香取慎吾“前”、幼い須賀健太“明”と涙、涙の最終話…再会ショットは36万超いいね！の大反響＜人にやさしく＞

2025.02.04 16:30

2002年に放送されたドラマ「人にやさしく」(2002年、フジテレビ系)の第1話と最終話である第11話が、FOD・TVerで2月7日(金)まで無料公開されている。東京・原宿の街を舞台に、「3ピース」と名付けた一戸建てに同居する前(香取慎吾)、太朗(松岡充)、拳(加藤浩次)という若者3人と、突如見知らぬ母親から「預かってください」の手紙と一緒に現れた小学生・明(須賀健太)が共に暮らす青春子育てグラフィティ。全話を通じて描かれてきた彼ら4人の、年齢や境遇を越えた絆は強く、幼い明と前たちが別れるシーンは登場人物たち皆が号泣するラストとなった。(以下、ネタバレが含まれます)

3ピースの仲間に旅立ちの時が迫る

最終話。これまで「明るく、楽しく、ファンキーに！」をモットーに暮らしてきた前、太朗、拳、そして明だったが、明の母親の所在が一向につかめない。明の通う原宿小学校は間もなく終業式を迎えようとしていた。3学期だけの産休教師・のぞみ(星野真里)は、前の気持ちが分からずに寂しさを募らせる。一方、太朗は銀座に新しく出店するマーメイドの店長に推薦される。春の足音とともに、それぞれの新しい旅立ちのときが訪れようとしていた。

しかし夜になり、「3ピース」に明の母親が自殺したという衝撃的な知らせが入る。明と別れの時が近付くことを感じる前だった。

香取のInstagramに松岡、加藤、須賀が再集結

かわいい盛りの小学生・明が「皆とお別れしたくない。ずっと一緒がいい」とポロポロ涙を流すシーンから後半はずっと感動の連続。笑顔が愛らしい明だが、前、太朗、拳の前ではよく泣いた。前は出会ってすぐの頃に明が「3ピース」から突如いなくなり、警察に保護されて「僕がいたら迷惑なんでしょ」と泣いていたことや、育ちの良い明が拳からヤンチャさを教え込まれ、太朗からは優しさを学んで、どんどん馴染んでいったことなどを振り返る。突然組み合わさった仮の家族だったが、彼らは最高の時間を共に過ごし、心を交わし合ったようだ。

前とのぞみの恋物語にも動きがあり、盛りだくさんな最終話。のぞみは最後の授業で教え子たちに「人にやさしく。これから人生、いろんなことがあるけれど、友達に優しくしてもらったときのうれしい気持ちを思い出してください。そして、どんなときも人にやさしくしてあげられる、そんな心を持っていてください」とメッセージを送り、素敵なタイトル回収シーンでもあった。

ドラマ出演で絆を深めた4人は、良い関係を保ったまま、再会すればまた良い時間を過ごしているようだ。香取慎吾が2024年2月11日に投稿したInstagramには、すっかり大きくなった須賀と共に松岡、加藤ら3ピースのメンバーが写っている。このショットにはドラマファンからも「懐かしすぎて感激！」「須賀健太くんイケメンになったねぇ」「この4人大好き」などのコメントが寄せられ、36万を超える“いいね！”が集まっており、視聴者にとっても思い出深い作品だったことを物語っている。