

猫好き必見 猫の「いつまで」の一言に揺れ動く青年の感情…日常に潜むユーモアと感動の物語に「かわいい」と大反響【漫画】

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、人間の言葉が一つだけ話せる猫が発する「いつまで」という言葉に翻弄される物語が面白いと話題の「ねこようかい いつまで」をピックアップ。なお、本作は「ねこようかい」シリーズの「ねこようかいトトト」(竹書房)に収録されている。また、「NyAERA 2025年号」(朝日新聞出版)には「猫に学んで超実感!! 四字熟語2025」が収録されている。
作者のぱんだにあさんが2025年1月29日にX(旧Twitter)に投稿したところ、7 万9000件を超える「いいね」を獲得し、「最高」「割と謎な設定の妖怪ですね…『一語しか喋れないのに、その一語に受け取る側が色んな意味を感じてしまう』ことの妙」「主人公の気持ちわかります」「ヨシヨシしたくなるかわいさ」など多くの反響が寄せられた。本記事では、ぱんだにあさんにインタビューを行い、創作のきっかけやこだわりについて語ってもらった。
「いつまで」の言葉に、いつもは焦らされることが多いけれど…
主人公の青年の家には、一匹の猫がいる。その猫は、人間の言葉を一つだけ話すことができる。
ある日、猫が「ニャー」と鳴いた。青年はそれを聞いて、「まだご飯の時間じゃないよ。もう少し待とうね」と優しく語りかける。すると猫は、「いつまで」「いつまで」「いつまで」と繰り返した。困った青年は、「あと45分くらいかな」と返答する。猫は、それ以外の場面でも「いつまで」を繰り返す。たとえば、青年がトイレに入ると、ドアの外から「いつまで」と鳴き続ける。
普段は猫に焦らされることが多い青年だが、出勤の際に「なるべく早く帰るからね」と言うと、猫は「…いつまで…」とつぶやいた。青年はどう返せばいいのかわからず、「ごめん…」としか言えなかった。また、猫の健康診断の日、青年が「朝食は抜きな」と告げると、猫は「いつまで!」と強く抗議し、さらに「い…つま…で…」としおれた声を出した。青年は申し訳なくなり、「ごめん!」と謝るしかなかった。
ある日、青年は猫を抱きしめ、「ずーっと一緒にいてくれよ!」と願いを込めて言った。すると、猫はいつものように「いつまで」と返答する。「いつまでも!」と青年が強く抱きしめると、猫は初めて無言になり、そっと青年の胸に身を預けるのだが…。
もし人語が一言話せる猫がいたらと仮想の想定をすることで現実の猫より強く人間の感情を揺さぶる、ユーモラスだが深く訴えかけるコメディに、「人語を2、3言だけあんまり訳分からず復唱する怪しいものが好きすぎ」「愛おしい」「かわいい」「良かった」など多数のコメントが寄せられ、反響を呼んでいる。
「『いつまで』と話す妖怪っぽさを、ご飯や遊びをせかす猫らしさに活かすこと」作者・ぱんだにあさんが語る創作の裏側とこだわり
――「ねこようかい いつまで」のモチーフはどのようにして生まれたのでしょうか。
以津真天という妖怪がモチーフです。一言だけ話す猫がいたら可愛いかな、と思いました。
――本作では、人語を一言だけ話せる猫の「いつまで」に人間の主人公が感情を振り回されます。表現上、工夫された点はどこでしょうか。
人間は急かされてちょっと困ってしまうけれど、そこも含めて猫が好きで仕方ない…という雰囲気がだしたいと思っています。
――様々なシチュエーションで猫は「いつまで」を話します。シーン全体を描く上でぱんだにあさんがこだわった点がございましたら、教えてください。
「いつまで」と話す妖怪っぽさを、ご飯や遊びをせかす猫らしさに活かすことです。
――本エピソードで、ぱんだにあさんお気に入りのセリフやシーンなどがございましたら教えてください。
いつまで、と急かされてトイレから出てもとくに何もなかったシーンです。
――本作で読者に注目してほしい点などがありましたら、お聞かせください。
いつまでの毛なみのぽさぽさっとした感じに以津真天ぽさをだしているつもりなので…見ていただけると嬉しいです。
――最後に、本作品を楽しみにしている読者やファンの方へメッセージをお願いします。
ねこようかいを読んでいただいてありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
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