村重杏奈「上京時は人生ノープランも、バラエティで生きていけるかもと思った瞬間」
2021年12月にHKT48を卒業後、各局のバラエティー番組に引っ張りだこの村重杏奈。俳優としても公開中の『悪鬼のウイルス』で映画初出演にして初主演を務める一方で、モデルとしてもファッションショーの常連であり、昨年は自身プロデュースのオリジナルインナーウェア新ブランド「TOLEETY(トゥリーティ)」を立ち上げるなど、八面六臂の活躍を続ける彼女に、タレントとしての原点を振り返ってもらった。
――今や村重さんはバラエティー番組に欠かせない存在ですが、昔からテレビはお好きだったんですか?
村重 物心ついたときからテレビへの興味は強かったです。ママの話によるとNHKの「おかあさんといっしょ」を見て、「なんで私がここにいないの? 私も出たい」と言っていたらしくて、ずっとテレビの中への憧れは持っていました。
――どうしてアイドルを目指したのでしょうか。
村重 地元で一番かわいいと思っていましたし、王道アイドルになれると信じて福岡に出て行ったんです。ところがHKT48に入ったら、予想以上にかわいい子が多くて、「あれ?」ってなってからバラエティーに方向転換しました。
――意識的に方向転換したんですか?
村重 意識的にではなく、気づいたらバラエティー担当みたいになっていました。まあ同期に宮脇咲良とかがいたので、アイドル路線では無理だなと思って。昔から目立ちたがり屋の性格だったので、バラエティー担当になるべくしてなった感はありました。
――バラエティー面において、やはり指原莉乃さんの影響は大きかったですか?
村重 そうですね。さしさん(指原)が福岡に来て、すごくかわいがってもらったのもあって、「さっしーみたいになりたい!」という気持ちは人一倍強かったと思います。毎回さしさんのMCはちゃんと聞いていたし、アドバイスもしっかり心に刻みましたし、テレビにさしさんが出ていたら必ず見ていました。
――指原さんのすごいところは幾つもあると思いますが、一つ挙げるとすると?
村重 人をすごく見ていますね。見ていないようで見ているのがさしさんで。だから怒られているときもしっくりくることが多くて。
――理不尽ではない?
村重 そうだなって納得できることばかりでした。気にかけてくれていたからこそ結構な数で怒られましたけど、毎回「確かに」って反省して、そこを伸ばせたのが大きな成長に繋がったんじゃないかなと思います。
――HKT48卒業はどういうきっかけで決意したのでしょうか。
村重 10年やったし、もうやりきったなと思ったからです。ちょうど親友の宮脇咲良も卒業するタイミングで、韓国から帰ってくるのを待っていたので、まずは咲良の卒業を見届けようと。ちゃんと見届けて、もうやることはないなと思って村重も卒業しました。――宮脇さんとの関係性は今も変わらないんですか。
村重 今も頻繁に連絡を取っています。咲良が日本に帰って来るタイミングで会っていますし、親友を飛び越えて、言ったら家族ですかね。
――他にそういう存在はメンバーにいますか?
村重 咲良だけです。学年は村重のほうが一つ下ですが、同じ年で13歳から一緒に活動していましたから、特別な存在で、姉妹みたいなものですね。
――HKT48卒業を決めた段階で、バラエティーを主戦場にしようと考えていましたか?
村重 一切考えていなかったです。全くのノープランで東京に来て、事務所の人たちからも「どうすんの?」って言われて。正直、何がしたいかも固まっていない状態で、「どうしよう……」ってなったのを覚えています。
――最初にバラエティーで大きな手ごたえを感じたのはいつですか?
村重 2022年に「呼び出し先生タナカ」(フジテレビ系)の出演が決まって、初回放送が終わったタイミングでものすごい反響があって。それをきっかけにバラエティーの仕事がちょくちょく入ってくるようになったので、これはいけるかも、タレントになりたいと強く思いました。
――「呼び出し先生タナカ」では、どういうところが評価されたのでしょうか。
村重 村重的には納得してないんですけど、お馬鹿キャラですかね。テストで最下位になって、気づいたらお馬鹿って言われ始めて……。
――バラエティーにおいて、どういうところが自分の強みだと分析しますか。
村重 頭の回転は早いほうだと思います。もともと人と話すのが好きですし、そこはHKT48時代に鍛えられました。コンサートは人数が多いから、MCメンバーとしてマイクを持てるのは8人ぐらいと少人数なんです。どうしてもマイクを持ちたくて、トーク力だけを磨いていました。
そのときの経験が活かせるのがバラエティーだったし、ずっとテレビに憧れがあったので、何が何でも生き残りたい。それにはお馬鹿キャラだけではやっていけないとも感じていたので、もっと喋れるようになろうと意識しました。
――トーク力を磨くためにやっていることはあるんですか?
村重 具体的に何かを勉強した訳ではないんですが、積極的にバラエティーを見るようになりましたし、とにかく現場では楽しむことを忘れないようにしています。――現在はモデル活動も行い、「TGC(東京ガールズコレクション)」や「GirlsAward」のランウェイも歩いています。グループ時代と比べて、ボディメイクの意識も大きく変化したのではないでしょうか。
村重 昨年は体重マイナス9キロ、ウエストマイナス9.5センチを達成しました。グループ時代も意識はしていたんですが、選抜に落ちたり、アイドルという職業柄、自分の好きなように話せなかったり。なかなか人気も上がらなくて、それがストレスになって太っちゃったこともありました。
さすがに綺麗な状態で卒業したいなと思って無理なダイエットをしたんですが、卒業後に少しずつ体重が戻って。さらに食レポのあるロケが増えたことで、また太っちゃったんですよね。でもTGCやGirlsAwardに出るのに太っているのは恥ずかしいし、リバウンドするのも嫌なので、続けられるダイエットをしようと思って。今はジムに通っています。
――ジムでのボディメイクの効果は違うものですか。
村重 全然違いますね。今までは体重を落としてナンボだと思っていたんですけど、今は筋トレで絞っています。それまで小さかったサイズの服も着こなせるようになったし、モデルとしても自信がつきました。
――体を鍛えることはストレスではない?
村重 むしろ楽しいですね。アイドル時代と比べて、今のほうが断然忙しいんですけど、その中でも自分の中でルールを決めて。たとえば忙しくても時間を見つけて、ジムは週2回マストで行くとか、夜は軽い食事メニューにしてみるとか。習慣化すると、辛くないですし、何より人前に出るお仕事なので、むくんでいたりすると自分でも落ち込みます。お仕事があるからこその体型維持だなと思いますね。
▽『悪鬼のウイルス』丸の内TOEI、イオンシネマ他、全国ロードショー中
村重杏奈太田将熙 桑山隆太 華村あすか 吉田伶香大熊杏優 町田大和 角由紀子 鳥之海凪紗 田中要次
監督・編集:松野友喜人脚本:山本清史 小田康平アクション監督:三元雅芸原作:二宮敦人「悪鬼のウイルス」(TO 文庫刊)
公式サイト:https://www.demon-virus.movie/Instagram:https://www.instagram.com/demonvirus2025/TikTok:https://www.tiktok.com/@demonvirus2025X:https://x.com/demonvirus2025
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