高橋海人が「何かに似ている気がする」と縄文時代のレシピに感動、くっきー！「ルーツが感じてるのかも」＜キントレ＞

2025.03.09 16:59

提供：WEBザテレビジョン

3月8日放送の「キントレ」(毎週土曜昼1:30-2:30、日本テレビ／Huluでも配信)では、King ＆ Princeの高橋海人が、ゲストの野性爆弾・くっきー！と共に日本最古のレシピでクッキーとスープ作りに挑戦した。

高橋海人とくっきー！が縄文時代のレシピに挑戦

「最古クッキング」の冒頭、高橋は縄文時代の衣装で登場。森の中からくっきー！が登場すると、高橋は「クッキー×くっきー！だ」と気付くも、くっきー！から「イージーすぎません？」とツッコまれるなど、冒頭から楽し気な雰囲気でスタートした。

今回は、世界最古のクッキーとスープで縄文時代の食卓の再現に挑戦。まずは千葉・松戸市立博物館を訪問し、縄文時代のカルチャーに詳しいライター・笛木あみさんのナビゲートで、情報収集からスタートした。

肉食文化からドングリ食を始めたことで、ドングリ類に含まれる糖が原因で虫歯が増えるなど、体にも変化があったという。また、このころから山芋やハチミツなども食べられるようになったと聞いた高橋は「でも面白い！　ここら辺からもう味に興味が出始めてたってことですよね」と感心した様子で耳を傾けていた。

クッキーとスープ作りに必要な食材は、貝類に山菜、卵、栗、肉類、ドングリ、山芋など、全部で11種類。まずは博物館の裏にある森で、どんぐり料理研究家の木下裕美さんと共にアクが少ないスダジイというドングリを探した。

続いて千葉市に移動して山芋掘りへ。縄文人も食べたとされる大和芋を収穫し、大和芋のとろろを試食した高橋は「ん！　うんまい」「お餅とマシュマロの間みたいな」と驚いた様子。さらに「もう一回食べたいです」と一気に食べて、おかわりをリクエストした。

食材をそろえて調理へ。高橋が最古級の刃物とされる黒曜石で肉をカット。くっきー！もゴボウを石で潰すなど、手間をかけて下準備が完了。縄文土器のレプリカの鍋に入れ、いろりで煮込んでいく。

スープを煮込む間、2人はクッキー作りに挑戦。ドングリや栗をすりつぶし、大和芋とハチミツを入れて混ぜ、石の上で焼きあげた。

煮込んでいるスープを見た高橋は「結構怖い感じがありますけど、魔女の料理というか…」とつぶやいていたが無事にスープも完成。「当時の人が、見た目じゃなくて旨味をめっちゃ意識して作ったものだと思うので、絶対においしいですよ！」と期待を寄せた。

クッキーを試食し、「うまい！」「何かに似てる気がするな」と続けると、くっきー！は「どこかで感じたことあんねや。それもうDNAの話かもな。ルーツが感じてるのかも」と語る。

続いてスープを試食した高橋は「あ！」と上を向き「普通においしいスープ」「びっくり、まとまってる」とシジミやアサリの味、山菜の香りが強いことなど味について詳細にリポート。

さらに「これはイケる！」「めっちゃおいしい」と目を輝かせながら語り、「“料理は出汁から”がもう発見されてた」と高橋なりの発見を語っていた。

高橋は資料収集の時点から「味に興味を持っていた」と考察していたが、それが試食で明らかになるなど、視聴者にとっても発見のある放送回だった。

今回、人生初の火起こしに挑戦した高橋。30分ほど格闘したようだが、一生懸命に火を起こそうとする姿に、再現レシピに対する情熱を感じた。

時間と手間のかかるロケだと想像するが、歴史と料理など楽しく学べるコーナーであり、これからも続いてくれることを願うばかりだ。

◆執筆・構成＝ザテレビジョン編集部バラエティー班

※高橋海人の高は正しくは「はしご高」