＜おむすび＞橋本環奈“結”がコロナ禍の本音を吐露…医療現場のリアルな姿に視聴者は「緻密な取材力の賜物」と絶賛

2025.03.11 17:16

橋本環奈がヒロインを務める連続テレビ小説「おむすび」(毎週月～土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月～金曜の振り返り)。第23週「離れとってもつながっとうけん」では、コロナ感染の広がりで日常が変わってしまった結(橋本)たちにフォーカス。コロナ禍の辛い心境に触れる内容となっている。(以下、ネタバレがあります)

「いつまで続くんやろうな」

「正直不動産」シリーズ(NHK総合)や「監察医朝顔」シリーズ(フジテレビ系)の根本ノンジが脚本を担当する「おむすび」は、“ギャル魂”を持つ平成元年生まれのヒロイン・結が食で人の心と未来を結んでいく“平成青春グラフィティー”。第23週は、急速に広がっていく新型コロナウィルスの影響で、日常が様変わりしてしまった結(橋本)たちの心境を描く内容になっている。

11日放送の第112回は、コロナ感染の広がりで一般病棟患者への接触を減らすことが求められるところからスタート。毎日顔を出して会話しながら患者の状態を確認していた結の食事指導は週一になってしまう。

この状況に「うち会話しながら、患者さんの状態を把握してくやり方やけん。話せないの結構辛いんよね」と結。帰宅後、翔也(佐野勇斗)に辛さを吐露したのだった。

それに対して、聖人(北村有起哉)は「しかし、いつまで続くんやろうな」と一言。聖人自身、参加しようと決意した理容師の大会の中止が決まり、辛そうだった。

リモートあるあるがもはや懐かしい！

そんな中、佳代(宮崎美子)の様子を見に糸島に行っている愛子(麻生久美子)から、ネット画面でリモート通話しようという誘いが来る。

「見えてるんか？」「背景？どういうことや」と聖人。コロナ禍で当たり前になったリモートでの通話も、初期の頃、実家と家に繋ぐとこんな感じだったなと懐かしさを覚えた人も多いのではないだろうか。

そんな中、聖人は離れて暮らす妻に「愛子ありがとう」「おふくろのこといろいろやってもろて。でも、明けない夜はないしな」と感謝を伝える場面も。感動の場面かと思いきや、そんなタイミングでフリーズするのも“あるある”だなと思わされた。

一方、オリジナルブランドを立ち上げた歩(仲里依紗)は、在庫を抱えてしまうという困難にぶち当たる。しかし、弱気な従業員をよそ目に「いや、これ全部売ろう」と前向き。ホームページのリニューアルと、マスクコーデを組むこと、DMの発送準備を指示した。そして「売りさばく！」と力強く宣言。ポジティブなオーラで仲間たちを勇気づけた。