＜冬ドラマ“バッテキ“俳優インタビュー＞『おとなりコンプレックス』で長身ボーイッシュ女子を演じる瑚々、注目ポイントをアピール「甘酸っぱくもどかしい2人にたくさんキュンキュンして欲しい」

【『おとなりコンプレックス』ヒロイン・久慈あきら役／瑚々インタビュー】

――今回のドラマへの出演が決まった経緯を教えてください。
「オーディションで出演が決まったのですが、原作を読んでから挑ませていただき、役と自分自身がかなり近かったので、物怖じせずありのままの姿で自分を伝えることを意識して臨みました」

――演じる役柄はどんなキャラクターですか？
「私の演じた久慈あきらちゃんは、恋愛に無自覚な心優しい天然長身イケメン女子といったかなり個性の強いキャラクターです。コンプレックスを抱えて生きている子なのですが、本当に心が優しい子で大切な人の為になら怖い人にも立ち向かっていく、正義感も兼ね備えた素敵な性格をしています」

――特に注目してほしいポイントは？
「そんなあきらと隣の家に住む幼なじみの真琴（荒木飛羽）とのボケとツッコミのようなコミカルさのあるやりとりや、あきらに一途な真琴と鈍感でピュアなあきらの甘酸っぱくもどかしい2人の様子にたくさんキュンキュンして欲しいです。もどかしくてキュンキュンする言わば“もどキュン”ラブコメです！ 楽しんでご覧ください！」

――そもそも、この世界に入ったきっかけは？
「小さい頃からモデルになるのが夢で、叔母さんに今の事務所のオーディションを教えてもらい、迷うことなく応募しました！」

――幼いころから芸能界に憧れていたんですね。
「小さい頃から漠然とした憧れはありましたが、小学生の時に私がコンプレックスに思っていた身長を活かしてランウェイを堂々とキラキラ輝きながら歩くモデルさんの映像を見て、こうなりたいと強く思いました」

――俳優という仕事の魅力はどんな点で感じていますか？
「一番は、自分を投影した別人を演じることへのカオスさとそこから広がる人との関わりが私の中でお芝居の魅力であり楽しみなんじゃないかなと思います」

――大変だなと思うことは？
「大変なことは常にバランスをみることです。役者としての自分と役柄の自分と私としての自分が混在しているとき、どこかが強くなってしまうと冷静に考えられなかったり、焦燥感を感じたりするので、現場中にできるルーティンやリラックスできることを自分なりに見つけながら自分自身と向き合っていきたいです」

――今後の目標を教えてください。
「今年の役者としての目標は、チャレンジしたことないシリアスな怒りや悲しみのエネルギーをもった役柄や作品に挑戦してみたいです。ですが、ドラマ性のある作品と限りなくリアルに近い日常性のある作品どちらも大好きなので、『パンとスープとネコ日和』のような作品や、セリフやキャラクターが愛らしくなる大好きな坂元裕二さん脚本の作品に出てみたいという目標もあります！」

◆担当マネージャー・スタッフからのイチ押しポイント◆
「小学生から所属していて、昔から事務所に来た時にはスタッフみんなに元気に話しかけてくれる、明るくて気さくな瑚々ですが、いつしかのインタビューで目指している俳優像を聞かれた時に『誰かみたいになりたいというよりは、瑚々という存在で認められるようになりたい』と答える姿にハッキリとした成長の証を感じました。今年は幸先よく2月にドラマ『おとなりコンプレックス』もスタート。瑚々の二十歳の挑戦にぜひご期待ください！」

【プロフィール】
瑚々（ここ）●2004年8月7日生まれ、埼玉県出身。イトーカンパニーグループ所属。
▼主な出演作
・ドラマ『おとなりコンプレックス』
2月20日25：25～から、フジテレビ／FODで毎週木曜日に2話ずつ放送・独占見放題配信。
放送終了後、TVerにて1週間見逃し配信