オン・ソンウ“コビ”が新人バリスタとして奮闘…心温まるヒューマンドラマ「コーヒーを飲みましょうか？」の見どころを紹介

2025.02.27 18:00

オン・ソンウ主演のヒューマンドラマ「コーヒーを飲みましょうか？」(全12話)が動画配信サービス・Huluにて配信中。純粋な意思と情熱でコーヒーの世界に飛び込んだ新人バリスタが、コーヒーと人について学んでいく姿を描いた本作。そのあらすじと見どころに迫る。

「コーヒーを飲みましょうか？」とは

本作は「食客」や「タチャイカサマ師」などで知られる、韓国の人気漫画家ホ・ヨンマンがデビュー40周年を記念して制作したコミックが原作となっている。公務員受験に失敗し、気分転換のためにカフェに立ち寄ったカン・コビ(オン・ソンウ)。そこで飲んだコーヒーに感銘を受けた彼は、コーヒー作りに人生を賭けようと店長のパク・ソク(パク・ホサン)に弟子入りをし、バリスタとして失敗を繰り返しながら奮闘していく。

コビの運命を変えたコーヒーの奥深さや、コーヒーをもとに広がっていく豊かな人間模様を描いた本作。ネット上では「とても心がほっこりする癒されドラマ」「ゆったりと流れていくストーリーだけど、飽きることなく心温まる素敵な作品」といったコメントが数多く寄せられており、視聴者の心を癒しているようだ。

コーヒーの世界に飛び込んだ新人バリスタ・コビを演じるのは歌手兼俳優のオン・ソンウ。サバイバルオーディション番組「PRODUCE 101」に参加し、ボーイズグループ・Wanna Oneとして活躍してきた彼は、グループ解散後、ソロアーティストや俳優として幅広く活動している。

そんな彼は以前インタビューで、コビのキャラクターついて「彼の成長で、周りの人々にも良い影響とエネルギーをもたらす魅力がある」と語っていた。コーヒーを通して成長していく彼の姿は見どころの一つと言えるだろう。

また、コビが弟子入りをする店長のパク・ソク役を、ドラマ「刑務所のルールブック」で注目を集め、「ペントハウス」シリーズにも出演するベテラン俳優パク・ホサンが務める。さらにソクの恋人キム・ジュヒ役を、ドラマ「7人の脱出」や映画「探偵なふたり」などに出演するソ・ヨンヒが演じている。

オン・ソンウ×パク・ホサンが見せる特別なケミストリー

本作では、新人バリスタ・コビとカフェ店長・ソクの関係性に注目したい。純粋な性格で、それがゆえに無謀な一面も併せ持つコビと、不愛想に見えて実は誰よりもあたたかい気持ちで彼の成長を支えるソク。始めは頑なに弟子入りを断るソクだったが、コビの情熱に根負けして雇うことに。

そんな2人を演じたオン・ソンウとパク・ホサンは初共演ながらも時に笑いを、時に感動を届けながら特別なケミストリーを見せている。実際に彼らは、バリスタ教育をともに受けながら親交を深めてきたという。2人の息の合ったやりとりは、視聴者からも「オン・ソンウとパク・ホサンの組み合わせが予想以上にしっくりきていてとても良かった」などと好評を博していた。

また本作では、オン・ソンウのバリスタ姿も注目ポイントの一つ。エプロンをしてエスプレッソマシンに向き合うその姿からは、彼のコーヒーに対する情熱と一生懸命さが伝わってくる。そして愛着が沸くような“平凡さ”も見事に表現しており、彼の醸し出す柔らかい雰囲気は、ハートウォーミングな本作にぴったりなキャラクターと言えるだろう。

優しくて穏やかな物語をオムニバス形式で描いた「コーヒーを飲みましょうか？」。ゆっくりとした時間の流れを感じることができ、癒しも与えてくれる一作に仕上がっている。