モテる男友達と決別してモテたい…でも仲が良すぎて離れられない低身長男子の話に「尊すぎるやろ」の声【BL漫画】

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、漫画『バカどもの青春だとか恋だとか』の1エピソード『モテたい澄晴くんとモテる優心くん』をピックアップ。2025年1月31日に本作を含む数話が、「創作BL大豊作まつり」X(旧Twitter)公式アカウントに投稿されると、2.3万件を超える「いいね」や反響が多数寄せられた。本記事では作者の飽太郎さんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。

• 【漫画】モテたい男子高校生の言動がおもしろい…「かわいい」「最高」と話題に
• なりたい姿に悩むアイドル…公園で出会ったバンドマンによって変わっていく話に「成功してほしい」の声【作者インタビュー】
• ギャップが素敵…道端で拾ったモルモットを守るヤンキーに「めっちゃおもろい」「権藤クン最高」の声【作者インタビュー】

もう一緒に行動しないと言ったのに…

「優心(ゆうしん)といると一向にモテないことに気づいた」という澄晴(すばる)。すると優心は、澄晴がモテないのは、言動と身長の問題であると主張する。

しかし、優心といるとモテないと言って聞く耳を持たない澄晴は、「とにかく！優心と行動するのやめる！」と言い出した。そんなことを言われても余裕があるようで、白々しく「そっか寂しいな〜残念だな〜」と言う優心。

続けて、「もう赤点とっても助けてあげられないし、宿題忘れても見せてあげられないし、遅刻しそうな時チャリで拾う事もできないなぁ」と、澄晴は優心に痛いところを突かれてしまい…。

この漫画を読んだ人たちからは、「尊すぎるやろ」「かわいい」「優心いないと何も出来なくて笑った」「最高」「もっとイチャイチャしてほしい」など反響の声が多数寄せられている。

「ふざける時はオーバーに、決める時は決める！」という意識のもと描かれた物語

――『バカどもの青春だとか恋だとか』を創作したきっかけや理由があればお教えください。

「男子高校生のコメディが好きで、BLも好き……それなら5人組の男子高校生で欲張りセットでどっちも描こう！好きを全部ぶち込もう！」と思ったのがきっかけです。

――澄晴に一緒に行動するのをやめると言われた時の、言葉で畳み掛けるような優心の姿に笑ってしまいました。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい！」というポイントがあればお教えください。

笑っていただけて嬉しいです！こだわりは男子高校生コメディとBLの割合です。基本コメディ、時々キュンを常に思いながら描いてます。

――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。

流れとして好きなのは、スバルがわちゃわちゃ喋るのに対し優心がさらっと返す流れが好きです。「もう俺には彼女出来ないんだ」って喚いてるスバルに「5限の課題やった？」ってさらりと返す優心はお気に入りです(笑)。

――普段作品のストーリーはどのようなところから着想を得ているのでしょうか？

日々の生活です。人としたやりとりで、あのキャラならこう答えるかなとかばかり考えてます。

――作画の際にこだわっていることや、特に意識していることはありますか？

優心を描く時はイケメンになれ……って念じながら描いてます。あとはふざける時はオーバーに、決める時は決める！もよく念じてます。

――今後の展望や目標をお教えください。

優心とスバルが今の関係性に至るまでの話や他の友人達の話をコメディを混じえつつどんどん深堀していきたいと思っております。最終的にこの子達の厚い本を出す！が目標です。

――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします！

いつも本当に本当にありがとうございます！自分の脳内妄想劇場が、人を笑わせたりキュンとさせるたりすることができるってとても嬉しく、幸せなことだと常々思います。疲れた時でも読もうかなと思えるような、日常の一部になるような話が作れたらと思ってますのでどうぞよろしくお願いいたします。