土地を狙う――という物語が描かれる。

登壇した増田は「『氷艶』を作られているスタッフさんのスケーターの方々への愛だったり、プロスケーターの方たちの『氷艶』に懸ける思い、エンタメに対する思いみたいなものを聞いて、『ぜひ、その一部になりたいな』と思ってお話を受けさせてもらいました。アイススケートという氷上で行うショーなので、まず練習して、どこまでできるかという自分との戦いではあると思うんですけど、できるところまで精いっぱい頑張って、『氷艶』のいいピースになれるように頑張ります」と意気込みを語った。

また、ダブル主演を務める高橋について「初めてちゃんとお会いさせてもらった時から、昔から友達だったみたいな感覚でいてくれる方」と印象を明かし、芝居について「お互いが持っていたものが変わったり、持っていなかったものに気付いたりとか、(温羅と吉備津彦の)2人の出会いによって2人が変わっていくという繊細な部分も、高橋くんとだったら作るのが楽しみだなと思っています」と述懐。

高橋大輔の“お墨付き”に堤幸彦がノリノリに

そんな中、増田のスケート経験の話題に。増田は「(経験は)ないです…(苦笑)。1度、ドラマのシーンで“スケートデートをしている”というのはやったことがあるんですけど、それ1回だけで」と恐縮しつつ、「結構、周りの方々から『まっすーは、なんでそのお仕事を受けちゃったの？』って聞かれます。先程も、King ＆ Princeの永瀬廉くんに会って、『今日、何の仕事なんですか？』って聞かれて説明したら、『いや、今すぐ断った方がいいですよ！』って」とエピソードを披露し爆笑をさらった。

すると、1度一緒に滑ったという高橋が「めちゃくちゃうまかったですよ。これまで『氷艶』に参加してくださった方の本番の時のような滑りをされていたので」と太鼓判を押すと、堤が「お墨付きをいただいたので、遠慮なく(演出を)やらせていただきます！」と宣言し笑いを誘った。

※高橋大輔の高は、「はしご高」が正式表記

◆取材・文＝原田健