初音ミク“バニーガール”コスプレ…グラドル×レイヤー九条ねぎが創作衣装で魅了「雪の装飾がお気に入り」＜コミケ105＞

2025.02.06 12:05

漫画やアニメ、ゲームといったコンテンツと並び、今や日本が誇る文化として、海外でも広く親しまれているコスプレ。2024年12月29日・30日には、世界最大規模の同人誌即売会であり、コスプレも楽しめる大型イベント「コミックマーケット105」(コミケ105)が東京ビッグサイトにて開催され、2日間で約30万人が来場するなど大盛り上がりとなった。WEBザテレビジョンでは、会場を彩ったコスプレイヤーたちにインタビューを実施。それぞれの「コスプレに対するこだわり」などを話してもらった。

「コミケ105」を彩ったコスプレイヤーたちのこだわりとは？

■初音ミク(創作コスプレ)／九条ねぎさん

初音ミクちゃんの“雪ミク”要素と“バニー”要素を組み合わせた創作コスプレになります。オリジナル衣装を作るのは久しぶりでしたが、一からデザイン案を考えて、形にしていく作業は楽しかったですね。髪の毛につけた雪の結晶の飾りがお気に入りポイントです。

■「葬送のフリーレン」メトーデ／ネトーチカさん

私自身の眉毛は茶色で、メトーデの金髪のウイッグと合わせると少し不自然に見えたため、まずは脱色して色味を合わせるところから始めました。眉毛の脱色は初めてだったので少し痛かったですが、いい感じの色味に仕上がり満足しています。衣装はオーダーメイドで制作してもらったものなのですが、注文してから手元に届くまでの間に体重がかなり減ってしまって…。今のスタイルに合わせてサイズを調整するのに、結構時間がかかってしまいました。

■「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」アヤナミレイ(仮称)／シーナさん

今回のコスプレでこだわったのはメークです。衣装制作の際に参考にしたイラストにはキリッとした表情の彼女が描かれていましたが、こわばらず、いつも自然体でいるところが魅力的なキャラクターでもあるので。そうした雰囲気を再現できるよう、濃すぎないナチュラルなメークを意識しました。

■「無職転生～異世界行ったら本気だす～」エリナリーゼ・ドラゴンロード／たくポムさん

こちらのコスプレをするにあたり、まずはダイエットを頑張って体重を11キロ減らしました。スレンダーでありつつ、“戦場に赴く強い女性”のフォルムも崩したくなかったので、バランスよくボディーメークをすることを心掛けました。個人的に、エリナリーゼのアイコニックな部分は縦巻きロールだと思っていて。固めすぎると不自然な質感になってしまうし、固めないと重力に負けてしまうので、その塩梅には気を使いました。くるっと回ったときに、ふんわりと縦巻きロールも応えてくれるような質感にこだわっています。

また、スーパーロングのウイッグは内側にバンスを4つ仕込み、一つ一つのロールに質量が出るようにしているのですが、結構重くて、立っていると頭がどんどん後ろに傾いていくのが難点でした(苦笑)。それともう1点、衣装は腰に巻いている布の広がり方にこだわっています。正面から見たとき、後ろに向かってきれいに波が打っていくように仕上げました。

■「よふかしのうた」七草ナズナ／煮卵たまにゃんさん

今回のコスプレでこだわったのはアイメークです。もともとの三白眼を生かしつつ、白のマスカラでまつ毛を強調して、ナズナちゃんの目元を再現しました。

8月16日・17日には「コミックマーケット106」も開催

2025年も「ワンダーフェスティバル2025[冬]」(2月9日[日]、千葉・幕張メッセ)や「AnimeJapan 2025」(3月22日[土]～25日[火]、東京ビッグサイト)、「ニコニコ超会議2025」(4月26日[土]・27日[日]、幕張メッセ)など、コスプレも楽しめる大型イベントは全国で多数開催予定。8月16日(土)・17日(日)には、「コミックマーケット106」(東京ビッグサイト)も開催予定となっている。

そのころには、どのような漫画、アニメ、ゲームのコスプレに人気が集中するのか？　今のうちからトレンドを分析しておき、会場で答え合わせをするのも面白そうだ。

◆取材・文＝ソムタム田井