自分の死の真相を探るべく、幽霊高校生とポンコツ娘のコンビ爆誕…学園ミステリー×コメディに「これおもろっ」の声【漫画】

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、2025年1月8日にX(旧Twitter)に投稿された『殺された俺が見えるのはポンコツJKしかいない話』をピックアップ。

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本作はGANMA!で連載中の漫画『死んで青春が咲くものか！』の第1話にあたるエピソード。作者のミナヤマカエルさんがX(旧Twitter)に本作を投稿されたところ、4千を超える「いいね」と反響コメントが寄せられた。本記事では作者の ミナヤマカエルさんにインタビューを行い、創作のきっかけや漫画を描く際のこだわりについて語ってもらった。

犯人捜しの相棒は学園イチのポンコツ娘

高遠は高校1年の6月、屋上から転落して死亡した。自殺と断定された高遠。霊となって学校をさまよう彼はクラスメイトに向かって「俺は自殺じゃない！」と叫ぶものの、誰一人幽霊の彼に気づく人はいない。ただ一人、クラスメイトの成瀬を除いては…。

高遠は成瀬に協力してもらい、犯人捜しを始めることに。しかし成瀬は学校イチのポンコツ天然娘…。一抹の不安とともに始まったドタバタ犯人捜し。2人は果たして犯人を見つけられるのか、ポンコツJKに託された犯人捜しコメディに「面白い！」「めっちゃ好きかも」など読者から多くの反響が寄せられている。

作者・ミナヤマカエルさん「主人公が困難な状況を明るく描く」

――『死んで青春が咲くものか！』を創作したきっかけや理由があればお教えください。

新連載を始めるにあたって自分的には絶対ギャグ強めのコメディをやりたいとは思っていたのですが、

それだけではなかなか企画が通らず…。

もう一個フックになるものが必要になって、だったら自分の好きなミステリー要素を入れようと。

担当さんが「ミナヤマさんは、主人公が困難な状況を明るく描くのが向いている」と言ってくださっていたので、死んでいる状態から始まるのもその強みを活かせるのかなと思い、企画が出来上がりました。

――本作を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントがあればお教えください。

やっぱり成瀬のギャグシーンですね！ミステリーももちろん大事な要素ではあるんですが、自分的には主軸はコメディだと思って描いてます！

あとは高遠の成長物語でもあるので(死んでるんですが)、彼の心情や成瀬との距離感の変化を見てほしいです。

――本作の中で特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。

第14話のP8の高遠が成瀬の心配をするところですかね。自分本位で傲慢な高遠が初めて素直に見せる他人への思いやりのシーンなので(笑)

高遠は成瀬と違って表情パターンがあまり無い状態から始まったので、段々と増えていくのがなんだか感慨深いです。

――ミナヤマカエルさんの描く女性は天然でかわいい子が多い印象ですが、女性を描くうえでのこだわりはありますか。

ちょっとおバカ要素があったほうがギャグにしやすいためどうしてもそうなってしまうのですが、やりすぎると嫌味になってしまうのでそこは気をつけています。

ただ天然なだけじゃなくて、しっかりと芯のある部分も持っているとか。

天然系以外も言えることですが、ギャップのあるキャラは魅力的なので女の子を描くときもそこは意識しているのかなと思います。

――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。

作品を読んでくださってありがとうございます！

ミステリー初挑戦なので打合せで担当さんと毎度頭を悩ませているのですが、読者の皆さまが楽しんでいただければ全て報われます！

物語もこれからどんどん盛り上がっていくと思うので、引き続き応援していただけると嬉しいです。